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日本語で相手の名前を訪ねる時、「お名前は何ですか?」と言うと教科書で学んだんですが、「お名前」という言い方は目上の人(上司や年上の人)に対して使うからそれ以外の人(例えば年下の人)に対して使うというのは可笑しいと、友達から言われました。その人は日本人ではないけど日本人に聞いてきたと言いました。

しかし、僕の感覚では初対面の人(自分より年下でも)に対して使ってもいいという気がします。そもそも、初対面じゃない人には名前を訪ねることはないと思いますが (^^)

どちらが正しいでしょうか?

ちなみに、日本人と話して「やや丁寧すぎる」と思われるのか「やや失礼」と思われるのか、どちらがいいと聞かれたら、日本語を勉強してる外国人としては前者が無難だと僕は思います。

ご存知の方がいらっしゃったら是非教えてください。

質問者からの補足コメント

  • 書き忘れたことを書いておきます。

    仮に若い初対面の人には「名前は何?」というのは自然だとしても、「〜ですか」と使う場合は「名前」じゃなくて「お名前」も一緒に使うべきじゃないですか?

    つまり、「名前は何?」とは言っても「名前は何ですか?」と言ったら不自然ですよね?

      補足日時:2015/02/26 21:48
  • ご回答ありがとうございます。一応確認したいことがあります。

    人に対しては

    「お名前は何ですか?」
    「名前は何ですか?」

    の両方が失礼ということですか?

    だとしたら前者の方がましですか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/02/27 00:24

A 回答 (4件)

現代日本語の感覚では、敬語そのものが多少古臭いイメージになってきています。

特に「お」は非常に簡単に使える敬語表現であるため、幼児でも使えることもあり、うまく使わないと、幼稚な言葉使いにもなりかねません。

聞いたというその日本人はそういう感覚も含めて、話したのではないか、と考えます。

さて、では実際に「お名前は何ですか?」という言い方が間違っているか、というとそうでもありません。ただちょっと古臭い感じはしますし、現実的には敬語としてちょっと稚拙だといえます。
(テキストに載っている日本語は1980年代までのちょっと古い語感があると思っていてください。たぶん質問者様の母国語を日本人が勉強するテキストで見れば、同じようにちょっと古い言い回しであると感じるでしょう)

上司や目上、大切な取引先などに名前を聞くなら「お名前はなんとおっしゃいますか?」のほうがより丁寧になります。別のよく使われる言い方だと「お名前をお聞きしてもいいですか?」とか「お名前をいただいてもいいですか」というようになります。

「何ですか?」は間違いではないのですが、#1さんの言うように最近は避ける傾向が顕著になってきているようです。

目下や年下でも、初対面のときは敬語でいいでしょう。そのほうが丁寧な印象を与えます。それでもどうしても変化をつけたいなら「お」を取って
「名前はなんとおっしゃいますか?」
「名前を聞いていもいいですか?」
ぐらいが丁寧な表現といえるでしょう。「名前を教えてください」でも失礼にはなりません。

>仮に若い初対面の人には「名前は何?」というのは自然だとしても、「〜ですか」と使う場合は「名前」じゃなくて「お名前」も一緒に使うべきじゃないですか?

日本語の敬語表現では、「お」などの接頭語をつけることと、「ですか」などの丁寧表現「おっしゃいますか」などの謙遜語はそれぞれ、独立して使うことができます。
これらの組み合わせで敬語のレベルが変化するのです。
ですから「お名前は何ですか?」のほうが「名前はなんですか?」よりも敬語のレベルとしては上になり、「お名前はなんとおっしゃいますか?」のほうがさらにレベルが高くなり、「ご尊名を賜りたいと存じます」となると、名前の尊敬表現+教えるの尊敬表現で最高レベルの敬語になるのです。まあ「ご尊名を賜りたいと存じます」なんて、どこで使うかちょっと検討がつかないぐらい、ですけどね。

