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日銀は、金融政策決定会合で、金融政策の枠組みを、「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」から、「『金利』を重視する政策」に転換しました。

※2%の「物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」(日本銀行)
https://www.boj.or.jp/mopo/outline/qqe.htm/

それに対し、「量」拡大を主張してきた「リフレ派」エコノミストらから批判の声があがっているそうですが、一方で、「リフレ派の事実上の敗北」と受け取る意見もあるようです。

※<リフレ派>日銀政策批判 エコノミストも「金利」重視反発
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/ …

※量重視の「リフレ派」日銀・原田審議委員が敗北宣言?
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business …


(1)
日銀が「新しい枠組み」の内容とする①「イールドカーブ・コントロール」と②「オーバーシュート型コミットメント」は、相反するように、思えますが、両立するのでしょうか。

①「イールドカーブ・コントロール」は、
長期金利の「イールドカーブのスティープ化」は、「超長期国債の買い入れ抑制」(つまり「金融緩和」を抑制する)することを意味します。

※イールドカーブがスティープ化、超長期国債の買い入れ抑制観測
http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BQ0R5

※イールドカーブとは?フラット化、スティープ化って何?
http://forexkeywords.com/post-8/

②「オーバーシュート型コミットメント」は、
CPIの上昇率が2%を”安定的に”超えるまでは「金融緩和」をやめないという約束を意味します。

※「イールドカーブ・コントロール」「オーバーシュート型コミットメント」とは
http://billion-trillion.com/?p=1339


(2)
日銀は、金融政策の枠組みを、③「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」から、④「『金利』を重視する政策」に転換したとのことですが、

③「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」は、世界各国が金融緩和を行ったが、各国とも、デフレ傾向から脱却が出来てないじゃないですか。

※世界を覆う低インフレが示す、金融緩和策の限界
http://diamond.jp/articles/-/67234

④「『金利』を重視する政策」については、世界各国が、「低金利」を競っているが、(アメリカを除く?)各国とも、デフレ傾向から脱却が出来ていないし、最近の円高は、日本だけが「一人負け」ではないですか。

※世界的に広がる史上最低金利の構造要因とは何か
http://diamond.jp/articles/-/93467

※FRB副議長、長引く低金利「ショックにもろく」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HLU_X11C …

※日本一人負け? 円高の衝撃
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/2937/1.html


(3)
こう考えると、どの政策がベストなのでしょうか。
「リフレ派」も「反リフレ派」も、両方が「敗北」ではないでしょうか。
要は、実態の経済を改革しないと、短期的な回復はあっても、真にデフレ傾向からの脱却は望めないのではないでしょうか。

※いまさら聞けない!?アベノミクス…リフレ派と反リフレ派の考え方の違いとは!!
https://zuuonline.com/archives/15907

財政出動や規制緩和も一時的には、有効であるが、
「長期停滞の原因は短期的な財政出動や規制緩和でどうこう出来るものではなく、より根源的な問題に根ざしているのである。それは労働人口の減少などの人口動態であり、債務膨張に依存してきたこれまでの経済成長が限界に達しつつある」の指摘が妥当ではないでしょうか。

※フィッシャー副議長がついに長期停滞論に言及、利上げと低金利継続で割れる理事会を象徴
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4 …

質問者からの補足コメント

  • 〇リフレ派
    緩慢なインフレを継続させることにより、経済の安定成長を図ることができるとするマクロ経済学の理論を喧伝、もしくは政策に取り入れようとする人々のこと。

    ※リフレ派
    https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%8 …


    〇イールドカーブ、スティープ化
    イールドカーブとは、残存期間が短い国債から長い国債へと利回りをつないだ曲線のことをいいます。通常、期間の長い債券のほうが金利が高くなるため、イールドカーブは右肩上がりになります。また、右肩上がりのイールドカーブの傾斜が急になることをイールドカーブのスティープ化といいます。

    ※イールドカーブ?スティープ化?
    https://www.pictet.co.jp/archives/79926

      補足日時:2016/10/19 21:27
  • どう思う?

    日銀総裁が、経済界に対し「物価上昇率2%という物価全体の『ものさし』を前提に賃金決定などに取り組むことが日本経済に必要」と講演したそうですが、

    ◇日銀が経済界に対し、賃金の件まで、述べるのは、可笑しいと思いませんか。

    ※日銀総裁「物価2%を前提に賃金決定を」
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF14H0W_U6A1 …


    ◇文句を言うなら、経済界に対してではなく、第2の矢の「機動的な財政政策」と第3の矢の「投資を喚起する成長戦略」を実施するよう、政府に対してだと思いませんか。

    ※大胆だった日銀の変身と臆病な政府の因果な関係
    https://www.jcer.or.jp/column/arai2/print915.html

      補足日時:2016/11/15 22:42
  • 「国債」の発行は、国民の生活を安定させる為の道具であり手段であるとの意見がありますが、

    行政府が資金需要をまかなうために大量の「国債」を発行すると、それによって市中の金利が上昇するため、民間の資金需要が抑制されるとの「クラウディングアウト効果」の有名な理論があり、必ずしも、国民の生活を安定させることにならないことは、昔から議論されていることにも耳を傾けるべきだと思います。

