
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
面白い指摘だと思います。
なぜなら、「枕草子」の一段目で「よい」と言っているのは、何がもしくはどんな状態の人にとって「よい」のかは書いてありません。私は勝手に「恋する二人の逢瀬」に「良い」と言っているのだと思っています。二人の気持ちが盛り上がるのは、「春は明け方」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬は早朝」だという風に考え、二人が逢瀬を楽しむのに「よい」のだと思うと、大人の解釈ができます。そうなると、二人で炭を囲んでいても昼になって、火がなくなると二人も別れなければならないので「わろし」なのではないかと、中学では教えない解釈を楽しんでいます。これが、私の「枕」の「草子」です。No.4
- 回答日時:
原文はこうなっています。
「冬はつとめて。雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃火桶の火も白き灰がちになりて、わろし」
冬全体を「わろし」とはいっていません。「昼になったらもえつきた炭の灰がそのままになっているので、いいことないなぁ」と言っているのですよ。
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