A局からB局へと打電する場合、ダイレクトにA局→B局と打電されるのか、
回線状況に応じて、途中A→C→D→E→Bと何局か中継されて打電されるのかが疑問です。
その場合、C局で受電した電文をC局の電信士はA局の受電文をそのまま再度B局
(もしくはB局に一番回線経路が繋がり易いD局)へと転送するのか、また受電→発電
に伴い転送文面に誤伝が生じなかったか。
特に広大な国土を持つ米国の場合、転送結節点が少なかった田舎の鉄道駅などには1回線しか
引き込まれていなかったと思うので、かねてから電信伝達について疑問に思っていました。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
No.1 再度
補足を読んで、質問の奥深さが判りました、
確かに大昔に有線で打鍵信号の送信先の選別はどうしてたんでしょうね?、
戦前でも電話回線の充実とともに在外公館なども電文のやり取りでしたもんね、
方法については判りません、
こうなると、旧逓信省の資料でも紐解かないと判らないのですかね?、
関東には、旧逓信省の資料館みたいのがあると聞いた事が有りますが、
その辺の出所の確認なら矢張り今なら総務省ですかね?。
No.3
- 回答日時:
No.2です。
補足コメントに書かれたことについて。>有線電信の場合、B局宛てに打電する(B局を呼びだす)仕組みがいまひとつ良く解りません。
「交換機」によって、電気的に双方向を1対1で接続します。昔は電信も電話も「交換手」が手動で、比較的最近は「自動交換機」で。固定電話機は今でも「デジタル交換機」を使っていると思います。固定電話とは、1対1のリアルタイム通信ですから。
光通信が普及したここ15~20年より前は、電話線もワイヤー、デジタル通信もワイヤーを使ったADSLがブロードバンドの主役でした。「ワイヤー」の電気的な接続を切替えるのは「交換機」しかなかったのです。
>海難救助の場合は該当船を決めずに打電したものを付近航行船が受電し、救助要請となりますよね。
打電したのと同時に、リアルタイムで受信する必要があります。ラジオやテレビの「ブロードキャスティング」と同じです。「蓄積機能」はありません。
その瞬間に誰も傍受していなければ、信号は伝わりません。
>よく西部劇なんかで、ポータブル電鍵を線路沿いの電信柱の裸線に引っ掛けて打電するシーン等を見かけますが、その仕組みも含めて謎は深まるばかりです。
私も昔のシステムはよくわかりませんが、「中継所」の通信員が書き取って、次の中継所宛に再打電するのではないでしょうか。
モールス信号で「今から送るけれど、よいか」と送信し、回答が来るまで待って、「準備OK、送信せよ」と送信指示が来たら電文を送る、というような仕組みではないでしょうか。
No.2
- 回答日時:
一般の通信では、No.1さんのおっしゃるように「1対1」がベースです。
アナログ技術ですから、基本は「送信」と「受信」を同時に行わなければなりませんから。
途中に「中継」が入る場合も同じです。「どこを経由してきたのか分からない」ということはあり得ません。
これに対し、主に「軍事」の通信から、「途中の中継地が攻撃されて使えなくとも、他の中継地経由で通信を確保する」という技術の必要性、およびデジタル技術の進歩により、「ネットワーク」通信技術が開発されました。「ARPANET」と呼ばれるもので、今のインターネットになっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3 …
インターネットが普及した今日でも、セキュリティなどの観点から「専用回線」を使用することもあります。物理的な「専用の回線」を使うこともありますが、現在ではほとんど「仮想的プライベートネットワーク」(VPN)だと思います。
No.1
- 回答日時:
大昔なら(今から50年余りほど前)A局からD局への発信なら全てダイレクトです、中間での受け渡しは有りません、何せ頼れるのは電話線だけでしたから、
モールス通信は電波が届きさえすれば何処ででも受信可能、人間の耳と打鍵能力だけが頼りです、此れも立派な電信です、
昭和31年頃は、南極との通信もこれ、
「デリンジャー」現象と呼ばれる、宇宙線が大気中に大量に飛び込んでくると通信は途絶です、
此れに関して逸話が有ります、
年末に一度だけ、越冬隊員と留守家族が電文で結ばれます、文字数は確か10字程、日本に居る新婚の奥さんが万感の思いを込めて送った電文が「あ・な・た」の3文字、かなり有名です、
こんな時代でした、
今なら、100%近くがマイクロウェーブに乗っかって一番早く到達する回線を自動的に選択してこれもダイレクトに届きます、
良い例が、ファクシミリです(やや過去の遺物的には成りましたが)、
中間的に、テレックスと言う物も有りました、
これは、キーボードで打ち込んだ文字を紙テープに機械で穴を開けてデータとした物を機械で読み込んで(一応光学式です)電話回線を使って文字を送信します、
此れは完全に遺物です。
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見かけますが、その仕組みも含めて謎は深まるばかりです。
素人思考では両隣の局にしか打電されないのではないか等々考えてしまいます。
電話局で言うところの交換手の途中介在があったのでしょうか?
皆様、お忙しい中、数々の御回答ありがとうございます。
そもそもの発端は↓を書店で斜め読みした事に由来します。
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2151
その内容に、「宛先を決めて打電すれば、その文面(信号)はおのずと最短経路を経由し、受電
される」みたいな事が書かれていたからです。
つまり現在のインターネット通信が自動的に最短経路を経由して信号伝達される事の先駆け
であるとも謳ってありました。
半世紀前にはその技術が当たり前すぎて仕組みになんら疑問を持つ事はありませんでしたが、現代に
顧みると謎が多いと言う事象のひとつです。