プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近(通販などで)よく耳にするダイレクトマーケティングですが、
あまりにも広義で、雲をつかむような感さえあります。

1.そもそもビジネスモデルは確立されているのでしょうか?
(常に変化変幻してつかみどころがないのか?)

2.発祥はアメリカ?

3.日本の第一人者は?(いくらでもいるのか?)・教科書となる本はあるものなのか。

4.まだ日本でTOPシェアと呼べるところはないのか?

5.ダイレクトマーケティングとはそもそもビジネス界でどの領域になるのか

詳しいかたいらっしゃいましたら見解お伺いできれば幸いです。

A 回答 (1件)

どうもこの言葉、私の知る手法と比べて、日本の情報はうさんくさいので、本気で調べてみました。



言葉に踊らされているように思いますが・・・Direct marcketingは、さして凄いものではありませんよ。言葉としては、そのままの意味ですし・・・。言葉としては昔からある言葉です。日本で使う人が増えたのが最近であるため、どこかでそれを高い価値に変化させた企業や、団体、広告会社などがあるのかもしれません。


日本でも記事などになりつつありますが、この言葉が使われるようになった最大のきっかけは、
そもそも、Direct Marketing Association(ダイレクトマーケティング協会/元はダイレクトメール協会・発祥は確か米国)という団体が、欧米とアフリカなどにあるのですが、その協会に属する団体がこの手法の良さを訴えるために、活動を行った結果、徐々に言葉として使われるようになったマーケティング手法の概念だからです。

実は、悪い意味合いでダイレクトのつく販売手法が、使われることも増えています。よくあるのはダイレクトメールです。まあ、悪いダイレクトメールはEメールにおけるスパムメールかな。また、テレマーケティングによる問題などもあります。

これらについて、上手に是正を行い。正しい運用をするとともに、法的に直接的な顧客(主に消費者だが法人間取引も含まれない訳ではない)との接点に対して厳しい措置(政治的、法的な圧力)が行われないように、活動もするのが目的という点があり、組織されているのがこの団体です。

ちなみに、今ではWeb広告などもダイレクトマーケティングで、GoogleやYou Tubeなどで検索履歴連動型の広告が出るのも、このマーケティング手法の一つで、ある相手に対して特定される情報(個人の氏名、住所、年齢など)から、店舗などを介さず直接的にマーケティング(消費者として効果の得られると思われるサービス活動)を行うことも伴います。その関係性をできる限り保つことで、より有益な情報の共有と消費者ニーズにあった商品を直接提供できるようになりますから、一種の理論のように見る人もいます。

また、企業同士の場合は広告活動などにおいて、タッグを組んで町中で複数社がイベントをするなどもダイレクトマーケティングの手法とする場合もあります。

至って、当たり前のマーケティングですが・・・こんなこともと思うでしょう。この中に協会に参加する企業の関わるアイデアやノウハウなどが伴うと、ダイレクトマーケティング協会の活動となり、そのマーケティングの一部になるのです。日本では協会はなく、それがあたかも専門手法のように考える場合が多いのですが、それを知ると、どういうことか、なぜ雲をつかむほど(厳密には雲よりも無数の星を束ねるようなものです)かがわかるのです。

欧米の国では、法律的に自由と権利というものがロビー活動によって、大きく左右される場合も多いですから、こういう団体を組織し、言葉や内容の普及活動を行うことで、イメージ戦略を高め、法規制などを押さえることもしばしば行われます。しかし、日本では今の段階では、ない(はずの)団体ですから、それをマーケティングに使うには、意味合いを与える必要があります。

そこで、意味合いの断片を切り出して、輸入したのではないでしょうか?それをしたはよいが、そもそも団体の名称からくる言葉で、その活動の広さが広がるにつれ、含まれる内容が増えますから・・・。切り出す人がばらばらと多くの場所で持ち出せば、意味合いが薄くなり使うのが難しくなります。

それが今の状況かもしれません。

最後に、ダイレクトマーケティングの言葉は、1967年にレスター·ワンダーマンによって命名されました。
本来の意味は、買い付けた品物を、直接消費者に売るという意味で、中間の問屋や商店を介さずに売る(通信販売を行う)ことで、販売にかかる経費を押さえ、品物の価格を大幅に削減する手法など、本当に簡単な意味合いでした。

そして、この中で、自助努力で悪徳業者を減らす活動をしたりすることで法的な規制を押さえたり、キャンペーンを売っているのが、協会。

そして、その協会活動の範囲にある、消費者に直接伝わる手段やそのノウハウが今ではダイレクトマーケティング。

日本では、言葉だけしか知らない人が多いため、結果的に凄い新しい物に見えてしまいますが、根本は、無駄な中間搾取を廃して直接ものや情報を売買いすることで、年々変化する部分はあります。
また、現在はスマートフォンの普及に伴い、それが当たり前になりつつあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。通販がイメージしやすいですね。

もうすこし私も調べてみます。

お礼日時:2014/04/20 15:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!