
「我思う、故に我あり」の後に、「その我は神と繋がっている…」という様なフレーズを続けていたら、デカルトは神学も内包できていたはず、だったんじゃないでしょうか?
すごく極端な言い方をすれば、デカルトを持ち上げ過ぎたことによって「私たち一人ひとりが、自分の意思でしっかりものを考えたり感じたりすることが大事だ」と西洋人は思い過ぎて、それが啓蒙主義の発展にも繋がったんだけど、その反面で個人主義がはびこりやすい時代が、拡大し過ぎてしまったんじゃないでしょうか?
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
私はデカルトの思想の過程に注目しました。
その理由は、混沌に直面した彼の目が、まず″内″を向いたということなのです。
自身「運命に、よりはむしろ自分にうち勝とう、世界の秩序を、よりはむしろ自分の欲望を変えよう、と努めたと思うのです、
内面を凝視することが、彼の第一義であった。その点がパスカルと同様、彼を、当時の多くの科学者や数学者と分かつ点であった。彼らが、超一流の科学者でもあっただけに、この事実は、なおさら際立っています。
事にあたって自らを省みるということは、人間誰しも困難なものです。ややもすれば、混乱の渦中に巻き込まれ、右往左往を繰り返してしまう。時代が靄に包まれていれば、なおさらのことである。
アテネにおけるソクラテスとともに、デカルトも、ほかならぬ″汝自身″を問うことから出発したのです。その掘削作業、内面への問いかけの深さが、以後、数百年にわたる彼の哲学の影響性を支えていたと言えます。
だが、その掘削作業は、生得観念で「我は神と繋がっている」とは言うが、岩底まで至っていないと私は見ます。なぜか。-----彼の後半生を見れば分かります。
No.2
- 回答日時:
何とも思いません
アホらしいとは感じました
個人主義の究極は自然
自然には弱肉強食しかない
勝った者が全てなのです
神など関係ない
神は、心の中にだけ存在します
No.1
- 回答日時:
>「我思う、故に我あり」の後に、「その我は神と繋がっている…」という様なフレーズを続けていたら、デカルトは神学も内包できていたはず、だったんじゃないでしょうか?
そうかも知れない。
が、神の存在は、証明されていない。太宰治は、「神がいるなら出て来てください」とも書いているが。
人文科学も、科学である。真実であるならば、証明される必要がある。証明と説得術とを混同しないで頂きたい。
真実でなくとも、ひとが主観的にどう思おうと勝手なのだから。
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デカルトは「省察」で神の存在証明も書いてますが、おそらくあれは、そんなに説得力のない論考だと思います。それが分かった上で書いてます。