    ※クラウディングアウト(wiki)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9% …

    No.20の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/11/28 20:43
  • アメリカのレーガノミックスでは、
    財政拡大型の政策により、財政赤字が拡大し、さらにそれをまかなうための大量に発行した国債をさばくために金利を引き上げた結果、国際的なマネーがアメリカに流入。ドル高が引き起こされアメリカの輸出競争力が低下。
    さらに、減税による消費拡大は輸入増を引き起こし、アメリカ経済は大幅な経常収支赤字に陥り、財政収支と経常収支が共に赤字に陥り、「双子の赤字」をもたらしました。

    ※レーガノミックス
    http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.p …

      補足日時:2016/12/05 21:51

A 回答 (21件中1~10件)

質問が多すぎて、誰が聞きたいことが分からなくなってしまいましたが、単純に答えたいと思います。


デフレは需要が供給可能な量に対して不足しているだけです。総需要を増やせば良いです。つまり財政出動が足りてないだけ
金融政策だけでは、限界があります。
マネタリーベースが増えて銀行も貸し先がないから、国債を買いあさってますw
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。
分りにくい質問で申し訳ありません。

「銀行などに流すお金の『量』を重視する政策」(金融緩和)も限界があり、「『金利』を重視する政策」(低金利政策)も限界があるとすれば、おっしゃる通り、金融政策だけでは、限界がありますよね。

それには、おっしゃる通り、「財政出動」して、総需要を増やす方法しか無いかもしれませんね。
FRB副議長も、「財政政策が重要」と言っているようです。

※FRB副議長「脱低金利、財政政策が重要」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN17H0P_X11C …


ただ、日本の場合は、過去の「財政出動」の結果、財政破綻を引起した禍根が思い出され、財源はどうするのかが心配になります。

※田中角栄を想起させる安倍首相の「財政出動」
http://toyokeizai.net/articles/-/128669


それを考えれば、「長期停滞の原因は短期的な財政出動や規制緩和でどうこう出来るものではなく、より根源的な問題に根ざしているのである。それは労働人口の減少などの人口動態であり、債務膨張に依存してきたこれまでの経済成長が限界に達しつつある」のサマーズ氏指摘が妥当ではないでしょうか。

※元米国財務長官ラリー・サマーズ氏が長期停滞論とは何かを語る
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/2 …

※ジョージ・ソロス氏の再帰理論で2016年のアメリカ経済の見通しを語る
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/2 …


おっしゃっている「財政出動」も結構ですが、それも財源に限界があり、
長期的な観点から、労働人口を増加する政策を推進したり、競争力のある産業構造(農業を含む)を構築することが必要ではないでしょうか。

どうも日本は、政治家は目先の人気取りから、短期的な政策に目を奪われ、長期的な観点の思考が不足しているように思えます。
このままでは、日本は「失われた20年」どころではなく、「失われた50年」になってしまいそうに危惧します。

お礼日時:2016/10/23 20:36

> ただ、日本の場合は、過去の「財政出動」の結果、財政破綻を引起した禍根が思い出され、財源はどうするのかが心配になります。


財政破綻とは、デフォルトのことをですよね。
自国通貨建ての国債でデフォルト(債務不履行)することはありえません。
(ロシアはドル建てで破綻しました。ルーブルはついでに不履行にしました。)
経常収支が黒字の間は、円建ての国債で大丈夫です。

> ※田中角栄を想起させる安倍首相の「財政出動」
> http://toyokeizai.net/articles/-/128669
この方の言っていることは残念ながら、ずれています。
政治家が政策を誤るという話であれば、正解なのですが、
インフレ時期の総需要拡大とデフレでの総需要拡大は全く違います。
インフレの時は緊縮財政が正解です。つまり福田さんですね。
今の時期で比較するなら高橋是清でしょうかね。

> それを考えれば、「長期停滞の原因は短期的な財政出動や規制緩和でどうこう出来るものではなく、より根源的な問題に根ざしているのである。それは労働人口の減少などの人口動態であり、債務膨張に依存してきたこれまでの経済成長が限界に達しつつある」のサマーズ氏指摘が妥当ではないでしょうか。
偶然にも日本の人口構造は偶然にもよい形になっています。
総人口があまり変わらず、労働年齢人口が縮小しています。
ということは、供給量が不足することです。
それにより、供給過多が抑えられ、デフレ解消に向かいます。
外国人労働者を入れなければの話ですが・・

上にも書きましたが、債務膨張は、インフレの時期に緊縮財政と増税で解消していくのが正解です。
ただ、なかなか世論がそれを許さず政治家が引きずられてしまいます。
一気にするとバブルがはじけてしまうかも

> おっしゃっている「財政出動」も結構ですが、それも財源に限界があり、
プライマリーバランスのことを考えていますか?
あれは経済ではなく、経営に使うものです。
通貨発行できる政府と一緒にしてはダメです。

