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法規には、けっこう詳しいつもりでいます。メディアの表現に、とても違和感を
覚えています。私の法規に関する知識が甘いのか、メディアが変なのか、
とても戸惑ってます。

農薬混入事件の容疑者の職業を、ほとんどのメディアが契約社員と書いてい
ます。通常、労働契約には期限の定めのない労働契約と、有期契約がある
だけで、正社員と契約社員っていうわけ方は、事件の容疑者の職業表記と
して正しいのかあなと・・・。正社員として安心を与えなかったために、言い変える
と契約社員という処遇が不満だったからこんなテロ行為をしたという結論あり
きの報道のような気がしてなりません。もちろん、望んで契約社員として働く人
は少数で、正社員より処遇が一般には低いという現実を否定するつもりは
ありませんが・・・正しい表現なのか、世論誘導なのか・・・ご教唆下さい。

A 回答 (9件)

まず、ニュースは、法規上の表現ではなくて、日常的に使われる表現を使うべきです。

したがって、法規上の表現がどうなっているかは、今回の件には全く無関係の話です。

法規上の表現であれば、「社員」というのは、「正社員(期限の定めがない雇用契約を結んでいる労働者)」と、「契約社員(有期契約の労働者)」の総称でしょうが、
日常的に使われる表現では、
「社員」という言葉は、通常、正社員(期限の定めのない雇用契約を結んでいる労働者)のみを指しています。
日常用語での、正社員と契約社員の総称は「従業員」です。

したがって、「契約社員と特定しないで、総称としての従業員という言葉を使うべき」、という主張はありだと思いますが、
「契約社員ではなくて社員という言葉を使う」のは、視聴者の誤解を招くのでダメです。「社員」という言葉を使う報道機関があるとすれば、それは、それこそ、「視聴者に正社員であると誤解させること」を狙っている、としか思えません。
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この回答へのお礼

喉に刺さっていた骨の一本がとれたようなスッキリ回答・・・
深謝いたします。

日常の社員は正規雇用なんですね。きっと書かれている記者の
人たちもその感覚なんでしょうね。

私は常日頃、「非正規雇用」という言葉が大嫌いです。考えすぎ
かもしれませんが、不良品のような感じを受けます。だから働いて
いる人に失礼な印象を持ってしまうのです。しかも、二年前の調査で、
すでに働く人の1/3以上ですので、もしかしたら現在は半分に迫る
状態かもと思っています。まあ、そんな憤りをふだんもっている
ので、今回の報道も「契約社員」という表現に違和感を感じたのかも
しれません。勉強させていただきました。

お礼日時:2014/01/28 21:43

正確な表現は「労働者」です。


http://www.houko.com/00/01/S22/049.HTM#s1
(定義)
第9条 この法律で「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。

ただ、労働者という単語は共産主義を連想させるので、資本主義者は使いたくないのです。

会社員、正社員、従業員なんて単語は1つも出てきません。
社員というのは持分会社における出資者を意味します、w
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E5%88%86% …

という事で、俗称ですからテキトーでいいんです。
その、、会社では契約社員という身分だったのでしょ?
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この回答へのお礼

まあ、定義された言葉が適当でないから、その辺の言葉を使って
いるわけで、そうとんがるなという解釈でよろしいのでしょうか・・・

ある意味、一番の正論だと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/28 22:30

 むしろ問題点は「会社員」と呼ぶ方にあると、僕は考えています。


会社が雇用契約を結んだ段階で、被雇用者は「従業員」と定義されるはずです。
 これに対し「会社員」というのは、他の公務員や自営業者などと比較対照される概念といえるでしょう。
「正しい」という言葉はそれ自体が一種の曲者でして、何を基準とするのかが明確に規定もされない限りでは安直に使うことのできない表現ともいえます。
 そして「職業表記」との問題で言えば、雇用主から給与の支払いを得て生活している労働者全てを会社員と呼ばねばならないとの話にもなります。
 実際に僧侶なども現在では所属する寺院や宗教法人から給与の支払いを得ているケースが殆どであり、雇用との視点からすれば、彼等も会社員となってしまいます。何かおかしな話になってもきます。
 また同時に「労働者」と説明するならば、これは経済学上の概念となり、一方で社会学上の階層概念に類似するものと考えることもできます。
 むしろ「従業員」として括れば、そこで正規雇用と非正規雇用に区分もされ、容疑者は後者に属するとのスッキリとした説明になると存じます。
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この回答へのお礼

前回答者の方にも勉強になったとお礼を書かせていただき
ましたが、「スッキリとした説明」というご感想に、自分
の感覚が少数派かもと反省できました。

なお、ご参考までにですが・・・給与所得と雇用は関係
ないです。宗教法人の役員の役員報酬も、一般企業の取締役
(社長や役員)の役員報酬も税法上の取扱いは給与所得
ですが、その給与から雇用保険料を支払っていわゆる会社員
になることはできませんので・・・・。もちろん、大きな
お寺の境内で掃除している若いお坊さんは、宗教法人の
ご従業員さんで、失業保険の対象者である場合が多いです。
サラリーマンであり、労働者でありますが・・・でも宗教法人
にお勤めの方を新聞が会社員って書くのは、ご指摘の通り
違和感があるっていうか誤りですよね。む、む、難しい・・・。

お礼日時:2014/01/28 22:00

いわゆる「正社員」「正規雇用」との区別上、「契約社員」と表現しているだけでは?



