延命治療をしている方を見たり聞いたりして思うのですが、生と死の境目ってどこなのでしょう。
心臓が止まっても電気でショックを与えたり心臓マッサージをして活動を再開させたり、
呼吸が難しければ管を通し酸素を送り込み、
心臓が弱ければ機械で動かす。
脳死をしてしまっても機械をつければ肉体は生き続け、意識はない。
逆に脳は生きているけれど自発呼吸ができないということもある。
もはや延命治療って神の領域、なんていうのもアレですがなんかこう…
まあ自然を捻じ曲げていますよね。
何度も遺体を見て思ったのです。
さっきまで居たのにこの一瞬でここから居なくなる方々を見て。
もしかしたら、反射がないだけで意識はあるのではないか。
ちょっと待っていればまた目を覚ますのではないか。
脳死のように身体だけ生きることがあるように、身体だけ死んでいるのではないか。
ずっと心臓マッサージをしていたら、そういう機能のある機械を仮にずっとつけていたら。
もちろん酸素の回らなくなった身体が続けば、脳も確実な死を迎えるでしょうが。
なんて考えていたら生も死もよくわからなくなってしまいました。
そもそも境目がないのではないか、なんて思ったりもします。
ですが生と死は確実に区別がある。
ごちゃごちゃな文章で申し訳ありません。
答えがないことはわかっています。
死を経験した人は喋らないから、事実はもちろんわかるはずがない。
たまに臨死体験をした人の話などがありますが、あれは一体どうなんでしょうね。
脳が勝手に作ったものなのでしょうかね。
誰もがあの世の想像をしたことがあるから、最後にリアルに想像するのでしょうかね。まあそれは別の話かな。
答えがないことがわかっていても問いたい。
皆さんは生と死の境目について、どう思いますか?
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
命って、ときどき蝋燭などの「燈火」にたとえられたりするようですね。
目に見える「炎」が形作られるのは、蝋が溶けて芯に浸み渡り、気化して燃えつづけている時です。
人間の場合、食事(栄養)を摂取して消化・吸収し、エネルギーを得て活動しつづけている時に相当するでしょう。
で、何がしかの理由で消えるとき、フッと吹き消すのではなく、たとえば、芯の根本をピンセットでつまむような消し方をするなら、徐々に消えていくでしょう。
まず目に見える「炎」が徐々に小さくなり、消えます。ただし、消える直前で、ピンセットを緩めたなら、再び炎は大きくなることでしょう。すなわち、消える方向に向かったなら、回復する何がしかがなければ元に戻らないのです。
目に見える「炎」が消えたときを、生死の境と捉えることができます。
消えた直後に白い煙が立ち上っていますが、その煙にマッチ等の火を近づけると、煙を伝って再び、蝋燭に火が灯ります。
まるで、心肺停止状態から、心臓へのカウンターショックを受けて蘇生するかの如くです。
ところで、火が消えた後、白い煙も立ち上らなくなった状態でも、蝋燭の芯はしばらくは暖かく、周りの蝋も溶けていて、暖かい状態です。そうして、徐々に温度が下がっていって、溶けていた蝋も固まってしまうことでしょう。
これは、医者によって死が宣告された後でも、しばらく体温がある状態に相当するでしょう。心肺停止状態から脳死状態に移行しても、しばらく体の細胞が生きている状態に相当します。でも、時間がたつにつれ、細胞も死に絶えてしまいます。
もしかしたら将来、「脳死」直後に人工的に「脳」に相当する「もの」を入れ替えるような手術が行えるかもしれません。でも、その人ではない、別の人間が生み出されることでしょう。これは、あらたにマッチを擦って、あらたな「火」を蝋燭に灯すことに相当するかもしれません。
おっしゃるように死の捉え方は様々です。
生きているうちから、「片足を棺桶に突っ込んでいる」という表現が為される場合もあります。
立場の違いもあるでしょう。
死んでいく人の「意識」という概念でいえば、大脳の機能の停止から脳幹の機能の停止(脳死)への変化に相当するでしょうし、看取る人の立場からすれば、呼吸や心臓の鼓動が停止し、体温が下がっていく変化に相当するでしょう。
猿の世界でも、我が子の死を受け入れられず、抱き続けている母が時々目撃されています。
人間の世界でも、ミイラ化した遺体を部屋の中に置き続けておられることが発見されたりすることもあります。
形ある状態が保たれ続けている限り、「死んでいない」と思い続けたい心情もあることでしょう。
燈火の炎が消える概念とほぼ同等に、法的に、医療的に「死」という概念は定義されていますが、個々の死に対し、それぞれの立場で、人それぞれに受け入れられるべき「死の概念」が揺らぐものなのかもしれません。
蝋燭の例えがなるほどたしかにと思いました。
先人たちが例えるものとは、やはり頷かせるものがありますよね。
やはり死は価値観の違いですね。
回答ありがとうございます。
No.9
- 回答日時:
結局何が問題かといえば。
精神・心の死を死とするか、命・体の死を死とするか。実は全く別ものなんです。 生命は牛豚でも鶏でも魚でも植物でも持ってるんです。
しかし心は 命とは違うんです 牛豚も心を持ってるでしょう、魚は?植物は??