> 長期的な観点から、労働人口を増加する政策を推進したり、競争力のある産業構造(農業を含む)を構築することが必要ではないでしょうか。
上にも書きましたが、デフレでは労働人口はこのまま、もしくは下げないとだめです。供給過多なので
賃金の下げ合戦がはじまり、国民がどんどん貧困化していきます。
「競争力のある産業構造(農業を含む)」とは、海外との国際競争力でしょうか。
日本は実は内需のほうが圧倒的に大きいです。
TPPが始まるまでは、国内に目を向けることが大事です。(むしろTPPは批准しないほうがよい)
長期的な観点でいうと、むしろ自由貿易の流行はすたれていくと思います。
Brexitとかトランプの台頭を見るとおそらくグローバル化よりナショナリズムが主流になると思います。
日本もそれに備えて、安全保障を確実にしておく必要があります。
でないと第2次大戦前のように追いつめられるかもしれません。

> どうも日本は、政治家は目先の人気取りから、短期的な政策に目を奪われ、長期的な観点の思考が不足しているように思えます。
日本だけではなく、どの国もそんな感じですよね。民主主義の弱点ですね。
先にも書きましたが、ずっとプライマリーバランスが黒字なのが正解でもなく、
状況に応じた政策をし、長期的に国家の安定をするのが正解だと考えます。

> このままでは、日本は「失われた20年」どころではなく、「失われた50年」になってしまいそうに危惧します。
あなたのように賢い方が志を持っているのがこの国の救いです。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。


◇「自国通貨建ての国債でデフォルトすることはありえません」が正解とすれば、

「国民は政府を信じて、遊んで暮らせば良いではないか。手元にお金がなくなっても、政府が国債を刷り続けて国民に配る。それを国民は 通貨代わりに使用する。これが永久にうまく回り続けるのであれば、僕達は働かなくても良い」の極論も成り立つと思いますが、実際はそうでないでしょう。

また、なぜ戦後の日本は、“自国通貨建て債務”だったにもかかわらず、事実上の財政破綻をしたのでしょうね。

※国民をミスリードする「財政破綻しない論」
http://d.hatena.ne.jp/etsuyoshi/20110218/1298045 …

※日本が財政破綻
http://family-money.jp/japan09/


◇「労働年齢人口縮小⇒供給抑制⇒デフレ解消」の考え方もあるでしょうが、

「スウェーデンは労働力人口が減少したが、労働力の低下を生産性の上昇で補い経済成長を達成した。つまり、労働者ひとりあたりが生み出す付加価値を高めることで、経済を活性化することに成功した」そうですが、現在の日本で、それと同じことを実施し、人口減少・少子高齢化のマイナス面をカバーすることが出来るか疑問です。

現在日本の地方を旅行すれば、地方は寂しく、日本の人口減少・少子高齢化を痛感しますよ。
人口が増加し、若者の活気ある声で満ちている方が、活力が感じられと思うのですが?

※「人口減少で経済縮小」という間違った思い込み
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14584.html


◇「日本は実は内需のほうが圧倒的に大きい」とのことですが、

「内需とは外需によって生まれる」部分が大きいのではないでしょうか。

※日本は内需国か?・・・内需とは外需によって生まれるのでは無イカ?
http://green.ap.teacup.com/pekepon/565.html

お礼日時:2016/10/24 22:57

> ◇「自国通貨建ての国債でデフォルトすることはありえません」が正解とすれば、


>
> 「国民は政府を信じて、遊んで暮らせば良いではないか。手元にお金がなくなっても、政府が国債を刷り続けて国民に配る。それを国民は 通貨代わりに使用する。これが永久にうまく回り続けるのであれば、僕達は働かなくても良い」の極論も成り立つと思いますが、実際はそうでないでしょう。
残念ながらそうはいきません。
みんなが働かなければ、供給能力が落ちてしまいます。
10件あったうどん屋のうち、9件が遊んで暮らしたとします。
1件当たり10人の客が来ていたとして、残りの1件のうどん屋は、100人の客を相手にしなくてはいけません。
根を上げて値上げしますよね(笑)
つまり、インフレになります。

国内だけではこんなものなのですが、外国が絡むとさらに問題が出ます。
たとえばうどん屋の小麦はすべてアメリカ産だったとします。
日本がアメリカにベアリングを輸出していたとします。
ベアリングの価格を100万円、輸入している小麦は10万円だったとします。
アメリカは100万円払うのに、1万ドルで両替して支払います。(外貨1万ドル)
日本は10万円払うのに、1000ドルで両替して支払います。(外貨1万-1000=9000ドル・・外貨準備高になるのかな)
このような状況でベアリング業者が遊んで暮らすとどうなるでしょうか。
日本は外貨1000ドルを手に入れたいけど、アメリカ的には日本円を持っていても意味がないから両替しません。
外貨準備高を取り崩して、しばらくしのぎます。しかし、最終的にはアメリカに借金をして1000ドル調達します。
つまり外貨建ての国債です。

これがデフレかつ、経常収支が黒字の理由です。

>
> また、なぜ戦後の日本は、“自国通貨建て債務”だったにもかかわらず、事実上の財政破綻をしたのでしょうね。
> ※国民をミスリードする「財政破綻しない論」
> http://d.hatena.ne.jp/etsuyoshi/20110218/1298045
> ※日本が財政破綻
> http://family-money.jp/japan09/

