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私が日本の中学・高校で英語の授業を受けてから、もう半世紀が過ぎようとしています。

こちらの英語カテゴリーの質疑をみていると、その頃から、英語教育の様子はまったく変わらず、文法主導のように感じ、どうして、もっと会話に重点を置かないのか、不思議に思っていたのですが。。。

ふと、日本人には、文法主導のアプローチのほうがあっていて、例えば下のような例文でも、どうして大根に不定冠詞がついて、学校にはつかないかなど、説明がないとわかりにくいのかも。

”学校の帰りに、大根買ってきて”=Pick up a daikon radish after school.

文法なしの丸暗記では、混乱が深まるばかりなのかも知れん、と思い始めました。文法をきちんと説明されると、ようやく質問者さんが納得される展開が多いですね。

文法主導の英語教育は、日本人には最適な教育方法なのでしょうか。ご意見をいただけると幸いです。

A 回答 (7件)

 これは「話されていない」言語の意味を読み取る、と言う日本の、地理的な立場から、はじめは、漢文、それを踏襲した漢学英語の伝統が残っているためではないかと思います。



 漢文は、返り点などで語順を日本式に替え、漢字に「訓読み」という、翻訳法を加味して、統語法と語彙の変換によって、外国語の意味を理解した、わけです。

 それと同じ方法で、オランダ語や英語も処理する伝統が、幕末から、明治にかけて根をおろし、学校教育の外国語教育の方法として確立したのではないでしょうか。

 ただしヨーロッパの言語は形態論を必要としない漢文とは勝手が違うので、返り点で処理できた統語論に加えて形態論(文法)が必要になり、今に至っている、と言うことなのでしょう。
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この回答へのお礼

”外国語教育に関する一考察”下さり、ありがとうございます。

漢文。。。あれだけ、勉強したのに、中国語を一言も話せないのも、なんだかなぁ、という気もします。ニイハオ、だけで、ご機嫌いかが、も、おやすみ、も、知らないですから。

そうですね、漢文という大きな問題が目の前にあったときに、”返り点をつけてやれ”という解決方法をとって、それが千年以上続いてしまった現実がありました。

ひらがな・カタカナ・漢字混在の言語をアルファベットの言語に鋭意、変換しなくてはならないので、それが、SPS700さんのおっしゃる所の統語論+形態論となるのでしょう。

なるほど、なるほど。日本の文章に直すための方法が、文法でしたか。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/09 05:24

 #1です。

忘れ物です。大切なご質問にお答えするのを忘れていました。

1。文法をきちんと説明されないと理解しづらいですか。

 いいえ。

2。文法主導の英語教育は、日本人には最適な教育方法なのでしょうか。

 その日本人が英語教育を何に使うかで決まると思います。僕は日本人で、英語は単なる道具ですから聞いたり読んだりする物が分かって、言いたいことが言えれば簡単な方がいいと思っています。
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この回答へのお礼

補足のご回答、ありがとうございます。

スペイン語を習い始めたばかりなのですが、日本語から変換するよりも、英語からスペイン語にたどり着くほうが100倍以上簡単なのです。

それでも、アメリカ人で、他言語を話そうという人は希少です。それを思うと、日本人は、偉い、と思うのです。ただ、文法を抜きに、日常会話を先にして、そこから、読み書きに移ったほうが、効率が良いよう感じたのですが、文法抜きでは無理かもね、と思う、最近の私でした。

再びのご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/09 05:32

>文法をきちんと説明されないと理解しづらいですか。



私の場合は「いいえ」ですが、これには事情があります。私は日本で英語教育を受けていないからです。
小学校を卒業すると同時に英語圏に渡り、社会人になるまで海外に住んでいました。そうした意味で、最初の頃こそ周りで起きていることが何が何だかさっばり分からなかったものの、結果的にはネイティブと机を並べて授業を受けていたわけです。

しかし私のような境遇の下にいる日本人は、増えているとはいえ、まだ希な存在だと思います。そうした意味で、文法の習得は、一定レベルの英語を習得する上では近道だと思います。但し弊害もあります。余りにも文法という名のルールに支配される(縛られる)が故、言いたいことも言えなくなってしまう、ということです。特に日本人は真面目ですから、何かを表現しようと思っても、それが文法に照らして不確かであれば、それを表に出すことを躊躇するきらいがあります。これは「文法第一主義」が招く不都合とも言えます。
勿論、日本人の中にも、文法など気にせず、ブロークン覚悟でズバズバ英語を話す人もいます。私の経験からすると、こういう人ほど、英語でのオーラル・コミュニケーション能力は高いです。

>”学校の帰りに、大根買ってきて”=Pick up a daikon radish after school.

