No.30
- 回答日時:
なるほど。
No.29さんが紹介してくださいましたが、「that = the apology, it = pain」という解釈も、少なくとも世の中に存在してはいるのですね。ただやはり、「痛みは弁明を増大させる」の意味については、依然クリアになっていないという点が問題かと。筆者は、「痛みが哲学的なものにした何らかの解釈」という概念を述べるとすれば、それだけ言われても何のことかよく分からないので、主張の意味を補足してほしいと、読者としては願いたくなります。
けれども No.12 においてご紹介のあった、ご質問の文に続く文章では、ひたすら「『痛み』とは」ということが語られています。痛みとは、妥当性の如何は分かりませんが、人を非情にさせるもので、自己中心的にさせたり、人格を歪めるだけのものなのだそうです。つまり「痛みが解釈を哲学的なものにする」という「現象」については、解説されていないようなのです。
それと。other than that は認められるが、単なる than that だと認められないという理由が、今のところ明確ではないようです。
また、文法的に正しい正しくないと判断する場合は、どのような時代、地域において正しいのかを断っておく必要があるかもしれません。特に、ご質問の文のような特殊な事例では。そうした上で、何らかの文法的な説明が付いたとしても、結果として意味(和訳)が理解できないものになってしまうのだとすると、どんな文法的な説明も、結局は棄却されざるを得ない気がします。
ご回答ありがとうございます。
皆様のご見解を拝見させていただいて思いましたが、ご質問させていただいた英文はやはり特殊な例文と判断した方がいいかな、と思いました。正直ここまで回答数が伸びるとは考えておりませんでしたので><
No.29
- 回答日時:
>No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates.
この一文は「A Wirter's Notebook(作家の手帳)」(by Somerset Maugham サマセット・モーム)が出典ですね。
調べてみたらこの通りの文が載っていましたので、英文に間違いは無いようです。
ところが、
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=c …
には次のような英文と解説がありましたので紹介しておきます。
「 No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates man's character.」
「*~devised than that (that) it elevates: 동격 명사절 that가 생략되었고(同格の that が省略され)」
「that = the apology, it = pain」
「*No more stupid ~ man's character. = The apology that pain
elevates man's character is the most stupid of all the apologies for pain which have ever been devised.
」
以上、参考になれば幸いです
情報提供していただきありがとうございます。
>「that = the apology, it = pain」
このように解釈されている方もいらっしゃるのですね。
内容とは関係ないですが、litsa1234様は英語だけでなく韓国語にも通じているのですね!
No.28
- 回答日時:
いろいろと文法書などを読んでいると面白い情報(説明)が目に入ってくることがあります。
ある米国人言語学者が編集責任者となっている文法書によると「tha fact that ...」の使い方について下記のような記述がありました。
The fact also introduces that-clausees after prepositions (that-clause cannot follow prepositions directly).
1. The judge paid no attention to the fact that ...(○)
2. The judge paid no attention to that ...(×)
「other than that ...」という用法が例外なのだとあらためて思わされます。やはり「other than that ...」全体で前の名詞にかかっていると考えるべきでしょう。
「とりあえず」の後が続かないようですね、sky さん。よほど特別な場合でない限り「同格」の「that」の前の名詞を省略することはないと思われます。
日本人の書いた文法書には「than」の項目で下記のような記述があります。
「比較対象は文法的に同一にする必要がある。」
3. The human brain is larger than THAT of the chimpanzee.
4. Female flamingos have shorter wingspans than THOSE of males.
「stupid apology」と比較されているものは「that(=apology) it elevates」としか考えようがありません。
ある英々辞典には「elevate」に関して次のような記述があります。
In the 1950s the Pop Art movement suggested that art can be found all around us, elevating the design of a can of soup to the level of high art.
すなわち、「elevate」は「アート(=芸術)が、たかがスープ缶のデザインであっても高いレベルの芸術性をもったものに仕立て上げる」という意味を表すことがあるということです。
同じように「it(=pain) elevates that(=apology).」は「苦しみ(という状況自体、またはそれを善意に解釈しようとする行為)が、単なる善意の解釈を深い哲学性をもったものに仕立て上げる」と考えて良いのではないでしょうか。
>No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates.