「事実上の財政破綻」とは具体的になんのことでしょう?なぜ財政破綻したと書かないのは何故ですか?
情報ソースを上げてくれるのは良いのですが、どれも抽象的すぎて具体的な内容がよくわかりません。
おそらく、戦後のインフレによる国債の価値の大幅な下落、もしくは増税により償還したことでしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC …

はい。確かに敗戦時は、供給能力が大幅に落ちてかつ、需要が圧倒的に増えて、戦後賠償等もあり、そりゃインフレでしたさ。
それでも財政破綻はしていませんよ。

> ◇「労働年齢人口縮小⇒供給抑制⇒デフレ解消」の考え方もあるでしょうが、
>
> 「スウェーデンは労働力人口が減少したが、労働力の低下を生産性の上昇で補い経済成長を達成した。つまり、労働者ひとりあたりが生み出す付加価値を高めることで、経済を活性化することに成功した」そうですが、現在の日本で、それと同じことを実施し、人口減少・少子高齢化のマイナス面をカバーすることが出来るか疑問です。
>
> 現在日本の地方を旅行すれば、地方は寂しく、日本の人口減少・少子高齢化を痛感しますよ。
> 人口が増加し、若者の活気ある声で満ちている方が、活力が感じられと思うのですが?
>
> ※「人口減少で経済縮小」という間違った思い込み
> http://biz-journal.jp/2016/04/post_14584.html

私もそうですが、ここ20年パッとしない時期が続いています。
いっぱい働いても安く買いたたかれるし、「ほかはもっと安くしているんだから、もっとがんばってよ。」って言われて・・
なので、活性化なんて・・って思いますが、たとえば「これからは今の1.2倍の量の仕事で1.5倍給料を出すよ。」って言われたら頑張りませんか
工夫して、さらに給料をもらうようにしませんか?
おそらく高度成長期はそんな感じかと

> ◇「日本は実は内需のほうが圧倒的に大きい」とのことですが、
>
> 「内需とは外需によって生まれる」部分が大きいのではないでしょうか。
>
> ※日本は内需国か?・・・内需とは外需によって生まれるのでは無イカ?
> http://green.ap.teacup.com/pekepon/565.html

まず、この文章には一部誤解を招く表現があるので指摘を
>> 私達が土地や家を購入する行為も内需としてカウントされます。
 土地、金融資産の売買は内需ではありません。カウントされるのは手数料等です。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85 …

>> 確かに日本の内需はアメリカに次ぐ規模ですが、
>> 多少水増しされている感がします。
 共感できる部分はありますが、既得権益はどの国のどの世の中もありますので日本だけ悲観しないでください。

 JA解体といいますが、JAがあることによって生産者も一定価格買い上げの保証がされて安心して生産ができます。
 この部分に民間が入ると利益が出ないとなれば生産物を買いたたくでしょう。
 良くないのは、公の既得権益に民間の業者が既得権益をよこせと言っている状態です。
 安全保障の部分を残しつつ、より効率的な仕組みを作る必要があるかと思います。

>> 現在でも財務省が各金融機関に割り当てして何とか消化している日本国債を
 財務省は国債入札だったと思いますが・・
 そして銀行などの金融機関は国債を買いあさっていますよ
 なんせマイナスになっても買っているんですから
 なぜなら、預金が増えてマネーストックが大量にある状態で
 マネタリーベースを増やされているのに民間に投資先がないからです。
 かなり、銀行は大変だと思います。
 国債が2%とかになったら、最高の運用先なので銀行は飛びつくでしょうね(笑)
 まあ、それでも問題あると思ったら日銀が買い上げれば終了です。

>> 一方、日本は輸出国で、アメリカが輸入国です。
 今はね。
 TPP入る前ということをご理解ください。
 入るとどうなるでしょうか。
 自由貿易というのは、関税の自由をなくすことだったりします。

結論として
>> 現在の日本が外需無くして成り立たない事は事実です。
 そりゃそうだけど・・
 外需の依存度が低いから、内需で十分景気をよくできますよね。って話
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇「自国通貨建ての国債でデフォルトすることはありえません」について、極論で議論しても意味がなかったですね。

「日本が財政破綻しないのは、一つは、日本国債の9割強が国内で消化されていること。もう一つは、経常収支が黒字だからで、国民の預金で賄っている上に、海外から稼いでいるから、巨額の財政赤字を抱えていても破綻はしないだろうという信用がある」でしょう。
しかし、このところ経常黒字は稼いでいるものの、貿易赤字が続いている(ただし、直近は、原油安で黒字)ことに加え、高齢化の影響で貯蓄率はマイナスとなっています。さらには財政赤字額が増加しつつあり、いつまでその大半を国内で賄えるかは不透明です。

