子宮筋腫の治療法

私は三年前位に子宮筋腫で手術をしました。今回又筋腫が７cm位あるということで先生に治療をしたほうがいいといわれました。

その方法とは一つは貧血がひどいので増血剤をのんで様子を見るという方法

二つ目が手術をして筋腫だけ取る方法、そしてもう一つが注射またはナサニールという鼻にスプレーして生理をとめて筋腫だけを小さくして見る方法

以上の治療法をいわれました。でも家の都合で手術はできません。で、ナサニールは以前にも使っていた事があるのですが、どなたか注射で筋腫の治療をしたかたいらっしゃいますが？

注射だと月に1回やるだけでいいらしいのですが、それを半年間やってお金は月に２万かかるとの事でしたが体に悪影響はないのでしょうかね？

以前に私がやっていたナサニールも結局生理をとめるわけですがら、更年期障害みたいなのはおきましたけど、注射ってどんなものでしょうかね？

どの治療法でやったらいいか迷っています。なにかアドバイスを！ちなみに私は33でまだ子供はいません。

No.1 ベストアンサー 回答者： gomakiti 回答日時： 2004/08/08 22:26

こんにちは。

貧血症状が出ていて、おつらそうですね。
夏の暑さは大丈夫ですか？
さて、私は薬剤師ですので、薬の作用についてご紹介したいと思います。

子宮筋腫に使用される薬剤とは、LH-RHアゴニスト（LH-RHアナログ、Gn-RHアナログとも言います）のことで、簡単に言ってしまうと、脳から卵巣に女性ホルモン（エストロゲンとプロゲステロン）の分泌をだすホルモンの作用を止める薬剤です。結果、女性ホルモンの分泌が抑えられるので、性周期もなくなり、生理（月経）がとまる、というわけです。LH-RHアゴニストには、注射と点鼻剤があり、ナサニールは、このうちの点鼻剤にあたるわけです。

chagumaさんは以前、ナサニールを使用されていたということですから、大体の作用機序と副作用についてご理解されているようですね。
あなたがおっしゃるように、LH-RHアゴニストの主な副作用は更年期女性に見られるような症状、といえます。（副作用の種類としては、ほぼ同じと考えて良いと思います）

では、注射と点鼻の違いは？というと、注射剤の方が作用が確実、といわれています。つまり、女性ホルモンの濃度の低下が患者さんの個人差に左右されにくい、というのが注射の特徴の１つです。一方、点鼻剤は注射に比べると、個人差が若干みられるかもしれません。

それから、大きな違いは投与経路。注射と点鼻ですから、点鼻の方が痛みを伴わないという点でメリットがあります。しかし、鼻の調子が悪かったりすると、うまく薬剤が吸収されなくなる可能性があります。
一方、注射剤には大きく分けて2種類あります。1つは薬剤の入った微粒子を注射するタイプと、ペレットを埋め込むタイプです。これらの薬剤は、投与した微粒子やペレットが徐々に崩壊することによって、1ヶ月間効果を発揮します。注射ですから、痛みを伴いますが、一旦体内に入れば、安定した効果が得られます。

その他、詳しくお知りになりたければ、受診先の医師に直接聞くと良いでしょう。

ご参考までに、注射を扱っている武田薬品工業のHPをご紹介します。
お大事に。

参考URL：http://www.takeda.co.jp/pharm/jap/seikatu/sns/in …

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。HPまで紹介していただきたすかりました。

又近いうちに病院へいってもう一度手術をするか薬で様子を見るかよく決めたいと思います。

参考になりました。(^_^)

お礼日時：2004/08/09 17:19

No.2 回答者： ebisu2002 回答日時： 2004/08/10 06:32

参考までに最近始まった新しい治療法を紹介します

なお、すでに1回手術をなさったことや今後の挙児希望などから、実績の少ないこれらの方法はあなたには適応できないかもしれません。
また保険が使えないため約50万円ほどかかります
【集束超音波治療(FUS)】
診断用の超音波とは桁違いに強力なエネルギーを集中させて筋腫を加熱縮小させる方法
http://www.i-ivrcenter.org/imgcenter/top.htm
【子宮動脈塞栓術】
放射線を使った血管造影で子宮への動脈を観察し、筋腫への血管を塞栓させて縮小させるもの
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa240901.htm
http://www3.ocn.ne.jp/~embo/index.html
http://www.biwa.ne.jp/~ssh/sinryoka/radiology/my …
http://uterus-web.hp.infoseek.co.jp/Reference7.h …

参考URL：http://www.bs-i.co.jp/dna/back_number/20020929.h …

この回答へのお礼

ありがとうございました。いろいろな治療法があるものですね。でも、保険がきかないというのはいたいですね。(>_<)

今後どのような治療をしていくかよく先生と相談したいと思います。参考にさせていただきます。(^_^)

お礼日時：2004/08/14 14:24