ネイティブの中で、冠詞を意識する人は恐らくほんのごく僅かだと思います。何故なら彼らは文法に則って英語を身につけているわけではないからです。日々の生活、コミュニケーションをとる中で自然と英語を身につけている彼らにとって、文法は後付けなわけです。不定冠詞だろうが定冠詞だろうが、それは「感覚的に」出てくるものです。他方、英語を母国語としない日本人の場合は、文法から英語に入らざるを得ません。つまり英語を「感覚で養う」代わりに、「理屈で克服」しなければならないのだと思います。それ故に日本人が学ぶ英文法の構造は、ネイティブが到底太刀打ちできない程に、厳格化・緻密化されているのだと思います。

裏を返せば、日本国内で英語を勉強する者にとって、文法主導の英語教育は、少なくとも一定のレベルに達するまでは最適な教育方法と言えると思います。
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この回答へのお礼

理路整然としたご回答、ありがとうございます。

”日本人が学ぶ英文法の構造が、ネイティブが到底太刀打ちできないほどに、厳格化・細密化されているのだと思います。”

とおっしゃるのを、最近、私もようやくわかるようになりました。それが日本人にとって最良の方法なんですね。”理屈で克服”とおっしゃるのにも、深く頷けるように感じます。

”英会話”主眼なら、例文を使って、どんどんボキャブラリーを増やしてゆきながら、Substitution Drillをするのが、私には一番有効でした。

Pick up two apples after work~Pick up a bunch of flowers after walking~Pick up my car from the garage after the game.....と、永遠に続けてゆけるのですが、それは、cbmさんもご経験なさったかもしれません。

良い所も、悪い所もあるけれど、文法主導が一番、理屈に合っているので、変わらずにその方法が採用されている、と考えて良いんでしょう。

勉強になりました。また、何かありましたら、よろしくお願いします。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/09 05:45

単純に、



日本人の「国語」の授業=生まれたときから何気なく使ってる「日本語」を意識して読み取り書き記す方法を学ぶ
日本人の「英語」の授業=「英語」という初めて使う第一外国語を学ぶ

というのと同じで、

英語圏での「国語」の授業=生まれたときから何気なく使ってる「英語」を意識して読み取り書き記す方法を学ぶ
英語圏での「日本語」の授業=「日本語」という初めて使う第一外国語を学ぶ

となって、英語圏で日本語を習得したい方が、「この日本語は文法的にどうなっているんだ?」と質問しているのと同じことを、日本で英語を習得したい方が、「この英語は文法的にどうなっているんだ?」と質問しているだけの、第一外国語の習得で起きる世界共通の理由を求める現象じゃないのですか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

聞くところによると、フランスでは、自国語教育でも、文法をきびしく教えられるらしいですね。

アメリカですと小学校低学年では,フォニックスと呼ばれる、発音のシステムとともに綴りを繰り返して教えられ、その後、小学校高学年では文章の要約、中学に入って、エッセイを書かされ、わかりにくい文章の解読、高校では、テクニカルな文章から、文学作品の感想文、”説得的”文章を組み立ててゆくこと、という風に、自国語教育が発展していきます。

外国語は、というと、英才教育で、小学校から、というのも、例外としてありますが、98%高校で二年間とってお終いです。ある意味、世界共通言語になってしまった英語が出来ればよい、というスタンスでしょう。ですから、”外国語”といっても、意思の疎通が出来れば良しとされています。第一言語が英語でない人も地域によって、10%から30%います。理数系は問題ないですが、なぜか、社会科が苦手、という、統計が出ています。

英語が自国語という強みがありますね~。

余談になってしまいましたが、おしゃべりをお許しください。。。Trytobeさんのご回答が、大多数の日本人の方々の気持ちに一番近いものだというふうに思われます。

ご回答、ありがとうございます。感謝します。

お礼日時:2014/11/09 07:14

こんにちは、受験を控えた高校3年の者です。

本当はこんなことをしている場合ではありませんが(笑)、息抜きということで大目に見てください。

私は完全中高一貫の、一応進学校に通っているのですが、確かに学校教育では英語は「正しく文法を理解し、一文を正しく読むこと」にばかり焦点が置かれているように感じます。