※結局、借金大国日本は財政破綻を迎えるのか
http://toyokeizai.net/articles/-/97230


◇JA解体について、「この部分に民間が入ると利益が出ないとなれば生産物を買いたたく」とのことですが、

「現在の農家は、マーケティングの発想は出てこない。マーケティングの発想がないと、付加価値の高い、競争力のある作物を作る創意工夫は働きにくい。
TPP交渉が進展すると、海外から安価な農産物の輸入が可能になる。そうなると、わが国の農業は一段と厳しい状況に追い込まれ、そうした状況を防ぎ農業を守るためには、古くなったシステムを見直して、新しいビジネスチャンスをつかむことが必須となる」このぐらいの荒治療が日本の農業には必要ですが、それが役人体質で可能か疑問です。

※JA全中の解体だけでは日本の農業崩壊は止められない
http://diamond.jp/articles/-/66777


◇「外需の依存度が低いから、内需で十分景気をよくできますよ」については、

「日本の輸出額は表面上GDPの13%ほどしかなく、金額として70兆円ぐらいにすぎないが、その輸出で獲得した資金は、その何倍にもなって内需のGDPを押し上げてる」

だから、「日本のGDPが600兆円程度で、内需の割合が1割程度だから、たとえ外需がなくなっても、内需だけで残りのGDP500兆円分上がって、やってけるなんて話、到底ありえない」と思います。

※日本のGDP 外需が内需を支えている
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=91

お礼日時:2016/10/26 00:07

信用も関係無いです。

日本円建て国債の償還は日本円です。発行してるのは、どこでしょうという話です。
ちょっと胡散臭いですが、こちらを見てください
http://s.ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11987 …
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。


◇「信用も関係無い」とのことですが、

「円」は紙切れであり、「信用通貨」は「国家の信用」によって「紙切れ」に「価値」を与えており、「信用」が無くなれば、ただの紙切れにしか過ぎないことになります。

政府が無節操に「お金」を増やしたら(日銀の全量買取によって、大量の通貨が市場に大放出されたら)過剰発行によって、自国建て国債はデフォルトしなくても、通貨価値の下落で国民は資産を失う恐れがあるのではないでしょうか。



◇三橋氏の意見には、下記のような反論もあるようです。

「国債の金利を決めるのが市場である以上、限度を超えた日銀の買い入れで、日本国債が暴落する事があり得ます」
また「テクニカルな危機に、ヘッジファンドの思惑が絡むと、日本国債の暴落の可能性が高まります」

「日銀が市場の日本国債を全て買ったら、1000兆円の資金が一斉に放出される事になります。
当然、高率のインフレが発生するので、人々は預金を下ろして、現物資産で資産保全を図ろうとします。すると、銀行から預金が流出して、メガバンクと言えども一瞬で破綻します。」

「その頃、為替相場は200円とか300円/1ドルを超えて円安が加速します。
要は円の信用が著しく損なわれるのです。さて、輸入価格はどうなるでしょうか?電気料は?ガソリンは?食費は?
こうしてインフレが進行すると、貨幣価値は著しく低下します。
銀行預金は見る見るうちに、価値を減少してゆきます。
結局、資産価値が消滅する事で、国家が庶民の資産を召し上げるのです。」

※「自国建て国債は破綻しない」・・・これは永久機関詐欺と一緒の論法だ
http://green.ap.teacup.com/pekepon/1100.html


◇三橋氏の意見と、反対意見と、どちらが正当か、私は、判断する能力はありませんが、
「日本は、自国建て国債なので、いくら発行しても、日本は破綻しない」のであれば、「IMFはなぜ消費税を15%以上に引き上げて、国債の増発は減らせ」と勧告するのでしょうね。

※IMFはなぜ消費税を15%以上に引き上げろと言っているのか?
http://amiyazaki.net/BUSINESS_SHIFT/Japans_Condi …

お礼日時:2016/10/26 22:42

> 政府が無節操に「お金」を増やしたら(日銀の全量買取によって、大量の通貨が市場に大放出されたら)過剰発行によって、自国建て国債はデフォルトしなくても、通貨価値の下落で国民は資産を失う恐れがあるのではないでしょうか。


今のマネタリーベースがこちら
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/in …
つまり、お金を過剰に発行しています。信用を失っていますか?国債の価格はどうなっていますか?
ただ、「無節操に」ではないかもしれません。どの程度が無節操にというのかわかりませんが、すでに過剰で無節操で異次元かと
「日銀の全量買取」というのは極論過ぎて何とも(笑)そもそも日銀が直接引き受けではないので出来ないと思います。

> ◇三橋氏の意見には、下記のような反論もあるようです。
先にも書いた通り、「日銀が市場の日本国債を全て買ったら」という極論を出されても意思疎通ができないのではないでしょうか。
完全に論点がずれていますよね。
2%のインフレ目標を達成するのに必要にして十分な国債を発行して、公共投資をすれば、需要を満たして、GDPが回復し、景気が良くなるという話
その分の国債を日本政府が発行して、市中から日銀が買い取るときのデメリットはありますか?という話が主題です。