「これまで考えられた『苦しみ』のどのような解釈よりも、『苦しみ』(を説明するという目的)のために高い哲学性を持つと思われるほど立派になってしまったもの(解釈)ほど愚かしいものはない。」
いろいろな考えがあることは良いことだと思います。それぞれの主張を検証することによって正しい解釈に近づくことができれば、議論も悪いものではありません。もちろん相手への敬意を忘れずにマナーを守ってという条件がつきますが・・・。
私がここで出した結論も単なるひとつの私見でしかありませんが、もしご参考になれば・・・。
ご回答ありがとうございましす。
>よほど特別な場合でない限り「同格」の「that」の前の名詞を省略することはないと思われます。
引用してくださった文からも、省略されることはないのですね。
No.27
- 回答日時:
>One report contained no additional information other than that the patient did not survive, and in two other reports, the pads were not applied to patients.
なるほど。内容にこだわらずに形だけを探せばあるものですね。私としては、問題となっている英文を前提とした英文が紹介されることを期待していたので、このような英文が出てくるのは想定外でした。
すなわち、「other than ...」は「・・・以外の」とか「・・・とは違った」いう意味ですので、ざっくりいえば「(other than) that ...」全体で「additional information」と同格の関係を表していると言っても良いでしょう。
LDCEでは「other than」は「except for a particular person or thing」という説明がなされていて、「used when comparing two things, people, situations etc」という説明がなされている「than」とは明確に区別されています。
>We need no further proof than that this current negotiation is a once in a generation opportunity.
これも「other than ....」と同じで「・・・以外には(さらなる)」と訳す慣用句のようなものですね。やはり「(than) that ...」全体で「further proof」と同格の関係を表すと考えることができます。
言い換えれば、どちらの英文も直前に名詞がなければ用いることができないという点で、質問の英文の「than ...」とは根本的に異なっていると言わねばなりません。いわば、似て非なるものというわけですね。
質問の英文とは関係のない用法の例文が出てくるということはどのように判断すれば良いのでしょうか。ひょっとしたら私の尋ね方が悪かったのかもしれません・・・。
質問の英文を考えるためには、純粋な意味で比較を表す「than ...」を用いた英文が望ましいと思いますが・・・、それは無理な要望なのでしょうか。
No.26
- 回答日時:
とりあえず,2つほど。
We need no further proof than that this current negotiation is a once in a generation opportunity.
http://www.ustr.gov/archive/Document_Library/Tra …
One report contained no additional information other than that the patient did not survive, and in two other reports, the pads were not applied to patients.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15993727
No.25
- 回答日時:
It is an explanation due to the necessity of justifying pain from the Christian point of view.
の意味は,
「それは,キリスト教的な考えから,痛みを正当化する必要があることによる解釈である」
それとは,「痛みが徳を高めるということ(解釈)」と解釈するのが自然です。
>一般人からみたら「Pain is nothing more than the signal given by the nerves that the organism is in circumstances hurtful to it: it would be as reasonable to assert that a danger signal elevates a train.」などということは考えられません。
>だから「But one would have thought that the ordinary observation of life was enough to show that in the great majority of cases, pain, far from refining, has an effect which is merely brutalising. 」という状況になるわけです。
これじゃあ何言ってるのかわかりませんよ。
痛みが徳を高めてくれるなんていう痛みの存在を正当化する解釈ほど愚かなものはない。
