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2003年のフジテレビ・ドラマ「白い巨頭」が再放送されたので、また見てしまいました。医療ドラマの傑作中の傑作だと思います。一点だけ意味がわからないシーンがあります。財前五郎が外科手術技術をデモンストレーションするためポーランドを訪ねたとき通訳の女性に案内されて、アウシュビッツの跡地を見学しますが、そのとき、2つの線路が交差する有名な場面が出てくる。ユダヤ人が2組に分かれて列車に乗せられて到着する。一つの線路の列車には老人・子供・障碍者等肉体労働には適さない組の、もう一つの線路の列車には若く、健康な、労働に適した人たちが乗っているが、これらの線路はアウシュビッツで交差する。どちらの組のユダヤ人たちも結局はガス室にいれられて虐殺されてしまう。この2つの交差する線路の場面をのちに財前五郎が幾度となく回想するが、それは何を暗示しているのだろうか?

A 回答 (1件)

アウシュビッツでは、到着した人々が「生かされる」か「殺される」かを無慈悲に選別されました。

この線路の交差は、財前自身の人生における「選択」とその結果に対する暗喩とも解釈できます。彼は常に自己の野心と出世を最優先に行動し、その過程で患者や周囲の人々の感情や命を軽視してきた部分がありました。この場面が彼の記憶に強く残るのは、彼が選択し続けてきた自分の生き方の「冷徹さ」と「後戻りできない現実」を無意識に重ね合わせているからではないでしょうか。
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