

NHKのクローズアップ現代という番組が、30年ぐらい続いているそうで、深夜に1994年のクローズアップ現代という番組の再放送を見ました。
私が見たのは将棋の羽生善治がテーマでしたが、当時23歳の天才棋士はパソコンを駆使したデータ将棋で時の人となっていました。
この番組の中で、将棋の専門書を主催している永井英明さんは「経験や駆け引きは、最近では色あせてしまった。・・・・ですから、人間の戦いより機械の戦いという感じがしてきますよね。」と言っています。
その時から29年を経て、藤井聡太さんが今年8冠に輝きました。
彼は、AIが考えもつかない悪手により、相手を機械の戦いから人間の戦いに引きずりこむことで、ほぼ負けの状況から大逆転する凄さを感じました。
あらためて、質問です。
30年前はデータの時代の黎明期でしたが、現代はデータありきが当たり前になっているからこそ、逆にヒトの閃きこそ大事な時代になっているのでは?
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
将棋アマ六段の申請資格を持つ者の意見です。
閃きもそうですけど、相手の少ない持ち時間や秒読みの焦りにつけこんだ”騙し”なのです。例えば、終盤が強いと認識されている人と指す場合、相手の単なる歩つきさえ(実際は苦し紛れの手なのですけど)、こちらは”この人のことだ。何かあるのでは”と疑心暗鬼になり失着してしまうのです。特に藤井八冠が終盤の秒読みで逆転した将棋には、そういう展開が多い気がします。
藤井八冠が何気ない終盤の1手に、プロも”絶対に裏に何かある”と考えてしまい冷静に指せば詰めろなのに寄せなのに、秒読みの焦りもあり冷静に判断ができずに無難な手を指そうとする。そこにつけこむのです。元々、早指しと詰めが得意な藤井八冠がノータームで打つだけで、寄せ?詰めろ?最初から想定済み?と解説者からも言われる所以です。
特にネット将棋ではなく盤で対面にて指す将棋は、こちらが悪くない手を指したのに、”あっ しまった”とういうような態度や表情をわざと相手にみせるのです。本当に心理戦です。
将棋の経験者から回答していただき、ありがとうございました。
勝負の世界は奥が深いようですね。
スポーツの世界にも、フェイントなど相手を騙すテクニックはたくさんありますので、ギリギリの状況下では大事な技術かもしれません。
ところで、どんな世界にもその時々の流行のようなものがあると思います。
将棋の世界では、30年前はデータ、今はAIのようですが、30年後はどのような世界になっているのでしょう。
No.7
- 回答日時:
30年前はデータの時代の黎明期でしたが、現代はデータありきが当たり前になっているからこそ、逆にヒトの閃きこそ大事な時代になっているのでは?
↑
データでは電脳に勝てませんからね。
大山名人は、時々訳のわからない手を
指したそうです。
対局が終わって、皆で検討しても
訳がわからない。
こういう手を指す。
そうすると、相手が迷い、間違う。
そうやって逆転勝ちする。
つまり、データ以前の、人間勝負に
戻る訳です。
回答ありがとうございます。
ネットでの対局ではなく、リアルに相対して対戦するからこそ生まれるドラマですね。
そう言えば、今年はコロナ禍で忘年会を経験したことの無い若い人たちが忘年会を経験したがっている、と言うニュースもありました。

No.5
- 回答日時:
その通りです!
データやAIは帰納的(過去から学ぶ)に対して
人間の脳は演繹的(過去の組み合わせから未知を導く)なので
パソコン方式では永久に追いつけないでしょう!
No.4
- 回答日時:
まぁそうかも知れませんね
昔「人工知能の核心」ってのを
読んだのを思い出しました
(その番組の取材とかををまとめて本にしたものです)
かなり前の記憶なんで他のとごっちゃになってますが
データを用いた仕事や作業はAIにいずれ負ける
だから人はデータを活用したりデータを与える事が
重要になるって感じでしたかね
なんつーか企業経営者みたいな感じで
様々な報告書や書類、会議に参加して
会社の方向性を素早く指示する、、、
そういう情報のインプットとアウトプットが
重要な時代になるって感じでしょうかね
回答ありがとうございます。
質問の中に記入していなかったのですが、現代の将棋は、AIを活用する時代になっていると思いますが、30年前、羽生さんが若手の時代に過去の対戦データをコンピュータに入力して活用したことが、現代に繋がっているのが非常に面白いと思いました。
No.3
- 回答日時:
>>逆にヒトの閃きこそ大事な時代になっているのでは?
その「閃き」ってのが何であるか?が重要です。それは、言い換えたら、「インスピレーション」。
これは、霊界の存在からの贈り物なんですよ。
単に膨大なデータがあれば、出てくるものではありません。
ただ、将棋の「驚きの一手」の場合は、「次の一手」という決められた中かから選ぶものなので、膨大なデータの分析から出てくるとはいえます。
将棋の名人は、何十手先まで読んで、次の一手を決めています。
詳細は覚えていませんが、藤井聡太さんの「驚きの一手」は、AIがたとえば25手まで先読みしても出てこないが、28手先まで読ませたら、出てくる手だったそうです。(ここの数字はよく覚えてません)
ちなみに、先日、新しいLinuxのメールサーバの設定をやっていたのですが、うまくいかない。2日間悩んでお手上げ状態だったのですが、ふと、「ChatGPTに聞いてみよう!」と、トラブルの状況と、エラーメッセージを投げると、数秒で3点ほど、チェックすべき箇所の回答が戻ってきました。
その箇所を見ると、2つほど、抜けている設定があり、それを追加すると正常動作しました。
ChatGPTに、あまり期待はしていなかったのですが、「膨大なデータ」解析の威力と、AIの凄さを改めて感じたものです。
「霊界の存在からの贈り物」的なインスピレーションは、常に得られるものではありませんが、膨大な過去データの分析からAIが出す回答は常に得ることができるので、現代のレベルにマッチした、狭い意味での「科学的」なものだと言えますね。
詳しく回答していただきありがとうございます。
「閃きは霊界の存在からの贈り物」という回答は、面白い回答だと思いました。
現代科学で証明はできないでしょうが、ある特定の条件下では、そういうことも起きているのかもしれないと思います。
No.2
- 回答日時:
ひらめきは膨大なデータがあるからこそでてくるのです。
そのような裏打ちがなければ単なる「思いつき」にすぎません。
データか閃きか、そんなに単純にはわけられないでしょう。
回答ありがとうございます。
思いつきと閃きの違いが理解できませんでした。
昔のビジネスの場でもデータ分析とは関係なく、若手の「思いつきのアイデア」で、課題を解決できたこともあるため、膨大なデータがないと閃かない、というのが、私の経験とは違っているような気がしました。
お礼のコメントが遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
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