> ※IMFはなぜ消費税を15%以上に引き上げろと言っているのか?
実は、自分が三橋氏に興味を持ったのは、このあたりです。
消費税を15%にあげたところで、絶対国債なんて返せないし、本当にすべて返そうと思ったら消費税50%ぐらいかけないと・・
って思っていろいろ納得のいく説明を探していました。
そもそも、国債って返さなければならないのかとか、なぜ政府発行紙幣を出さないのか・・とか
まあ最初は、胡散臭いので眉唾だなと思いながらでしたが(笑)
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇「日銀の全量買取」については、三橋氏自らが「国債が売り込まれた時、日本銀行が買い取ってしまえば、『国債暴落』は起きえません」と述べられています。

※国債暴落を煽る人々へ(三橋貴明)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-1192372 …

しかし、なるほど、「国債暴落」は防げたとしても、「お金」の量を増やしたら、自国建て国債はデフォルトしなくても、通貨価値の下落で国民は資産を失う恐れがあるのではないでしょうか。


◇日本国債の格付けが一段と低下した場合等で、どこかで市場の堪忍袋の緒が切れる「Xデー」が到来し、日本国債が売り込まれる可能性は杞憂だと、誰も断言はできないと思います。

※日本国債「暴落」は杞憂か
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum- …


◇「お金を過剰に発行(マネタリーベースを増加)しています。信用を失っていますか?国債の価格はどうなっていますか?」については、マネタリーベースが増加しても、現在は、多くは、日銀の当座預金で眠るだけで、流通していないので、信用失意もしないかわりに、景気の回復にもつながっていません。
そんなことがあるので、最近、「マイナス金利」を導入したのでしょうが、今後は、どんな影響があるか不透明だと思います。

※「マネタリーベース」とは何ですか?
https://www.boj.or.jp/announcements/education/os …


◇「自国建て国債なので、いくら発行しても、破綻しない」のであれば、当初の「極論」の話しでもありませんが、そんな「気楽な話し」はないのであり、「黒田バズーカ」も必要なくなり、ひたすら、国債を発行すれば良いだけではないでしょうか?
ただ、俄には、信じられませんが・・・???

お礼日時:2016/10/27 23:29

いつもありがとうございます。

おかげさまで自分も勉強できて助かります。

> 三橋氏自らが「国債が売り込まれた時、日本銀行が買い取ってしまえば、『国債暴落』は起きえません」と述べられています。
これは三橋氏の悪いところで、論点をずらされているのをわかってあえて話に乗っています。
今の状況とまったく違う話なのでこの手の話をする意味が分からないのですが、
「国債が売り込まれた時」は金利が上がるので銀行が殺到するはずですよね。

> 通貨価値の下落で国民は資産を失う恐れがあるのではないでしょうか。
「通貨価値の下落」とは何を指していますか?考えられるものとして2つ
1.物価と比較して通貨の価値が下落(インフレ)
2.外貨に対する円のカギが下落(円安)
こちらも今問題にしているデフレと逆向きの話です。
ちなみにデフレの国の通貨は高くなる傾向があるようです。

> 日銀の当座預金で眠るだけで、流通していないので、信用失意もしないかわりに、景気の回復にもつながっていません。
その通りです。これが金融政策だけでは限界がある理由です。
銀行は運用先を探しています。にもかかわらず、ほとんど金融資産への運用です。
需要がない状態で、消費や設備投資に資金が回ることはありません。
つまり、インフレ、デフレは本当に需要と供給で決まっていたのです。

> 最近、「マイナス金利」を導入したのでしょうが、今後は、どんな影響があるか不透明だと思います。
これは、個人的な感想ですが、銀行が一番つらい状態にあるとおもいます。

> 「黒田バズーカ」も必要なくなり、ひたすら、国債を発行すれば良いだけではないでしょうか?
よりよいデフレ対策というのであれば、金融緩和(黒田バズーカ)と公共投資(建設国債による)と減税(消費税5%)でしょうね。
黒田さんは限界までやっていると思いますよ。後は安倍さんがどうかですね。

> ただ、俄には、信じられませんが・・・???
はい。自分も理屈は理解できたし、実証もされてしまったので反論がないのですが、
胡散臭い三橋氏の意見をうのみにするわけにいかず、財務省に電話しました。
「1の意見書にデフォルトは考えられないとあり、2で国債発行のGDP比により財政破綻を指摘しています
 矛盾していますが、どちらが正しいですか?」
1.http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/ratin …
2.http://www.zaisei.mof.go.jp/movie/zaisei/

すると、答えに窮していました。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

三橋氏の主張の原文は『国債が(理由は不明ですが)売り込まれた時、日本銀行が買い取ってしまえば、「国債暴落」やら「金利高騰」やらは起きえません。日本銀行が国債を買い取り、市場の国債供給が少なくなれば、国債価格はむしろ暴騰(金利急落)することになります』と述べています。

「日銀の全量買取というのは極論過ぎる」と「回答者さん」が指摘されたので、「国債が売り込まれた時」との当部分を引用しました。

『しかし、なるほど、「国債暴落」は防げたとしても、「お金」の量を増やしたら、自国建て国債はデフォルトしなくても、通貨価値の下落で国民は資産を失う恐れがあるのではないでしょうか。』は、私が付記した疑問です。