私は受験に向けて予備校に通っていて、そこでとてもいい先生に出会い、初めて「英語の文章の読み方」を学びました。英文というのはとてもロジカルに組み立てられていて、どのようにしたら木だけではなく森が見えるのかというのも、その先生の授業を受けるまで全く知りませんでしたし、未だに学校でもそのようなことを教えてくれた先生はひとりしかいません。(その先生は偶然、浪人時代に、私が教わっている先生と同じ先生に教わっていたということでした。通りで似たような教え方をしていたわけですね。)

前置きが長くなりました。日本人の性格的に考えると、個人的には文法をきちんと教えることはとても重要だと思います。文法をしっかり身に付けなければ、一文の構造を正しく読むこともできず、誤った読み方を生んでしまうというのは、予備校の授業を受けてからも実感したことです。しかし、結論から言えば、学校教育の英語は文法だけしか見ていないように思います。英語長文の読み方は全然教えてくれません、あれでは最難関大学の受験に通用するはずがないです。学校の授業で扱う長文は、文法を正しく読み取り、どう正しく日本語にするか、問題の答えはどこにあるか、それだけのように感じます。日本の学校教育の英語は、もっと長文の読み方のプロセスを教えるべきです。たとえば、People assume that...ときたら、人々は根拠はないがなんとなくそう思っていると言っているのだから、このあとには筆者が反対意見の主張をするだろうと予測できる。また、この部分は具体例であるから話の骨格には含まれないが、どの部分の具体化であるのか、具体と抽象の対応を明らかにしながら読む、など。

要するに、私の意見は、文法と英文読解プロセスのどちらも重要であり、学校教育は前者に加えて後者も教えるべきである、ということになります。長くなってしまいすみません。まだまだ若造ですが、リアルタイムで学校教育を受けている側の意見を率直に書かせていただきました。少しでも参考になれば光栄です。
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この回答へのお礼

アァ、お忙しいでしょうに、ご回答、ありがとうございます。

東京の端にある、英語教育のために創立された小さな大学を卒業してから、もう三十五年も経ちます。大学にはいって、周りの学生さんが、とにかくよく勉強するのに圧倒されました。良い先生がいらっしゃいましたが、一日何時間勉強できるか、というのも、才能のうちである、と痛感しました。

現在、そして近い将来、そんな経験をなさるであろう方からご回答いただいて嬉しく思っています。

文章の骨格をすばやく捉えて、書き手が何を言いたいのか、正確に捉える練習をなさっているんでしょうか。スピード・リーディングでは、スキミングといいますが、これは、読みのテクニックです。同じように、エッセイなどを書くときに、相手の気持ちを動かすようなテクニックを、Persuasiveといいます。”主張文”ですか。そこまでゆくのが、一応の(外国語を学ぶ)目標化と思われます。

そこまでたどり着く道筋は一本ではないでしょうが、なるべく努力を省きたいわけです。

文法と、読解のプロセス、どちらも同じように大切であるとのご意見、ありがたく参考にさせていただきます。

ご回答、ありがとうございました。
志望校を目指して、ご健闘をお祈りします。

お礼日時:2014/11/09 07:31

すこし本題から外れるかもしれませんが、書かせていただきます。



たしかに文法は大切ですが、基本的なことだけわかっておれば、会話ではそれほど支障がでないです。 また日本人に完璧な英語は発音も含めて話せませんが、日本の英語教育は完成度の高さばかり追求されているような気もいたします。

日本人にわかりやすい例では、韓国政府のサイトなどを見ていると日本語でも書かれており、その日本語は細かな誤りがあり、日本語を習得した韓国人が書いていることが、大方の日本人にはわかるはずです。

そのような例は、妻(ネイティブ)にもわかるようで、日本で出されている英語の解説書には、例文に細かな間違いがあるらしいです。(らしいというのは、わたしにはそこまで細かくはわかりません) 特に、かなり英語を理解されていると思われる方が書かれているものに、細かな文法ミスやスラングが散見されたり、古風な表見があったりするようです。

妻も英会話の先生もバイトでしたりしていますが、日本人が求める需要に英会話スクールも対応せざるを得ないのだと思います。 ネイティブというだけで、英会話スクールにいくより、もうすこし日本人の英語の先生からきちんと基本的なことを習ったほうがよいと思う人も妻の話からいるようです。

