悪魔と悪魔を解放した者、どちらが悪いでしょうか？

ある所に悪魔が封印されていた場所があり、その場所を守護している人々がいまいた。ある日、勇猛な騎士がやって来て、守護している人々の生活が、自分たちと異なるという理由で、彼らを殺害しました。封印を守る人がいなくなると、悪魔は復活し、人々を襲いました。客を失った商人は騎士に、悪魔を倒すことを頼み、騎士も快諾しました。

人々を襲った悪魔と悪魔を解放した騎士、どちらが悪でしょうか？
騎士は封印の守り手を殺したことも、商人に頼まれて悪魔を倒そうとすることも、どちらも正義と考えています。

No.5 ベストアンサー 回答者： kanto-i 回答日時： 2015/02/22 23:54

違いを認めない惨殺は、その行為が「悪」

悪行に気がつかない騎士は「愚か」

悪は行いに有り、人は愚かしい。
愚かだからこそ行為に気をつけるのであり
愚かだからこそ許すことを覚える。

許さないことが、愚かな行為を生む。
騎士これを許さずして惨殺に走る。
発端は、そこであったのです。

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

お礼日時：2015/02/24 23:38

No.6 回答者： 05051036 回答日時： 2015/02/24 23:19

その悪魔にどれほどの『キャラクター』があるか、それによって話は違ってきます。

「我輩は高校野球（甲子園大会?）が嫌いなんだ」とかなんとかアレコレ口上を述べ、はっきりと自分の意志で襲っているのだと印象づけたなら、悪魔が悪いという印象になるでしょう。
しかし、悪魔が無言だったり奇声を上げるばかりだったら、それによる災厄は災害や事故のような感覚になり、その元凶となる『誰か』のせい、という印象になるのでは。
猛獣の檻を開いたり蜂の巣に悪戯するのと方向性は変わらないと思います。
解放者が悪いってことになるでしょうね。

ここまで書いて思ったのですが、コミュニケーションが取れそうな相手が責任を問える相手、つまり悪と認定できるのではないでしょうか？


ところで…。
＞自分たちと異なるという理由で、彼らを殺害しました
ただ『違う』だけなのでしょうか？

その違いによって何らかの利害の衝突があったのでしょうか？
例：
「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」という考え方のため、財産を奪われてしまう。
入浴という習慣が無いため耐えられないくらい臭い。
etc…。

その違いは許せないものだったのでしょうか？
例：
自分が信ずる神だけが絶対の神であり、それ以外の存在を神と崇めることは許しがたき暴挙である。

質問の趣旨からズレるのですが、ここが気になります…。

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

お礼日時：2015/02/24 23:39

No.4 回答者： masa2211 回答日時： 2015/02/21 09:22

マッチポンプではないものとして。

（マッチポンプなら騎士がアウトなのが確定。）
>悪魔を倒すことを頼み、騎士も快諾しました。
で、悪魔を倒すことに成功したのですか？成功したとして、その代償は？

悪魔は比喩なのだろうから、こんなのもアリ。

「定義」　悪魔とは、人々に悪影響を与えるもの、とする。（特定個人でなく、人々。ここ重要。）

解釈の１
悪魔＝土石流、洪水。
封印＝ダム。
守護している人々の生活が、自分たちと異なる＝ダムによるさまざまな弊害。
　たとえば、
　ダム上流では河床が上がり、洪水被害が増えた。
　魚が遡上できない。（美味んぼ39巻、長良川河口堰。何？ダムでなく堰？ここでは、どっちでも関係ない。）
騎士＝市民団体。
人々＝商人＝地域住民。
封印破壊＝ダムを壊す。　
悪魔を倒すことを頼む＝別法による対策。たとえば遊水地。
代償＝ダムなら山奥ですが、遊水地なら平地が使われる。そこは農業も住宅もできない。あと、資金。
矛盾：市民団体はこれを絶対に解決できない。資金がない。
　　　実際に資金を出すのは役所。ダムも役所。ここも矛盾。

