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現在は借家暮らしですが、中古マンションの購入を考えています。
52才のサラリーマンです。妻は51才。子供はいません。
地方都市に住んでますので「築30年、700万」なんて物件がたくさんあります。

あと30年生きるとして、築30年のマンションを買うことにリスクはありますか?
マンションの寿命って何年くらいですか?
建て替えやリフォームのための出費を想定しておいた方がよいのでしょうか?

A 回答 (2件)

はじめまして、こんばんは。



築30年の中古マンションについてのリスクですが、そのマンションの管理・修繕状況により大きく変わります。
まず、購入したいマンションの今後の修繕計画や、今まで行われてきた修繕履歴、修繕積立金の額などを確認してください。これまできちんと管理されてきたマンションであれば、管理組合もきちんとしている証拠です。反対に、その部分が不透明であれば、リスクを抱えたマンション購入になりますので、ひかえたほうが無難です。
また、マンションの専用部分についてですが、築30年ということで、新耐震基準の建物となりますが、24時間換気や住宅性能評価などもついていないと思われます。室内の結露によるカビや雨漏りの後などをよく確認してください。問題があるようであれば、リフォーム・リノベーション費用も考慮しなければなりません。
購入時に、リフォームしたとしても、マンション全体の大規模修繕時(10年から15年ごと)には1住戸あたり60万円から80万円近くの負担がかかります。それ以外にも、給湯器やエアコンなどの住宅設備の交換費用や不測の修繕による出費も考えておいたほうが無難です。
建て替えについてですが、建替え決議は区分所有者及び議決権の各5分の4以上の議決が必要になります。
ほぼ全員に近い人が建て替えを希望しない限り、建て替えできないということですので、建て替え費用についてはご心配するまでもないと思います。
マンションの寿命ですが、管理・修繕によって大きく変わるので、正解はありません。適宜、修繕が繰り返されていれば現在築30年のマンションであればあと20年(つまり築50年)はもつだろうと一般的には言われています。
修繕積立金やリフォーム・不測の修繕金や仲介手数料・不動産取得税など、あと500万円から700万円ほど見ておいた方が良いと思います。
また、余談ですが築30年ですと住宅ローン控除が受けられないので、そのあたりもリスク要因になってくると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
専門家ならではの具体的な情報をご教授いただき、とても参考になります。

お礼日時:2016/02/11 09:45

前の回答者がおっしゃっている通り、築50年が目安。


あくまで“目安”であって確実ではないけれどね。
建て替え等の費用を考えておいた方がいいのは当然として、それとは別に老後の資金の計画も立ててから購入することにした方がいい。
銀行や保険会社等のフィナンシャルプランニングの相談会など行くといいと思うよ。
30年700万の物件が適切かどうかの判断材料になるはず。

何か事情があって居住費を減らしたい時に、賃貸なら安い物件に引っ越し事が可能だけど、購入してしまうと簡単に引っ越せないから。
もちろん、高齢になってから賃貸引っ越しには入居審査が難しくなるというデメリットもあるけど。
無理せず買えるなら築30年700万でもいいし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2016/02/12 15:39

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