基本的なことがまったくできないのに、いくら英会話スクールに行こうが、お話にならないのは当然です。

youtubeにもアップされていますが、コメディー番組で「冷蔵庫」を例にあげ、「冷蔵庫の中のチーズを食べたらドッグフードだった」例ですが、これをタレントに英語で話させ、見ていている妻も、大笑いしていました。 でも、この程度の簡単なことが英語でいえないのが普通の日本人です。


でも英語って、実は難しいです。 妻やその家族や友達が、素晴らしいきれいな英語で話すのに比べ、わたしの英語は発音も構文もひどく、正直、がっかりするというか自分でも情けなくなります。

かなり英語でバリバリで話せるような日本人でも、所詮外国語ですから、発音も構文も汚いと思います。また、これは仕方ないと思います。

逆に便利な面もあります。 妻と話していても、周囲の日本人には一言も会話の内容が聞き取れないようで、人前で言うと失礼なことや非礼なことでも、話せたりします。 周囲の人も単語の一部は聞き取れるようで、それだけを頼りに、想像推測して、自由気ままに意味を解釈しているようで、頓珍漢な解釈をして、わたしと妻に日本語で応答していたりします。

わたしにしたところで、会話で覚えた語彙や表現のほうが多く、書こうとすると、スペルがまったくわからず、苦労します。

質問者様の質問内容をお読みして、正直、わたし自身もなぜ英語が話せるようになったのかわからないです。ただ、かなり努力をしていたことだけは、過去を振り返るとわかります。

最初、妻と出会ったころ、ある程度日本語を覚えてもらおうと、英語で書かれた日本語の解説書を渡した記憶がありますが、当時の妻が「簡単なことを、古風で格調高い英語で解説し、なおかつ、細かな文法ミスや不適切な語彙や誤りがあり、読みにくくてしようがない」と言われたのが記憶にのこっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

英語圏出身の奥様と、日本にお住まいでしょうか。それで、奥様が英会話の先生をしておられる。日本にいながら、奥様とのコミュニケーション能力向上のためか、あるいは、お仕事のためか、英語をマスターなさった、ということですねぇ。

英国人からいうとアメリカなまりですが、アメリカ人に言わせると、ブリティッシュ・アクセント、で、これは、どうしても、身びいきがありますね。私が一番、わからなかったのは、豪快なスコティッシュ・なまりでした。イギリス国内ですが、あれは、すごかったです。現在は、コンピューターの故障があるたびに電話をすると、必ずインド・なまりと格闘しなくてはなりません。皆さん自信を持って話しておられるので、とにかく、こちらが納得ゆくまで、丁寧に、お願いして、繰り返してもらうことになります。

バレエのクラスで、先日”Gone Girl"(映画)の話が出て、私とロシア人が話しているところに中国人がやってきて、この、Gone Girlがどうしても分からない。確かに、私とロシア人の彼女の発音は天と地ほどに違っておりまして、おかしくなってしまいました。

そういう経験を毎日しておりますと、日本人の、ある意味格調高い、丁寧すぎる英語については、小さなミスも含めて、奥様にそれが”ジャパニーズ・イングリッシュなんだ”という風に、わかっていただくしかないですね。。。英語は、世界中の人がコミュニケーションをとる”道具”なので、たまたまネイティブに生まれたら、ラッキー、そうでなければ、相手がわかるまで食い下がるしかないです。

どうして、英語が話せるようになったか。。。。奥様への愛情ではないでしょうか。。。どうですか?

あぁ、もうひとつ、英語の解説書を書くときや、翻訳ものを上梓するとき、どうして、もう一手間かけて、ネイティブの人の意見を聞かないのか???と私もいつも思っていました。最近従妹から、”心理学的にありえない”を送ってもらって、一読したところ、会話のところどころに明らかな誤訳があり、こういうのは、奥様のような方に、”これは、どういう意味”と尋ねれば、教えてもらえるのにな~、と残念に思ったことでした。自分の知っている文法で解決しようとするんですが、ご存知のとおり、会話は文法では解けないです。

Japaneseenglishさんのご回答を読んで、そんなことを感じました。
お時間をとってご回答いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/11 08:37