解釈の２
悪魔＝ダムによる環境破壊。（具体的には上記。）
封印＝ダム撤去。
守護している人々の生活が、自分たちと異なる＝ダム破壊によるさまざまな矛盾。
　たとえば、
　用水不足
　洪水被害
騎士＝市民団体。
人々＝地域住民。
封印破壊＝別法による対策。たとえば遊水地、ため池。
悪魔の復活＝遊水地やため池は、平地が使えなくなるだけ。（最初とは別の悪魔に転生。小物だが。）
悪魔を倒すことを頼む＝別法による対策。たとえば干拓。
代償＝別種の環境破壊。（有明海の干拓を参照。）あと、資金。

解釈１、解釈２に対する見た目の矛盾：
解釈1、解釈２で、悪魔と正義をひっくりかえしたのに、騎士、人々はそのまま。

解釈１、解釈２に対する本当の矛盾：
悪魔と正義をひっくりかえしてもこの質問は成立すること。

結論：悪魔と正義をひっくりかえしてもこの質問は成立する以上、当初の質問に対し回答は無い。
結論の解釈：
　何かを変えれば、それで損する人々と得する人々が存在。全員得することは、まずありえない。
　よって、あなたの質問を一般化すると、
　・何かを変えた結果、それで損する人々がいる場合、変えることは受け入れられるか？
　まあ、昔に戻りたくない（江戸時代レベルとして、日本の人口は3000万。差分は餓死する。）
　とは思うけど、遺伝子組み換えとかに無条件に賛成するつもりもないし....

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
素晴らしい、ありがとうございます。

お礼日時：2015/02/22 21:18

No.3 回答者： 明日3 回答日時： 2015/02/20 21:14

本来の人間には「良心」だけが宿ってたのです・・そして　悪魔も本来　居なかった・・・

それが　ある出来事に拠り人間に悪の心が　後天的に　くっついたのです・・・

そして　その悪の心は増幅し「堕落性本性」というものを生み出しました・・

これを　取り除けば　元の「良心のみの人間」に戻るのです・・・

それには　まずは　「堕落性本性」の正体を知る事と　取り除き方を知るのが　手っ取り早い・・・・

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
すいません、良心とは何ですか？。例えば、昔の朝鮮は娘が良い人生を送れるようにと願って、父親の子供を娘に孕ませる「試し腹」という風習があったそうです。現代の価値観では禁忌ですが、当時の価値観からすれば善行だったのでしょう。この風習を行っていた人は良心なのか、それとも悪なのでしょうか。

お礼日時：2015/02/22 21:15

No.2 回答者： 明日3 回答日時： 2015/02/20 18:40

何故　悪魔が人々を襲うの!?・・・

人間を支配している立場にあるのだから　襲ってたら　支配下が居なくなる・・なので　悪魔は人を襲わないよ・・(だから人間が犯罪や殺人をするのです・・・)

そして　悪魔を倒す事が正義に繋がるの!?・・・人でも悪魔でも倒したら(殺したら)・・その倒した人の方が悪魔より冷酷なだけです・・・

今まで　時代劇(水戸黄門等の架空世直し旅も含め・・・)が　毎回　誰かを打ち首獄門に送ってますよね・・・　

そして　ウルトラマン等の特撮も・・・正義の味方なのに　怪獣を倒す・・・これってホントの正義なのかな!?




時代は平成に移り・・・今は「プリキュア」が人気です・・・そして　これは　悪を愛で昇華させる設定になっています・・・

これこそが　本当の正義なのです・・・

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
愛による悪の昇華というのは、本当に正義なのでしょうか。かつての帝国主義時代、列強各国は慈善による民族浄化と文化破壊を推し進め、現代でも行われています。それが本当の正義と言うのでしょうか？。

お礼日時：2015/02/20 20:46

No.1 回答者： merciusako 回答日時： 2015/02/19 19:36

その騎士が最悪。

「生活の仕方が違う」ということに殺害の正当性はない。

しかも、それによって悪魔が復活し、住民は更に被害を被っている。

さらに、悪魔を倒すことを快諾した、ということは、意識的に悪魔を復活させ、自分で倒すことで、何らかの利益を得ようと画策したと考えられる。

これってアメリカのことかな？

この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
今のイラクだけでなく、禁酒法によるマフィアの跋扈など、不健全と思われていた人間を排除したことで、本当の悪魔が出現した例は沢山あります。

お礼日時：2015/02/20 20:42