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夢野久作のドグラ・マグラを読みました。大体の流れを把握する事はできたと思うのですが、細かい部分に疑問が残りました。分かる方はぜひとも教えて下さると助かります。

1. 結局「私=呉一郎」で、呉一郎の記憶が戻ると困る若林博士の暗示によって今で言うループ物のような状況を作り出されて同じことを繰り返し同じことを繰り返し続けられているのだと解釈したのですが、結核を患い先が長くないようなことを度々描写されていた若林博士がこれを続けるのには無理がありますよね?そのうち先に若林博士が死亡して目覚めた呉一郎が自分で正気を取り戻してそのうちに記憶を取り戻してしまうと思うのですが。それならばとっとと一郎とモヨコを始末してしまったほうが良く、またそうするしかないと思います。なぜそうしないのでしょうか?

2.最後の方で「これが胎児の夢なのだ…」と主人公が言うセリフがありますが、これは次目覚めたときにまたなんの記憶もない状態からはじまり、父親である正木博士を自殺に追い込むようなことを言ってしまうという事の表現なのでしょうか?それともなにか別の意味があるのでしょうか?

回答よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

『ドグラ・マグラ』を読んだのは何年も前なので


細かい部分は覚えていないのですが
少なくとも1.の質問に関しては
「私」の記憶が戻ると若林博士が困るという解釈自体が誤りかと

「私」の記憶が戻ると困るのであれば
わざわざ「私」を正木敬之教授の研究室へ連れて行き
正木教授の残した資料を読ませて刺激を与え
記憶を取り戻させようとした行動が
全く無意味な自滅行為という事になってしまいますが
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