それを区別せず、「アクリフーズの社員」と表現しても、契約社員であろうが正社員であろうが、社員は社員なので、別に間違いでは無いですけど・・。

しかしその表現では、「事件の真相」やら「動機」などの、ニュアンスが伝わりにくいですよ。

言い換えれば、それらを説明する際には、結局「この社員の労働契約は、正規雇用では無く、契約社員であり・・」などと言うことになるでしょう。

従い、世論誘導などの意図と言うよりは、「合理的」な表現かと思いますが。

あるいは、世論誘導であるとして、誘導の方向性が全く見えません。
従業員による犯行とか、容疑者のやや特異さなどから、ニュース性があるせいか、事件そのものを連日、それなりに時間を割いて取り扱ってますので、「契約社員」と表現する程度のことが、スポンサーへの配慮になっているとも思えません。

それよりは、マルハニチロの回収やその公表が遅い点への指摘が少ない方が、遥かに気になります。
日本のメディアは、企業不祥事において、社長の辞任を一つの節目にしており、社長が辞めるまで徹底的に叩きますが、マルハの様に、早々に社長が潔く辞任すりゃ、それで企業責任の追及の手が緩む点が問題です。

社長ら(マルハ,アクリ」の辞任の弁は、「社内から容疑者が出たこと」を辞任理由としていますが、そんなモン、社長が辞任する理由では無く、詭弁です。
本来は、「自主回収やその公表が遅れたこと」であり、それが事件の拡大や、容疑者逮捕の遅延化を招きましたので。

法律にお詳しいなら、余り枝葉末節に拘らず、本質とか上位概念でお考えになった方が良いですよ。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。会社のあるべき生産管理体制、
あるべき対応などは、真剣に議論されないといけないことで
すよね・・ご指摘はごもっともです。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/28 21:23

>私の違和感は、なんで容疑者を会社員とか社員


>とか、書かないのだろって不思議なのです。

私も、その点に関して違和感を覚えています。

正社員であっても契約社員であっても、
企業との間で何らかの雇用契約を取り交わしている人間、
という意味では同じですから、単に「会社員○○容疑者」で
よいのではないか、と思います。

仮に、その事件の容疑者が正社員だとしたら、おそらく
「正社員○○容疑者」という報道はないと思います。
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この回答へのお礼

同じ感覚の方がいらっしゃって少しほっとしてます。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/28 21:21

>正しい表現なのか



世間では、そのような認識が一般的です。
最もわかりやすい表現をとっているに過ぎないと
考えてもいいのかもしれません。

自分の場合は、本人が否認しているにもかかわらず、
警察が逮捕したというだけで、本人のプライバシーまで
おもしろおかしく、いかにもこんな人だから
このような犯行を犯しました的な報道のほうに違和感があります。
冤罪だったらどうするのよ。と思わないんでしょうかね。
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この回答へのお礼

有名司会者の息子さんの件じゃあ、親の方ばかり報道されて
いて・・事件そのものは放っておかれたのがついこの間です
よね・・。日本の裁判は時間がかかるから・・・私には犯人
扱いか容疑者として抑えているのが良いのか・・・意見でき
ません。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/28 21:20

事件を、類型に当てはめて報道することが一般化していますからね。


世論を誘導するとまでの意図はないでしょうが、その方が視聴者(読者)も納得するということではないでしょうか。たくさん起こる事件の背景をいちいち分析していられないし、とりあえずそういう解釈を与えてそれで終わりにしたいということでしょうね。

おっしゃるように「契約社員」という呼び方が、今回便利に使われたという点は否めないように思います。
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この回答へのお礼

便利に使われた・・・なんてうまい表現・・参りました。
私のように怒って読むのは大人げないのかも・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/28 21:18

契約社員の場合は、毎年1年間の有期契約で雇用契約を結ぶ例が殆んどです。



それに対して、正社員の雇用契約は原則的に定年の年齢に達するまで契約更新は行わないが、60歳定年後も雇用延長制度を利用して65歳まで働く意思がある者については1年毎に雇用契約を結ぶ契約社員としての雇用になります。

従って、65歳の年齢に達する前に体力や気力の衰えが見られ業務に支障を来すような者については翌年度の契約更新をしないことで、雇用契約が打ち切られ事実上の解雇になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私の違和感は、なんで容疑者を会社員とか社員
とか、書かないのだろって不思議なのです。

お礼日時:2014/01/28 18:22

普通期限がある労働契約の場合を契約社員と呼びますよ。


法律的にはどうなのかは知りませんが、私の場合は1年契約でした。扱いとしてはざっくり月のいいくらという物でボーナスも交通費も失業保険も社会保険もありませんでしたよ。
請負仕事みたいな感じでしたね。

まあ、マルハニチロの場合はどうなのかは分かりませんが、契約期間があった社員という事で契約社員と呼んでいるのでは?と推察されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

恣意的なものを感じて質問させていただきましたが、意外とあっさり
受け止めるのものなんですね。少し反省中です。

お礼日時:2014/01/28 21:16

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