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質問です。

夏アニメも名作揃いでしたが、今秋のアニメも覇権確定アニメが目白押しですね。

そこで思ったんですけど、アニメ化が決まったってなった場合、原作者の方ってどの程度制作に関わるのでしょうか?

1.制作会社に「お願いします」と全任せ

2.「ここのシーン原作で描き切れなかったので、追加でお願いします」「ここのシーンは原作より派手にお願いします」といった感じでちょくちょく注文だけしていく

3.全面協力

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

アニメ業界の人間ではないです。

しかも普段はアニメを見ないです。
ただ、最近好きな作品がアニメ化されたので、興味を持ってよく監督やアニメ周りの業界インタビューやビジネス記事を読みます。

そこからすると、1,2、3どのパターンもありますね。
といってもほとんどは1、次に契約時に2を伝えることができる立場にはある(採用されるかどうかはまた別の話)、それから1と2の間の「アニメ製作サイドから聞かれて答える」が多くて、3は少なめのようです。
どういう契約になるかでかなり変わるようです。

全面協力を超えて漫画作者が深くかかわっている場合もあります。
たとえば去年大ヒットした劇場版「ワンピースFilmRed」は原作者でもある尾田栄一郎が総合プロデューサーという非常に強い権限で参加しています。
劇場版で尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めるのは3作目で、他2作もワンピ映画の中では好評だったのはそういった面もあるからかもしれません。

同じく去年ヒットした秋アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」では、漫画の作者が毎話、制作会議に参加していたそうです。これは知る限りではかなり珍しいパターンです。
この作品は「きらら」でもヒット確実とみなされていました。
しかし、もとは4コマ漫画であった原作を大きく改変しながらも、ドラマをより大きく膨らませ、アニメならではの表現とインパクトを追加することに大成功したのは、この「作者参加、かつ作者とアニメ制作者がどちらもロック好きという共通点を持っていた、お互いの専門分野を尊重した」これら3点が大きかったと言われます。

ただし、作者参加が常に良い結果になるとは限りません。深くかかわれる契約を結んで3をやった結果、ファンからは最悪と言われる出来になった作品もあります。

話を戻して、知る限りでは、たいていのアニメ化では1の「完全おまかせ」のようです。漫画の作者本人が他のファン同様、放映・配信で初めて見る、というのが一般的なんですから。
(最近だと自分の作品の実況中継をする作者もいますね。また、放映を見てはじめて自分の作品が勝手に改悪されているのを知ってショックを受ける作者も多数います。)

この1の「完全に制作会社にお任せ」パターンであっても、少なくとも作者はキャラクターの設定資料など提出していることが多いようです。

私は「鬼滅の刃」のファンブックを持っていますが、この1のほうに作者がTVアニメ製作スタッフのために描いた設定資料が一部載っています。
絵に文字で注釈が添えられていて、キャラの描き方から設定に関わる部分まで言及しています。
その書き方も、
必ずこうというわけでなく、こうしたほうがこうなるかなと思って自分はこうしているというものです、
という気を遣った表現や、隊服のボタンの色という設定に関して
柱※は変えないでほしいですが、一般隊士は変更しても大丈夫です、
といったこだわりと譲歩の両方が見られたりします。

※…「柱」とは、「鬼滅の刃」に出てくる味方陣営で、階級が最高位を指します。

「鬼滅の刃」も、作者は「自分の作品のアニメを一般のファンに紛れて初めて視聴した」組です。

他にも作者によるアニメ用資料はちらほら見ます。
だから「制作会社に完全お任せ」作者でも、本当にまったく一切かかわらないのではなくて、ほとんどはアニメスタッフと打ち合わせや、資料提供などはそれなりの回数行っているようです。
その際、2のように「こういうふうにしてほしい」という要望や注文をつけられるかどうかは、製作スタッフと作者の相性、アニメ制作会社の方針、契約の内容によるようですね。
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ほぼ1です。


完成したアニメを観て、ほぼ強制的にオーケーさせられます。
なので、ハガレンみたいな超ユーメーの「強制ネンゴロシーン事故」がたびたび発生します。
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