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60代前半の初老男性です。実は、私には一つ歳上の妻のほか、15歳の時から現在に至るまでずっと恋し憧れているニつ歳上の恋人がいます。今回ご相談したいのは、こんな状況が常識的にどこまで許されるのか、それを知りたいのです。出来れば、中高年の女性の方のご意見をお聞きしたいと思います。
先ず、どうしてこんな状況になってしまったのかを、以下にご説明します。

私は高校1年の時、受験準備のため学習塾に通い始めました。小さな塾でしたが、其処で上述の恋人に出逢ったのです。彼女は当時、高校3年で大学受験のために来ていました。最初に見掛けてから、その美しさ、清楚さ、聡明さ、そして優しい眼差しにスッカリ恋をしてしまいました。当時は、彼女も私も将来は医者になろうと勉学に励んでいました。彼女が最初の受験に失敗した頃、私は思い切って彼女を喫茶店に誘ってみました。誘いを受けてくれた彼女とは、それ以来、月に2回くらいの頻度で近くの喫茶店で逢っていました。受験の同志として悩みや試験問題の話などが、毎回の話題でした。当然、素直に恋心も打ち明けましたが、彼女からすると私が2つ年下のせいか、当時は単なる素敵な好青年に過ぎませんでした。それでも彼女に対する強い憧れは全く変わることはありませんでした。

そして数年が経ち、私は医学部を諦めて国立大の薬学部に入学し、彼女も有名私大の哲学科に在籍していました。この頃の2人は、互いに東京での大学生活を満喫し、互いの存在を忘れ勝ちでした。あとで彼女に聞いた話では、この頃の彼女は、信じられないほどモテて、逆に男性不信になっていたようです。

更に数年が経ち、私が大学4年の5月、気がつけば私には彼女が出来ていました。妻となる女性でした。むしろ熱心なのは彼女の方でした。それでも落ち着いた雰囲気の女性で、偶然に上京していた母親に紹介したところ、私以上に気に入ってしまい、直ぐの結婚を強く勧められたのです。躊躇しつつも、完全否定する理由も無く、流れで9月に婚約をしたのでした。結婚式を卒業直前の翌年3月とし、準備を進めることにしました。そんな折も折、結婚式直前の1月に東北線の電車の中で、信じられないコトが起きました。その哲学科へ進んだ憧れの女性に出逢ってしまったのです。しばし我を忘れて、夢中で話し込んだのは当然のコトでした。彼女は哲学科を辞め、最初の夢を実現しようと医学部に入り直しているコトも知りました。この出逢いが私の中で眠っていた彼女に対する 強い情愛を思い起こさせ、同時に、逞しく成長した私に対して彼女が恋心を持っているコトも知ったのです。私はこの時ほど、人生を悔いたことはありません。もちろん、私が婚約中であるコトは言い出せませんでした。その時から結婚式までの2ヶ月間は、まさに地獄でした。『命を賭けて覆す』とは演歌の歌詞ですが、それを実行しようと試みたのでした。しかし現実は厳しく、私の実家は地元では名家で、内科医をしていた父は周りの人に私の結婚を言いふらし、日に日に追い詰められて行ったのです。そして、もがいた挙句に出した答えは、親が望む通りに結婚するコトでした。そして即座に、近く結婚する旨を、医師を目指している彼女に伝えました。絶句している様子が電話の向こうから伝わってきて、暫く受話器を切るコトが出来ませんでした。誠に辛い時期でした。この時、私は25歳でした。

そしてその後まもなく、妻と結婚し、数年後には子供も2人産まれ、ごく普通のマアマア幸せな家庭を築きました。起伏は在ったものの忽ち25年くらいが過ぎ、50歳を過ぎたころには子供達も独立して行きました。私は私で社会的に成功し、一流医薬品メーカーの幹部となっていました。彼女のコトは度々思い出しましたが、それ以上のコトはしませんでした。

大きな変化が訪れたのは、52歳の頃でした。或る医学系学会に情報集めの目的で参加したのです。当日、講演プログラムを見て、衝撃を受けました。演者の中に、あの懐かしい名前があったのです。15歳から憧れ続け、25歳の再会で愛を確認し合い、そして断腸の想いで別れた人の名前が、そのプログラムにあったのです。今は国立病院の病棟部長として活躍していました。その夜に誘い出して逢い、まだ彼女が独身であるコトを知ったのでした。一緒に酒を飲み、2人はその夜に初めて結ばれました。すっかり燃え上がり、新たに妻に全てを打ち明けて、別れを切り出そうと決心しました。財産は全て妻のモノとする条件でした。そして1ヶ月後、実行に移したのです。妻は、最初は激しく取り乱しましたが、一夜開け、冷静さを取り戻しました。そして言うことには、『何十年もの間、私に内緒で苦しかったでしょうね。でも、私は貴方を大好きだから失いたくない。どうか、そのヒトと二度と会わないと約束して、お願いだから!』との返事でした。私は何度も何度も悩んだ末、結局、折れて、妻との約束を守ることにしました。

そして更に10年ほど経った昨年、彼女の勤務する国立病院のHPから、彼女の名前が消えました。定年退職して第2の人生を見つけたようです。それを機に、半分枯れてしまった人生の最終章で、再びメールのみの交流を再開しました。妻には内緒でした。何れは逢うことになるでしょうが、枯れた初老同士、昔とは違った付き合いになるでしょう。

そして今、実は、私は難病に罹り、2ヶ月間も床に伏せ、闘病生活を続けています。治療が終わっても、車椅子の生活が待っている可能性が高く、バチに当たったのかと思ったり、もっと正直に行きたかったと思ったり、還暦を過ぎてなお、迷い惑う人生です。

以上が顛末ですが、中高年の女性から見て、私は許される範囲でしょうか、ご意見をください。

A 回答 (11件中11~11件)

世間一般的な回答とすれば



単なる浮気ですよね
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