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なんか、欠陥住宅(建築)のニュースを見る度に、もはや経費を浮かして利益を上げるのが常態化してるのが建築業なのかなと感じます。

マンションも戸建て住宅も、普通の人は一生に一度の買い物なのに、せせら笑うかのように、欠陥住宅の嵐。もはやこれは日本の文化でしょうか。

 例えば注文住宅で、相場の2倍のお金で依頼しても結局は「どうせばれないだろう」という考えで、欠陥住宅を作るんだと感じてます。

日本の建物の何割ぐらいが欠陥住宅と思いますか?
※レオパレスの欠陥住宅ってあの後、どうなったんですか? ※修繕しようがないですよね?

A 回答 (2件)

建築関係の仕事をしています。



日本の建築物はほぼ100%欠陥住宅です。
ただし「欠陥」というをどの基準で考えるかによります。

建築基準法違反の建物、を欠陥住宅とするなら、それほど多くありません。ほとんどないと言ってもいいぐらい、レオパレスのようなあからさまな欠陥住宅はよほどのことが無いとないです。

しかし「本来予定されていた設計性能を100%発揮できる」と言う意味なら、そんな建物は存在しません。

コンクリを流し込めば、どれほど注意しても、天候や作業者によって品質にばらつきが出ます。木造建築でも大工・左官屋・内装屋・配管屋・電気工事など様々な作業が入り、穴をあけ、壁面に何かを取り付けるたびにどこかに無理や欠陥が生まれます。

この点については、欧米などの他の先進国でも同じなのですが、日本に比べると住人が自分達でメンテナンスするし、地震がないので建物の構造も簡単です。
 そして、DIYで欠陥を修復して魅力的な住宅にすると、中古でも高い値で売れるのです。

だから欧米の住宅は「建った時よりも誰かが住んだ後の方がより完璧な状態に近い」ものになることも多いのです。

昔の職人気質の大工が一人で(または部下を使って)隅々まで丁寧に作り上げたような時代なら、日本の建物も出来た時に完璧でしたが、今そのような建築物は宮大工が作る神社仏閣ぐらいしかありません。

レオパレスのような「自分達で建てた建物を使って利益を上げようとする会社」なら、なにかあっても自分達で修復できるので、手抜きがばれにくいです。

そういう非常識が通用するような例外は別に考える必要があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳しく感謝です。
現代の建物を見て感じるのは、昔(江戸くらい?)の建物でも現存するものがありますが、今の建物は戸建てでも100年ももたないのがほとんどです。
 
そう考えると、昔の一部の建物って今以上にきちんとつくられたのがわかります(特に寺や神社、城とか文化遺産になってるもの)

>建築基準法違反の建物、を欠陥住宅とするなら、それほど多くありません。

→これを聞いて安心しました^^

お礼日時:2021/06/17 20:36

今は殆ど無いでしょう。



合ったとしても2~3%くらいじゃないの??
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど。
やっぱり人生に1度だけなので、そういうニュースが流れるとインパクトが強いのでしょうね。

お礼日時:2021/06/17 20:32

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