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クラシックのベートーベンの第九は有名な曲ですが、
他の人の曲で、第九に似ている曲があったと思います。
たしかクラシックの評論の本では、その似ている度合いを
「第九の足音が聞こえてくるような曲だ」
と評価されていた記憶があります。

でもネットで
「第九の足音が聞こえてくるような曲だ」
と検索しても出てきません。

YouTubeで検索すると、
「コンサート音源をレコード、CD化したので、
 楽章の間に合唱団がステージに入場してくる足音までもが収録されている」
「コンサート音源をレコード、CD化したので、
 コンサートに遅れてきた客が会場内を歩く足音までもが収録されている」
という意味合いの検索結果は出てくるのですが、
音楽が似ているということを
「第九の足音が聞こえてくるような曲だ、と評価した」
という意味での検索結果ではヒットしません。

どなたか、ベートーベンの第九に似ている曲を教えて下さい。
(似ている、というのだから、ベートーベンの第九よりも後年に作られた曲だと思います)

A 回答 (4件)

「ベートーヴェンを越えなければ」という意識があまりにも強かった、というエピソードは、まずブラームスですね。

そのせいで、第1交響曲を発表するまで長い時間がかかってしまいました。編成や合唱、構成とは無関係で、普段、あまりクラシックを聴かないような人がいう処の「似ている」
というレベルの話」ならば、ブラームスの交響曲第1番の終楽章のテーマが第9に似ているという話題はよく聞きます。

ブラームス 交響曲第1番第4楽章


メロディーラインの似通っている部分
https://de.wikipedia.org/wiki/1._Sinfonie_(Brahm …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私が探していたのは、ご回答の通り
ブラームス 交響曲第1番第4楽章
でした。

似てますよね。

お礼日時:2023/10/07 16:10

ご質問文を読んで、私も #1 さんと同様にベートーヴェン自身が第九の16年前に作曲した「合唱幻想曲」作品80を思い浮かべました。


でも、#1 さんの「お礼」にあるようにそれではないのですね。

そこに書かれている
「彼は
 ”ベートーベンの第九を超える曲を作らねば!”
 という意識があまりにも強かった。」
ということからすると、これは #2 さんの

ブラームス作曲/交響曲第1番

で決まりでしょう。
ブラームスは、ベートーヴェンを意識するあまり「交響曲」の作曲・発表に非常に慎重で、着想から完成までに21年を要したことは有名です。
そのため、交響曲第1番を発表したときにはすでに43歳になっていて、作品番号も「68」です。(ブラームスは63歳で亡くなり、最後の作品番号は「122」)
その第4楽章の主題が「第九に似ている」と評されたブラームスが
「そんなことはロバでもわかる」
といったことは有名です。

なお、ブラームスと同時代の指揮者ハンス・フォン・ビューローは、この交響曲を「ベートーヴェンの第10番」と呼んだことも有名です。
(ビューローは奥さんのコジマをワーグナーに盗まれたので、その対抗馬であるブラームスを異常に推し「ドイツ3大B」(Bach, Beethoven, Brahms)とまで賞賛した。ただし、そんな個人的な背景があるので、その評価はかなり割り引いて考えないといけません)


なお、ご質問は上記で決まりで、おそらく違うとは思いますがやや似た事例として
シューベルト作曲/交響曲第9番(最近は「第8番」と呼ぶことが多い)「ザ・グレート」の第4楽章
も候補としてはあり得ると思います。
下記の演奏であれば 43:30 あたりから。



シューベルトはベートーヴェンと同時期にウィーンで暮らしていて(亡くなったのばベートーヴェンの死んだ翌年)、ベートーヴェンを大いに尊敬していました。でも謙虚なシューベルトは「ベートーヴェンを越える」などということは考えていなかったと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

お礼日時:2023/10/10 17:47

書籍の方も一応調べてみました。

「足音が聞こえるような」という記述は見つかりませんでしたが、似ているという指摘は複数あります。専門的な話ではなく、なんとなく似ているというレヴェルの話です。

終楽章はベートーヴェンの『第9』を思わせる旋律が出てくる。
(大嶋逸男「クラシック、これを聞いてから死ね!」)
https://www.google.co.jp/books/edition/%E3%82%AF …

この交響曲第1番のフィナーレの主題は、ベートーヴェンの交響曲第9番の歓喜の歌を明確に模倣したものである。
(マリオ・カッロッツォ, ‎クリスティーナ・チマガッリ「西洋音楽の歴史」)
https://www.google.co.jp/books/edition/%E8%A5%BF …

終楽章の主部のテーマはベートーヴェンの『第9』の歓喜主題に似ているので、まねではないかと悪口を言われたこともある。
(宇野功芳, ‎平林直哉「わが魂のクラシック」)
https://www.google.co.jp/books/edition/%E3%82%8F …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私が探していたのは、ご回答の通り
ブラームス 交響曲第1番第4楽章
でした。

似てますよね。

お礼日時:2023/10/07 16:14

「他の人の曲」というのは確かですか? 「足音が聞こえてくるような」という言い方だと、第9以前の曲ではないかという気がします。

ベートーヴェンには、第9の前に「荘厳ミサ曲」という作品があって、これも第9に似た個所はありますが、それよりも可能性が高いのは、「合唱幻想曲」という作品です。第9よりはだいぶ前に書かれた作品で、めったに演奏されることはありませんが、主題の旋律のみならず、技法的にも第9とそっくりな部分があり、第9を先取りした作品だとは思います。特に最後の部分ではっきりわかります。



全曲
https://www.youtube.com/watch?v=kWM_NF0H05Y

念のため「荘厳ミサ曲」も
https://youtu.be/hnrFUFVcDmc
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「他の人の曲」というのは確かですか? 

確かです。

>「足音が聞こえてくるような」という言い方だと、第9以前の曲ではないかという気がします。

いえ、ベートーベンの第九以降に作られた曲です。
その本においては
「彼は
 ”ベートーベンの第九を超える曲を作らねば!”
 という意識があまりにも強かった。
 そのために作ったこの曲は、多くの人から
 ”ベートーベンの第九の足音が聞こえてくるようだ”
 と評された」
というようなことが書いてあったと思います。
当時、私もその評を読んで(どんな曲だろう?)と思ってCDを聞いてみたのですが、確かに
「第九の足音が聞こえてくるような」
という表現は的を射ていると思いました。

というか、もっと言えば
「これ、明らかに第九に似せて作ったよね?」
「まんま、パクリじゃん」
「この曲って
 第九のアレンジバージョン?
 それとも
 ”私が第九を作ったらこうなりましたバージョン”
 ですか?」
と言いたくなるほど、よく似ている曲だなあ、
と思いました。

「似ている」ってのは
交響曲の楽章の編成が似ている、とか
合唱団が入っている、とか
楽器の編成が似ている、とかじゃなくて
メロディラインが似通っている
という形態です。

要するに
クラシック通や音楽大学の教授などが言う処の「似ている」じゃなくて、
普段、あまりクラシックを聴かないような人がいう処の「似ている」
というレベルの話です。

よろしくお願いします。

お礼日時:2023/10/07 13:01

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