「日銀の全量買取」(「お金」の量の増加)は、日銀自体が『中央銀行がいったん国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性のインフレーションを引き起こす』からと、通常では実施しないと認めていること(日銀の全量買取)を実施することになり、「1.物価と比較して通貨の価値が下落(インフレ)」(=つまり、デフォルト)になるのではないのでしょうか。

※日本銀行が国債の引受けを行わないのはなぜですか?(日本銀行)
https://www.boj.or.jp/announcements/education/os …


素人には難しくて、頭が混乱し、頭が悪い者にとっては、分からなくなります。
同様に、政府(財務省)も、混乱しているのかもしれませんね。

下記blogに、「バーナンキ議長は悪くない。黒田総裁は悪くない。そんなのは行政の問題だ。中央銀行は関係ない。政治家が悪い。」と記載されていますが、全くその通りかもしれませんね。

※バーナンキの背理法
http://fnoithunder.hatenablog.com/entry/2014/11/ …

お礼日時:2016/10/30 00:00

> 「1.物価と比較して通貨の価値が下落(インフレ)」(=つまり、デフォルト)になるのではないのでしょうか。


国債を発行しすぎるとその国債で、モノやサービスが買われます。つまり需要が拡大します。
供給量を超えたとき、インフレとなります。
おそらく日銀の直接引き受けをせずに政策委員会で話し合ったうえで
市場から買い取るとしたほうが国債の大量発行によるインフレを防げるのかなとは思います。
(時間をかけることと、市場とのかい離させないという意味で)

ちなみにインフレとデフォルトは違います。
デフォルトは債務不履行です。国債を償還できなくなった際に起こります。
インフレは供給が需要を超えたときにおこります。
インフレとデフォルトのわかりやすい例として、戦後、焼け野原になってしまった日本は供給量が極端に落ちていました。
そのため、極度のインフレでした。インフレ率は年率125%にもなったそうです。
当然、国債は当時の物価に換算すると実質1/125になってしまうということです。
日本政府としては簡単に償還できるという話です。なのでデフォルトはしていないです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC …

大丈夫、私も素人なので(笑)
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇市場からであろうが国から直接であろうが「国債を買っている」事に変わりはなく、物理的(?)には「直接」か「間接」かの違いはあっても、国債を「全量買取」のであれば、実質的な意味では、日銀法で禁止されている「国債の日銀引き受け」と同じではないでしょうか。

銀行が、財務省の実施する入札に応じて国債を仕入れ、翌日から数日後には、日銀が実施する国債買い入れで売る取引が、現在でも通例のようですが、それが日銀が全量買い取るともなれば、実質的には「国債を日銀が引き受けている」のような気がします。

※アベノミクスの本当の目的は「国債の買いオペ」? ハイパーインフレは起こるのか?
http://shuchi.php.co.jp/article/2611


◇先に、『「通貨価値の下落」とは何を指していますか?考えられるものとして2つ
1.物価と比較して通貨の価値が下落(インフレ)、2.外貨に対する円のカギが下落(円安)』
の問いがあったので、

「1.物価と比較して通貨の価値が下落(インフレ)」と回答した訳で、勿論「インフレとデフォルトは違います」が、形式的な定義付けにどれだけ意味があるのかとの気がします。

戦後のインフレは、デフォルトの宣言こそしていないようですが、「内国債の債務不履行は回避したものの、国内企業や国民に対して戦時中に約束した補償債務は履行しない、という形で部分的ながら国内債務不履行を事実上強行したものである」として、下記のように「非連続的な国内債務調整(国内デフォルト)」だとの意見もあるようです。

※そして預金は切り捨てられた 戦後日本の債務調整の悲惨な現実
http://diamond.jp/articles/-/40167

上記レポートの結びとして、『これらの事実から明らかになるのは、国債が国として負った借金である以上、国内でその大部分を引き受けているケースにおいて、財政運営が行き詰まった場合の最後の調整の痛みは、間違いなく国民に及ぶ、という点である。一国が債務残高の規模を永遠に増やし続けることはできない。「国債の大部分を国内で消化できていれば大丈夫」では決してないのだ。』と記載があるのは、教訓になりそうな気がします。

お礼日時:2016/10/31 22:32

> インフレは供給が需要を超えたときにおこります


間違えた・・
インフレは需要が供給を超えたときでした
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>> 「実質1/125」


間違いですね(笑)

いつもお世話になります。

---------
>※アベノミクスの本当の目的は「国債の買いオペ」? ハイパーインフレは起こるのか?
残念ながら、根本的な勘違いでデフレではなくインフレを問題視しているパターンです

> 「そのために国債を買い支えたかった」
国債は2013年以前から高騰しているので・・・それは思い込みではないでしょうか
残念ながら国債を大量に発行すれば、その理屈は成り立つのですが、国債発行額がそれほど増えずに
買いオペをして買い支えるというのは理屈が通らないです。

国債暴落を問題視していますが、デフレでは暴落したらローリスクハイリターンなので銀行が国債を購入するでしょう。
実際していました。なので日銀が買いオペでマイナス金利に持ち込んだのです。
継続して暴落する状況というのは、すでに市場に対して需要が生まれていて銀行の投資先がある場合や
市場で運用するほうがさらに利回りが良い場合でつまりすでにインフレが起こっている場合

