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自分の家族について人に話すときは敬語を使わない。
たとえば、自分の母親をのことは「母が」と言って、「お母さんが」とは言わない、と思っていましたが、
最近テレビや身近でも、「お母さんが・・」と言ってる人を見かけます。

ごく親しい間柄ではなく、テレビでのインタビューとか、バラエティー番組とか、会社内での会話です。
子供ではなく、ちゃんとした社会人です。

30代の人が「おばあさんが・・」と言ってるのを聞いたことがあります。

外部からの電話に、「部長さんは出かけていらっしゃいます」と答えてるのを聞いたこともあります。

たまたま敬語を使えない、非常識な人達だったのでしょうか?
それにしては非常識に出くわすことが多すぎる気がします。

自分の身内の話を外部にする時は「さん」をつけない、敬語は使わない、というのはすでに消滅した常識でしょうか?

A 回答 (8件)

「自分の家族について人に話すときは敬語を使わない」


これはなぜか?
を考えることによって、ある程度の納得はいくでしょう。
ざっくり言うと、他人に話す際には、身内の間にある上下関係までさらす必要はない。
そして、相手に対する敬意(上下関係)にだけ集中するのが、相手に対する礼儀だ。
ということになるのだと思います。

ただ、普段の自分が持っている上下(敬意)関係を一旦保留して、相手に対する礼儀だけに集中するためには、一応の精神的な余裕が必要になります。
大げさに言えば、自我の確立されている人でなければ、相手に対する配慮が難しいわけです。
「部長さんは出かけていらっしゃいます」にしても、「わたしにとって部長さんは大事な人なんだから尊敬語を使って何が悪いの?」てなもんでしょう。
相手の立場に立ってみた場合、社員として自分がどのように見られているのか、ということまで思いが及ぶゆとりが無いわけです。
むろん、教育の問題もありますが。
推測ですが、おそらく、謙譲語2なども使いこなしていないような気がします。
「聞き手に対して丁重に表現する? なんで?」といった具合。
まあ、非常識といえば非常識なのですが、未熟な人々が増えている、という事実として捉えるほうが本質に迫ることはできそうです。
最終的には社会的な問題に帰趨するでしょうが、テレビなどの影響も大きいでしょうね。

今回、例に挙げられた敬語に限定して言えば、敬語が使えれば、つまり自我が確立していれば、それで良いというものではありませんが、敬語が使えないのは精神的な未熟さの結果である、と言って差し支えないと思います。
ただ、会社や家庭、あるいは学校などでしっかりと伝えていける人が減っているのかもしれず、当の本人たちを責める気にはあまりなれません。
一旦、覚えてしまうと、聞き手だけではなく、話している本人も気持ちよいはずなんですけどね。
まあ、若い人でもきれいな敬語を操る方は、そこそこいらっしゃいますし、そう悲観したもんでもないでしょう。
   
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この回答へのお礼

敬語を使いこなすには精神的余裕も必要というご指摘、参考になりました。

ありがとうごいました。

お礼日時:2014/05/03 23:57

>>◇すでに消滅した常識でしょうか?



まだ、残ってはいます。
ただ、日本人の国語力が衰退していることは事実ですね。
「父」や「母」の他にもありますね。
よく、番組宣伝に出ているタレントが、「今夜7時からですので、是非、見てください」などと言います。
「そこは、見てくださいではなく、ご覧くださいだろう!」と、テレビに向かって毒づいています。

常識の欠如や、国語の力が低下しているように思いますね。
最近、小学生に英語を教える風潮がありますが、英語を教えるよりも、ちゃんとした日本語を教えるのが親の務めでがないでしょうか?
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この回答へのお礼

日本語はとりわけ敬語については難しい言語だと思います。

古本屋の「お売りください」も、最初は奇異に感じましたが、今では普通に通用しているようですし、多くの人が使えばそれが正しいとなってしまうのが言語だとは思います。
少数派になった側が耳馴れるしかないのでしょうね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/01 11:02

一般的なルールであって、杓子定規に考えるべきではないと思います。



時と場合により生きた言葉として使えればそれでいいではないですか。

>ごく親しい間柄ではなく、テレビでのインタビューとか、バラエティー番組とか、会社内での会話です。

テレビでのインタビューであっても、その内容で言葉遣いがちがうでしょうし、
バラエティー番組であっても、その内容で言葉遣いがちがうでしょうし、
会社内での会話であっても、仕事でのことか、雑談でのことか、相手はどのような人かで言葉遣いがちがうでしょう。、
それぞれ違うわけだから、一律に考えない方がいいのではないですか。
勿論、原則は踏まえておくべきでしょうが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/01 10:51

 身内から尊敬されるといっても、それは単に狭い蛸壺の中ですごすだけならば通用もしますが、何れは馬脚を現す形ともなりますので、一概に

そうであるとも断定できませんね 笑
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/01 10:51

 まあボキャブラリーの貧困なのは非常識というよりも、言語感覚の欠落と呼ぶべきでしょうね。


相手から「お母様は~ですか」と聞かれたなら「母は~」と返すのが普通の言語感覚ですが、もし返す側に「母」との語彙がなかったなら、それもできないはずです。
 会社に掛かってきた電話で上司を呼び出す際には「電話の相手」が主体ですから、その相手に対し自らの関係者をそれ以上の地位として敬語を使うのは、相手に対する非礼ともなりますから、その時点で常識も疑われます。
 「○○部長さんはお出でになりますか?」「生憎とただいま○○は席を外しておりますので、戻り次第こちらからお降り返させていただきます」位が普通でしょう。
 要はその人が自分を社会の中での立場を理解できないほど学力が低下しているとの現実でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>言語感覚の欠落と呼ぶべきでしょうね。

たしかに、言葉は感覚の部分は大きいですね。
多くの人が使い、耳が慣れてしまえば、それが「正しい用法」になりますからね。

参考になりました。

お礼日時:2014/05/01 10:36

基本的には賛成です。

ただ、状況によりけりの部分があると思います。店員と客のような場面で敬語が使えないのは、恥ずかしいものです。しかし友達同士なら、敬語を崩すのもありで、使い分けができるのが、言葉の使い方が巧いとおもいます。
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この回答へのお礼

状況で言えば、たとえば、

テレビ番組で出演者が、「ボクはお母さんによく言われるんですが、・・・」などという言ってるのを聞くと、ひどく子供じみて聞こえて「あなたいくつ?」と思ってしまいますが、お友達キャラだから、ということなのかもしれませんね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/01 10:50

こういう質問を見ると、杓子定規に身内に「さん」付けしない自分が、むしろ恥ずかしくなりますね。



確かに客や上司や取引先など、もっと他に敬意をはらうべき人がいる前での身内の「さん」付けは、礼儀に背いていると思います。

が、質問者さまが挙げるような、たかがインタビューや、社内での会話、挙げ句の果てにバラエティー番組ごとき、観客や聞き手、ましてや視聴者なんかより、よっぽど身内に敬意を払うべきだと思います。

こんなのを非常識と断ずる人間にはなりたくないものです。
またきっかけは無知かもしれないけど、とっさに身内を尊敬できる人間に、そしてとっさに身内から尊敬される人間になりたいものです。

変に現代文の成績が良かった僕ですが、あまりの杓子定規は見識を狭くするようです。
むしろ、反省に値します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/01 10:32

身内にさんづけは、正式な場以外はなんともほほえましい。

「部長さん」は本来ダメだが、下っ端の社員が言う分には、相手もそれほど違和感を感じない。あくまで、個人的見解ですけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/01 10:31

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