 日本は受験英語ですから、問題を作成する側の事情で、文法と構文や熟語などの読解力を問う事になる。

その方が採点し易いという事です。
 学研の模試の国語の採点を長期間手伝ってましたので、設問が如何に採点者側の事情で作られてるか痛感しました。だから逆に、
受験生には、設問を作成させて傾向に気付いてもらい、解答のヒントにしたら良いと思いますね。
そんな訳で会話は塾で!が続きました。だいいち流暢に話せる先生が少ないのは今でも変わらないようですよ。 最近は公立の義務教育校でも外国人講師が増えたようですが、地域によっては何校も受け持って走り回ってるようです。東北は震災後に大半の講師が帰国したと聞きました。
  地域格差が有るでしょう。私の中学時代は既に、LL教室でテープでの会話授業ありました、NFLの実況動画とか見せられた。私は話せませんが発音だけはPopsで鍛えられてます(^^)。
 さて文法偏重ですが、受験英語はあれ、論理学ですね。
現役の方の回答のとおり、高校ではまづやらない、灘高ならやってる? 私の頃、駿台予備校では国語の読解テキスト虎の巻でも、論理学を応用してましたね。これは役には立ちます! はっきり言うと国立大学の講義よりも高度でしたよ。数理のごとく曖昧さを極力排除して、一つの正解読解を導く,という訳です。それかあらぬか駿台から多数入学してた東大生はやたら論理的整合性ばかり追求する癖,付いてるでしょう?^^)
 でも予備校テキストの英語構文700とか,出る熟(ベストセラー;試験に出る熟語),受験には必須ですが、実用英語ではあまり目にした事無い言い回しが大半な気がします。あれらは試験問題に採用される,多分かなり高度な文学とかエッセイで見られる文章では? その水準の英語、本国で話したら嫌味な気もしますよね~^^。
日本の大学入試を英米人に解いてもらったら、かなり出来が悪く、この正解は間違ってる‼ と主張するアメリカンが続出して大笑いして良いんだか(^^)困りましたね。
 しかし一方、会話だけ,時事英語だけ、の人にも困ります。
同時通訳で見かけますが、あまりに一般常識を知らない、日本語の語彙が無い、自国語での思考力が無い、それでシドロモドロ。Wカップでのイタリア語,独語,ポルトガル語➡日本語の人は酷かった。サッカーですから監督もそんなに難しい事は言ってない、せめてサッカー用語ぐらいは仕入れて置けよ!と皆思った。コーチレベルだと哲学も語りますから、一般レベルの哲学用語ぐらいは、と思います。語学だけ会話だけ,の人も、かくして使い物には為りません。
翻訳もそうで、大学の外国語学部では、語学だけ優秀な女子が多勢居て、これは文学科だと卒論で困り果てます、書く事無いから。私はフランス語出来なかったけど、卒論は何故か首席、それで今まで私を邪険にしてた教授に頼まれました、あの娘達に指導してやってくれ、等と。
  思うに先ず十代では文学哲学の精神修養の基礎のオリエンテート,と会話。ハイティーンから論理的思考を仕込むのが良いかと、。日本は順番逆で私らは無駄に時間浪費したよ,どーしてくれる!です(^^。
  読解や英作文も、先ず会話のリズム、語順どおりの理解の仕方が良い。主語が省略され述語が最後に来る日本語とは脳の使い方が違いますから。英作文ならドンドン後置修飾を繋げてくのが良いのでは? 
 私は発音も得意、文法・論理も。でも30才ですっかり忘れた。で話せない聴き取れない。数学もそう、今こそ経済や哲学で微積分を必要としてるのに、高校時代に訳も解らず遣らされた数iiiは今じゃ理解出来ない。全て受験制度のせいですわ。
~フランス語は仰るように世界一文法が厳密でしょうね。これは歴史的にアカデミー等の国語運動で人為的に構築したものです、Nation=State,を安定させる為。それまで中心的だったオック語とか中世方言を統合したのだったか。各国も真似して共通語を作ったのが近代ですね。
 英語よりは話し言葉もかなり厳密な気はします。
~曲名で、Freedom Jazz Dance って有るでしょう。
英語だと名詞の羅列・連合でイマージュ・世界を表現出来る。フランス語だと,de(of)で修飾するか、形容詞化して繋げなくてはならない。
♪sugar pie honey bunch♪(Four Tops,のI can't help myself) なんかもう、それだけでオーライのPop詩ですから(^^)。
ストーンズのAlbum; Goats Head Soup、とか、
ピンク フロイドの Atom heart mother,とか、。英米文学の優位を説いた,ジル・ドゥルーズなんかは、それを称してPop哲学と言ってますね、まあ自国のフランスを挑発してですが(^^)。本人もいつもカウボーイハット被ってました。英語はポップでクールなのではないでしょうか。だから世界語になる。その感じを摑む為にも歌や会話から慣れるべきだと思う。
 さてご質問ですが、会話に慣れてない場合はやはり、文法的に納得出来ないと理解しづらいとは思います。長文ご容赦(^^)。では
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この回答へのお礼