命の体に 心が宿ったんです。だから命が死ねば心は死にます。でも心が死んでも命は死なないんです。
私は人間とはこの心の事だと思っています。体は人間として特別に牛豚とそう変わらない
でも心はすごく違います。人間とは精神である。と考えてます。
従って心が回復不可能となった時点で(脳死とか)人間の死と考えていいと思っています。
体が生きてて今にも目を開けそうでも、それはもうその人の骸(むくろ)なのです。
No.8
- 回答日時:
関東勢ばかり生き残るのは、花咲愛が許さない。
咲治?でしたか。健闘したが負け、姿を消す、ことになりましたが、死んだ訳ではありません。若い頃読んだ今西錦次の「生物の世界」という本に差異あって境界なし、という言葉が何度もでており。対立物の相互浸透、質から量、量から質への転換、という唯物弁証法の影響を感じましたが。質問者さんは、形而上学的な、定義、に執着しているようですね。かくあるべし、定義に固執するのは、森田神経症?とかの、神経症、との声もあるようです。
猿と人現の境界、物質と生命体の境界もないのに。生と死の境界、定義による線引きなどして、何か意味があるのでしょうか。
近年。生命とは動的ダイナミクスである。と言われます。
方丈記の
行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず、よどみに浮かぶ泡沫はかつ消え、かつ結びて、久しく留まりたる試しなし、世の中にある人と住み家と、またかくのごとし。川を区切り、また泡を単位とするなら、常に新たな水が供給され、同量が排出され続ける。それが生命体の在り方、起こり方である。と2500年前の東洋思想が、ではなく、近代、分子生物学、では言っているようです。子共の頃だったか、立ち小便をしながら。これが、生命、の起源ではないか。と考えたことがあります。小便の放出を止めると、水の曲線は崩れ、もと私の可愛い小便チャンは死ぬ、?
No.6
- 回答日時:
"生と死の境目ってどこなのでしょう。
"↑
一般的な死、というのは次の段階を踏みます。
脳死・・心臓死・・各細胞の死。
どの時点で死になるか。
心臓移植したい人は、脳死の段階で死んだことに
したいわけです。
見方を変えれば、子孫が残れば、遺伝子は承継
されますので、まだ死んでいない、ということも
可能でしょう。
この問題は、背の高い低い、という問題と類似して
います。
180センチは背が高い。
じゃあ、179センチはどうなんだ。
178は、177は・・・・・・・・。
背が高いのは何センチからなんだ?
要するに「死」という言葉に惑わされているのです。
”たまに臨死体験をした人の話などがありますが、
あれは一体どうなんでしょうね。”
↑
微弱な電磁波を当てることによって
同じ現象を体験させることが出来る
ことが実証されています。
だから、脳が作りだした幻だ、という
説が有力です。
No.4
- 回答日時:
こんにちは
その人の運だと思います
家族はまだ必要だから生かされているんだと言いますし
今施設の中で生かされている人がたくさんいます
生きているのではなく生かされているんだ
本人が何が必要なんだろう、と疑問をたくさん持っています
自分はそんな生かされ方はしたくないですし
たすけてくれなくていい、と思うんですけど
その場にならないと分からないですし
これも運だと思います
延命については確かにその通りですね。
誰かに生を望まれるかの運…
「生きているではなく生かされている。」
そのような言葉はどこかで見かけた事がありますが、今、なんとなくですがハッとしました。
No.2
- 回答日時:
よく心はどこにありますか?という質問に心臓を指す人と脳を指す人がいますよね。
この質問と同じように結局その人が納得する答えが答えなのでしょうね。
私は脳が完全に停止したら死亡だと思います。
質問者様は脳死した人から移植のために取り出した心臓を見てその人が生きていると思いますか?私は心臓という物だとしか思えません。
逆に脳が生きていれば機械で心臓動かそうが人工呼吸器をつけようが目覚める可能性がある以上それは生きている人だと思います。
私にとって延命治療は神の領域でも何でもなく、息ができないからこれを付ける。心臓が動かないからこれを付けるといった答えのある算数のようなものです。
願わくば質問者様が納得のいく答えが見つかるよう祈っております。
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