
キース・クーパーが、ゲリックやカーターの終末論法を紹介しています。
奇妙な論理ですが、考えさせることがあります。
<人類は洋々たる未来があるとしよう。ひょっとしたら、宇宙へ拡大し、太陽系や、それどころか天の川銀河にも入植することになるかもしれない。>
<ホモサピイエンスの登場から現在時点までに、およそ1080億の人間が地球に生まれ暮らしている。>
<誰かが無作為に人類に放り込まれたら、今よりずっと人口の多い遠い未来にいる確率が高くなるだろう。>
<それなのに、今ここに存在している。>
<だからカーターと彼に追従した人々は、これを、人類にはわれわれが生きられるような未来はないという論理的な主張とみなした。>
もし洋々たる未来があれば、われわれが投げ込まれるのは、1080億番目でなく、何兆番目になるはずだ、という展開ですね。
奇妙な終末論法ですが、賢者の皆様のご感想は如何ですか?
No.5
- 回答日時:
なんか、ごまかされているような
感じがします。
強いて言えば、この論は、人類が地球で
完結することを前提にしているように
思えますね。
アフリカで発祥したホモサピエンスが
全世界に広がった訳です。
それと同じように
人類は宇宙に広がる。
その、宇宙に広がる人類のことを
無視しているんじゃないですか。
早速の御回答ありがとうございます。
<なんか、ごまかされているような>奇妙な論理展開ですね。
*
*
ただし、そもそも、人類が宇宙に広がるかどうかについて、問題提起されているように感じられます。
No.4
- 回答日時:
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に流れる終末論は、世の終わりのとき人間は最終的な神の審判にかけられ、そのあと現在の秩序がまったく変わってしまうという考えが基盤に思考した結果でしょう
しかし歴史は
一つの文明原理が行き詰まれば、また、より時代にふさわしい新しい文明原理がおのずと生まれてくるというのが、これまでの歴史の姿であり、それが生成発展に即した人間本来の姿だと思います。
ですから、そういう″生成発展″ということをお互いが認識し、そこに基本的な安心感をもって歩んでいくならば、個々にはいろいろ問題はあっても、総じていえば二十一世紀には二十世紀よりも好ましい姿が生まれてくるでしょう。人間の知恵は、科学や論理で不可能な事を可能にしてきたのです。
私はそう考え、あまり心配はしていないのです。
No.2
- 回答日時:
お礼ありがとうございます。
「歴史の進行」ですか。
私は歴史って動かないモノだと認識しています。
「時間の流れ」と言う事?
であれば、急に未来に飛ぶことは出来ないですから、未来に放り込む事は不可能でしょう。
とか思ってしまう。
やはり、主語を色々考えると私にはこの方たちの言っている感覚を共有する事が難しいなと感じますねー。
主語が「神」とかなら、もっと簡単に想像出来ますが、それでもそもそも「神」は実際には「ある」と証明されませんから、やはりわからなくなってしまう。
人間って知っている事が少なすぎて、やはり訳がわからなくなってしまいます。
再度のご回答ありがとうございました。
神でも、創造者でも、物理の法則でも、時間でも、該当するとおもいます。
(厳密に考えたらいろいろあるのでしょうが)
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