痛みが徳を高めてくれるなんて,キリスト教的な考えから,痛みを正当化する必要があることによる解釈である。
(実際は,)痛みというのは人間が危険な状況にあることを神経が伝えてくれるサインにすぎない。
だから,(痛みが徳を高めてくれるなんて言うと)危険信号が列車を高めると主張することも同じくらい合理的になってしまう。
しかし,日常生活を観察すれば,十分わかったはずだ,痛みがそんな上等なものだなんてとんでもなく,残忍な結果をもたらすだけだ。
この英文が使用例であまりにも明確なんですが。
>an author who says that Christians say that “pain elevates,” meaning pain makes people better
からも明確です。
No.23
- 回答日時:
>「that」は同格の接続詞であるという主張にはかなり違和感が伴います。
同格の「that」の前の名詞が省略される例は見たことも聞いたこともありません。適切な使用例があれば教えてほしいくらいです。> お尋ねの英文の「than that it elevates」の中のどこかに、主節で用いられた「S+V」があるとはとても考えられません。どこにも「S+V」を補うことができないことは明白です。したがって、これは「than (S+V) if ...」の英文とは全く異なるものだと言わざるを得ません。これも「than」と「that」という接続詞が続けて用いられている適切な使用例があれば教えてほしいものです。
ご質問者のことを考えるとこのサイト上では他の回答者との議論はできるだけ避けた方が良いのではないかと思っています。
まして、「自分の考えと反対の意見の回答者には猛烈な勢いで、しかも失礼な言葉を用いて書き込みをする」かと思えば、今度は「自分と同じことを書き込んでいる」と相手の存在を認めないかと思えるような不満を述べるような人も存在する状況があるでは、なおさらです。
しかし、「他人の回答を見ないようにしている」とか「無視する」という(たぶん、私に対する)批判をそのまま見過ごすわけにはいきません。
ここでは様々な意見を読ませていただいて参考にさせていただいた上で、ご質問者のお役に立てればという気持ちで回答しています。したがって、他の回答者の主張を読んでいておかしいな思うことも少なからずあるのですが、あえて触れないようにしてきました。しかし、ご要望とあらば、あえて疑問を書かせていただきます。
Sky さん、上記の2つの要望に応えていただければ幸いです。説明や講釈は不要です。「使用例」があるのであればご提示していただければ結構です。
何度も補足していただきありがとうございます。
>ご質問者のことを考えるとこのサイト上では他の回答者との議論はできるだけ避けた方が良いのではないかと思っています。
こちらのことまで配慮していただき恐縮です><ここで回答しておられる方は該博な知識を有しておられる方ばかりなので、私としては「ふむふむ、そういう考えもあるのか~!」と驚くとともにとても勉強になっております。
No.22
- 回答日時:
The fact that S1 V1 is clearer than (the fact) that S2 V2.
こんな風に,比較するんであれば後の the fact は省略するんじゃないですか?
比較構文は省略が行なわれますので,一般に同格の前の名詞が省略されるのを見たことがないというのとは別じゃないでしょうか。
「~ということほど~な事実・意見はない」
どうですか,同格で使えるような名詞でこういう比較構文を作る場合,
「~ほど」の部分は「こと」できわめて自然です。
だから,ある意味同格である 名詞 と that 節が比較級 than をはさんで分かれる
というのが非常に自然な表現となります。
普通には「~ということ」的な that 節が同格の場合には「~という名詞」となってしまうわけですが,
理屈としては fact/idea/apology のような名詞と「~ということ」という that 節が=で同格。
日本語では「~という事実・意見・解釈」と普通はなる。
この同格が分かれて,than の後に that の方を残し,
「~ということほど~な解釈はない」
than の後は that 節で自然なわけです。
No.21
- 回答日時:
私はこういう関係詞でない,名詞節 that(同格も含む)が than の後にくるのがいたって自然に感じます。
同格で用いられる名詞を適当にもってきて(お約束の fact でいいでしょうか)
"no more * fact * than that" で検索してみてください。
"fact than that" でもいいです。
関係詞とは考えられない,いわゆる完全な文が来ている例ばかりです。
たまたま elevates で終わっているのが罪作りとしかいいようがありません。
何か目的語を置いてくれていたらこんな議論を生むこともなかったのに。
何度も補足していただきありがとうございます。
>私はこういう関係詞でない,名詞節 that(同格も含む)が than の後にくるのがいたって自然に感じます。
wind-sky-wind様としては、この英文は自然な感じなのですね。
>たまたま elevates で終わっているのが罪作りとしかいいようがありません。
>何か目的語を置いてくれていたらこんな議論を生むこともなかったのに。
確かにそうですね><またいろいろな人を巻き込んでしまいました><
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