内容の濃いご回答ですので、どこから御礼を始めたらよいか。。。

英語構文700は、私、舐めるように暗記しました。あれは、すごいです。たぶん、試験に出る順番に、論理的に並んでいたんでしょうね。でも、残念ながら、肝心の英語のほうが、論理とはまったく離れた、ヨーロッパの言語の寄せ集めで。。。こちら、有名なOUGHという詩で、言語学では、よく取りざたされます。

"Charles Battell Loomis, quoted in _Our Accursed Spelling_, edited by
E.O. Vaile." Blancke, Wilton W. (1953), _General Principles of
Language and Experiences in Language, Revised_, ed. by Richard
D. Abraham (Boston: D.C. Heath).

I'm taught p-l-o-u-g-h
Shall be pronounced "Plow."
"Zat's easy when you know," I say,
"Mon Anglais I'll get through."

My teacher say zat in zat case
O-u-g-h is "oo."
And zen I laugh and say to him
"Zees Anglais make me cough."

He say, "Not coo, but in zat word
O-u-g-h is `off.'"
O sacre bleu! Such varied sound
Of words make me hiccough.

He says, "Again my friend is wrong;
O-u-g-h is `uff.'"
I say, "I try to spik your words,
I can't pronounce them, though."

"In time you'll learn, but now you're wrong;
O-u-g-h is `owe'!"
"I'll try no more, I shall go mad,
I'll drown me in ze lough."

ドイツ人が、英語を習っているところです。一応、笑い話で、落ちもついています。

皆さんのご回答を拝読して感じたのは、何しろ文明開化で、欧米に追いつこうという時勢とともに始まった、英語教育なので、読み書き、聞き話すのうち、”読みと聞き取りを重視し、欧米人の言うことを理解するのが第一義。。。それが、現在まで続いているように感じます。

うちは一男一女で、どちらも小学生のうちに、夏休み、嫌がられるのを、あれやこれやで買収して、ひらがなとカタカナだけは教えました。クレヨンしんちゃんとナイト・スクープで育った人たちなので、日本語の発音はいいです。高校のときに長男は二年、長女は一年横浜のアメリカン・スクールで日本語を習いまして。。。結果、長女は、読み書きは得意だが、受身の日本語、長男は、会話中心の、発信をしてゆく日本語を会得しました。(どちらもヘタッピです。)で、日本人は圧倒的に98%長女型、2%だけ長男型なのではないかと。この長男が、頭痛がしてくるほど、いい加減です。でも、ま、自分の人生、楽しんでいるので、文句は言いますまい。

最終的には、マーク2さんのおっしゃるように、外国語という道具で、何をどう料理するか、なのです。

こちらの高校生が、大学入試のために受けるSATの”国語”に、アナロジーがありまして、これは評判が悪いけれど、採点が非常に簡単なため、なかなかなくなりませんでした。SATは満点を取れば、アイビー・リーグの大学ですから、そんないい加減なことでは、困りますよね~。以下、アナロジーの例題です。引っかかります。

10. CHRONOLOGICAL : TIME(以下で時系列的:時間の関係に匹敵するのは?)

A. VIRTUAL : TRUTH
B. ABNORMAL : VALUE
C. MARGINAL : KNOWLEDGE
D. ORDINAL : PLACE
E. COINCIDENTAL : HEALTH

14. AUTHOR : LITERATE

A. CYNIC : GULLIBLE
B. HOTHEAD : PRUDENT
C. SAINT : NOTORIOUS
D. JUDGE : IMPARTIAL
E. DOCTOR : FALLIBLE

引っかかります~!!!

と、いうところで、今回は。

ご経験に基づいたご回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/11/11 09:15

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