日本語を話すにあたって、というより日本人と対応するに当たって、ということであれば「常に丁寧に」することを心がけたほうがよいでしょう。
それでも、外国人が日本語を間違えても怒る人のほうが少ないと思います。

「お」というのは簡単に丁寧にする言葉ですが、だからこそ使いすぎると幼稚に見えます。言葉を話し始めた幼児は、親から「おをつけて丁寧に話しなさい」といわれるので、「お母さん」「お兄ちゃん」「お花」「おトイレ」「お仏壇」と丁寧に話そうとします。しかし、「おご飯」「お先生」と「お」をつけてはいけないものまでつけるという失敗を必ずします。

ですから、なんにでも「お」をつけるというのは幼児性であって丁寧語ではない、という認識があるのです。
日本語の敬語はものすごく奥深いです。正直なところでいえば、お年寄りであっても正確な敬語を使える人は相当に少なくなっています。

ですから、日本人に聞いても正しい答えが帰ってくるとは限りません。特に若い人は間違っていることさえありますので、注意してください。
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この回答へのお礼

詳しいご回答どうもありがとうございます!ものすごく勉強になって助かりました。

僕の日本語学習のブログに英語に訳して載せてもらいました。

http://selftaughtjapanese.com/2015/03/03/japanes …

質問の「ベストアンサー」として選んでみたのですが、サイトの不具合のせいかエラーが出てきて、出来ません。今度また選んでみます。

お礼日時:2015/03/06 23:59

「お名前は何ですか?」


まちがいではありません。 外国人が使う限り、敬語などはあまり気にされないほうが適切です。

「失礼ですが、お名前をお聞かせいただけますか?」接客用語ではこのようにいいます。他にも細かなニュアンスの違いで言い方はあります。

ただ、what is your name?と、英語圏以外の人がいってもまちがいではないし、また英語としても正しいですが、英語を国語をとしている人は、丁寧ではないので、あまり言わないとおもいます。

英語ではcould you ask your name?などというのが普通ですが、日本人が英語圏にいってwhat is your nameといっても、普通はだれも怒らないです。

細かな日本語の言い方を覚えるのも正しいですが、逆にいうと、日本人が英語にたいして、そうとう細かく学んでも、まったく使えない人が大部分です。 それよりも、多くの語彙や表現を覚えられたほうがわたしは適切だとおもいます。 外国語である限り間違えます。 日本人でも敬語を含めて日本語がただしく使える人はあまりいません。

なお「お名前を頂戴する」は、まちがいです。 「頂戴する」というのは「もらう」「受け取る」の謙遜語です。 普通の言葉になおすと「名前をもらう」になってしまいます。 間違った言葉が普通に使われているので、日本人でも難しい敬語を、外国の方が使い分けるのは至難です。
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「お名前は何ですか?」


これはだめですよ、名は物じゃないからね、
敬意をもってなら、「お名前をお聞きしたいのですが?」
普通(友達同士)なら、「名前は何んというの?」
先生が生徒に聞くような場合は、「名前は?」
などになりますね。
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人に名前を聞く時の、「…は何?」「…は何ですか?」は失礼です。


「何」の対象は「物(人ではなく物体)」だからです。
知らない物や、動物園で知らない動物の名前を聞く時には使えますが、
「人」に対しては、「…を教えてください」です。万人に対して共通で使えます。

「お名前…」の「お」は、自分以外の他人に対する敬語であり、
子供や目下の人に対しては、「貴方と私は対等である」(見下してはいない)を意味し、
目上に対しては敬語になります。

「やや丁寧すぎる」か「やや失礼」については、「やや丁寧すぎる」ほうが無難です。
「変?」とは思われても「不快感」にはなりません。
親切な方は「こう言うべきだ」と注意してくれるでしょうが、
「やや失礼」では「不快感」から無視されて終わり(学ぶ機会を失う)でしょう。
この回答への補足あり
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