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スキルス胃ガンについて。皆様どうかお 知恵を御貸しください!

母親が早期の胃ガンであることがわ かり、ステージ0の早期であるため内 視鏡手術をうけました。 取ったものを病理検査したところ大 半が低分化?(手術前の検査では中分化だといわれてました)であることがわかり色 んな所に転移するやっかいなものでス キルス胃ガンだと言われました。

ただ、今回の内視鏡手術で取ったガ ン自体をみたがリンパにもいってな いし一応取りきれたと思う、本当に 早期発見で良かったと医者には言わ れました。だが取ったガンのさらに 下に細胞レベルで残っていることも あるかもしれないから予防策で胃を3 分の2取りましょうと言われました。

スキルス胃ガンがその説明の時はいまい ちわからなくて家に帰ってからネッ トで調べてみるとかなり悪いもので あると知りまして驚き戸惑っていま す。

腹膜播種が起こっていると手術 はできないと書いてあったのですが 先生からは何も言われておらず、後 からスキルスだとわかったのにそうゆう 検査をしただいているのかも不安で す…

スキルスだと早期だとしても完治は難し いのでしょうか?そうゆう方はいら っしゃるのでしょうか?? 今の病院の先生には若干の不信感も あり、多分大丈夫だと思う、など曖 昧です。

当方ガンについては知識がなにもあ りません。どなた助けてください、 お願いします…

A 回答 (3件)

人の体は、普通は、ブロック塀や石垣のように、一つ一つの細胞が


集まって、体の部分を構成しています。
これらの特徴は、ブロック塀や石垣のように、一つ一つの
「境界が明瞭である」という点です。
これを高分化型と言います。

コーヒーにミルクを入れると、その境界は不明瞭で、
最後には、どこがコーヒーでどこがミルクかわからなくなります。
これを低分化型と言います。

癌は、この低分化型であればあるほど、悪性度が高いということに
なります。つまり、癌がどこまで正常な細胞に入り込んでいるのか、
わからない……ということです。

スキルス胃癌は、この低分化型胃癌の典型的な一つです。

ですが、早期発見できれば、根治は可能です。

腹膜播種があるのかどうかは、開腹して、状態を見れば、
大体のところはわかります。
腹膜播種になるのは、中期以降ですから、初期の段階で
発見できれば、まず、その心配はないと考えてよいです。

後からスキルスとわかった……
というのは、普通に起きることです。
肉眼で普通に見ただけでは、なかなかわからないのですよ。
だから、顕微鏡を使って、染料で細胞を染めて観察してはじめて
どのような癌なのか、どこまで浸潤しているのか、
ということがわかります。
検査の段階では、あくまでも、目安なのです。
確定は、手術をして、断片を、顕微鏡で観察しなければ
わかりません。

ご母堂様のご回復をお祈り申し上げます。
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少し説明に対して誤解があるようです。



言葉の整理をしておくと
「未分化癌」
分化とはほんらい生物学の用語です。一個の受精卵が分裂して姿を変え、ある細胞は神経細胞に、ある細胞は筋肉細胞へなどと種々の成熟した細胞に変化していきます。もとの受精卵とは似てもつかぬ細胞へ変化するわけです。このことを「分化」といいます。 医学の腫瘍学の世界ではこの言葉を借りてきてつかいます。癌化とはいったん正常の目的に細胞に分化した正常な細胞が何かの原因で本来の細胞の姿を失うわけです。癌化=脱分化です。病理の専門家は採取した癌細胞を見て本来の細胞の形に近いものを分化度が高いといいます。元の形が残っているということです。その程度が低くなりつれ、中分化、低分化、未分化となります。

高分化型癌の方が「局所にとどまろう」「粘膜面から盛り上がろう」といった性格があり、未分化は「細胞がばらばらになって転移しやすい」「粘膜面から奥の方へ浸潤していく」という性格が強くなります。同じくくらいの大きさなら高分化癌の方が未分化癌より癌としておとなしく、転移がすくないのです。

「スキルス癌」
スキルスとは硬いというくらいで理解でよいです。癌の進展様式の一種で、癌細胞がかたまりをあまり作らず、粘膜から筋層に広がり硬くなって柔らかさがなくなった状態です。硬くなるくらいですからある程度まとまった癌細胞があるので早期癌にはありません。未分化癌の一部がこの形をとって進展します。

「内視鏡治療」
内視鏡で治療できるのは粘膜のみです。大きさ2cm以下で潰瘍のない分化型粘膜内がんは完全切除されればリンパ節転移がないことが過去の手術例の解析からわかっているのでそれで治療終了です。未分化癌が粘膜内癌でもリンパ節転移があるので追加手術が原則です。ただし、未分化型でも2cm以下で、潰瘍のない、未分化型、粘膜内がんはリンパ節転移は頻度が少ないので手術しないという選択もあるとなっています。 


今回のケースは、おそらくは 早期の胃癌であって、内視鏡切除したところ、完全切除であった。回収した組織の一部に未分化癌があった。そのためにリンパ節転移などが否定できないために追加の外科手術を薦めらられたのだと思います。
スキルスに関しては治療しないで放置したらそうなっただろうという説明であったのだと思います。

参考URL:http://www.jfcr.or.jp/cancer/type/stomach/001.html
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こんばんは。



お母様ご心配ですね。私の知人で、スキルス胃がんで胃を摘出し、それから19年たちますが、元気に生活している方がいます。

希望を捨てず、気持ちをしっかり持って、お母様を支えていかれてくださいね。

ご快癒をお祈りしています。
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