> 中央銀行による国債の引き受けを大量に行なった国
厳密にいうと国債を大量に発行したのがインフレの原因になっていると考えるのが妥当でしょう。
つまり需要の拡大ですね。

> 日経平均株価も不動産価格も、かなり上がってきています。
こちらは物価には関係ありません。

しかもインフレどころかアベノミクスでデフレのままという状態

---------
> ※そして預金は切り捨てられた 戦後日本の債務調整の悲惨な現実
なるほど、ここでインフレが国内債務調整の直接的な原因となったかどうかですね。
調べてみる必要がありそうですね。

---------
自己矛盾というか自分でも不明な部分について
・買いオペがデフレ対策に直接つながらないのであれば、売りオペもインフレ対策にはならないのではないか・・
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この回答へのお礼

何度も、有難うございます。

◇『アベノミクスの本当の目的は「国債の買いオペ」? ハイパーインフレは起こるのか?』のレポートは、

『実質的には「国債を日銀が引き受けている」ということ』を説明する為に引用したのであり、
このレポートの結論(?)である『アベノミクスによって、日本の国家財政の破綻を回避するために、「国債の日銀引き受け」をしたかったのです』については、懐疑的な気持ちでいます。


◇それよりも、
また、日銀は、物価目標2%程度達成を先送りしました。

理由は「原油価格下落」、「新興国経済の減速」など世界経済に共通の要因と、「消費税増税後の消費落ち込み」などと弁明しているようですが、これは、先に問題提起をした、「リフレ派」も「反リフレ派」も、両方が「敗北」を意味するのではないでしょうか。

※黒田総裁会見11月1日
https://thepage.jp/detail/20161101-00000012-word …

※物価目標の達成先送り、欧米中銀も同様=黒田日銀総裁
http://diamond.jp/articles/-/106630


◇経済学は、自然科学のように、全てのファクターを把握して方程式を解いたり、実験して証明することも出来ない限界のある学問ではないでしょうか。

日銀に求められるのは、金融政策の限界や失敗を率直に認め、物価目標の達成の為には、実態の経済を改革を政府にはっきりと提言するべきではないでしょうか。

「賃金が上がりにくい原因とされる、正規と非正規に分断された労働市場の改革であり、非正規を減らすなど格差解消や中間層の再生。企業が過度にため込む内部留保の問題。三年後には消費税増税が予定されるなど負担増や将来不安を軽減するための社会保障改革、所得再分配の強化など」
実施すべき事項は多くあり、このままだと、「物価目標2%程度達成は2018年頃」の目標も危ういのではないでしょうか。

※物価目標先送り 政府は日銀頼みやめよ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editori …

※いまさら聞けない!?アベノミクス…リフレ派と反リフレ派の考え方の違いとは!!
https://zuuonline.com/archives/15907

お礼日時:2016/11/02 22:48

>> ※そして預金は切り捨てられた 戦後日本の債務調整の悲惨な現実


> なるほど、ここでインフレが国内債務調整の直接的な原因となったかどうかですね。
> 調べてみる必要がありそうですね。

一応、自分なりに調べて解釈を書きます。

インフレの原因:
 そもそも戦中から需要過多でインフレだった
 国内の供給能力が極端に落ちた(焼け野原で働き手がいない)
 国内の需要が高まった(復興需要)
  民間が金融商品を換金して必要なモノの購入に回すためその分の需要も増えた

国内債務調整の原因:
 債券の発行しすぎかつ、債務の履行に迫られていた

 よって増税と更なるインフレにより債務を強制的に圧縮
 (実質踏み倒したようなものですね)

インフレが直接的な原因とは言い難いとは思いますが、
極度のインフレでの国債は、暴落、無価値になるリスクが高いですね。
(デフォルトはしなくても債権者からしたら似たような状態です)

「無論、世界大戦の敗戦国という立場に陥り、社会全体が混乱のさなかにあった当時と、平時の現在とは状況が全く異なる」 
ここからは、この違いについてですね。
インフレとデフレが大きく違います。
なので、デフレギャップが縮小してインフレになった場合は、極度のインフレにならないよう
国債の発行はせずに増税、構造改革、緊縮財政で小さい政府を目指すべきでしょうね。

インフレで国債が暴落した場合、どっちがいいのか
買いオペ:日銀が買い支えるため、国債の価格は安定する。しかしマネタリーベースが増加する。
売りオペ:日銀が国債を売るため、さらに国債の価格は下がる。マネタリーベースを減らすことができる。
仮に需要と供給のみでインフレデフレが決まっているなら買いオペでしょうね。
・・これについては調べ中です。

とりあえず、デフレ中は国債暴落の心配はないはずです。
暴落したら、間違いなく買いオペでOK
もちろんデフォルトなんてする必要ないです。
全部履行して、その日本円は内需に回るのでOKです。
(日本円は、海外では使わないので内需にしかならない)
今はデフレの影響への心配が先ですね。
 ・供給力の低下(安かろう悪かろうものしか作らない)
 ・実質賃金の減少
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