もののけ姫のあのシーンの意味。

もののけ姫でアシタカがサンに口移しで干し肉みたいなものを食べさせてもらうシーンありますよね？
そこで質問なのですが、なぜアシタカはそのとき涙を流したのでしょうか？私の意見としては「口移しで食べ物を食べさせてもらっている自分が情けなく思ったから」だとおもうのですが・・・。皆さんの意見を教えてください。また、そのシーンに関して宮崎駿氏の公式見解みたいのがありましたら教えていただきたいです。

No.2 ベストアンサー 回答者： memoko 回答日時： 2005/07/30 18:27

涙がでるとき。

それは、その時にやっていることに直結して出る場合と、先の出来事を思い返して出るものと、二種類あると思うのです。
アシタカは、おっしゃるようなことで泣くような人ではないと思います。

疲労したあと食事をすると「人心地がつく」とよく言いますが、そうして落ち着いて前のできごとを思い返したとき、タタラ場の人も、サンたちも、どちらかが悪というわけではなく（彼にとって）けれども、どちらも生きるためには相手を排除しなければならない（と思い込んでいる）
そんな摂理に涙が流れたんじゃないかと思いました。

No.4 回答者： GSEEDAKATUKI 回答日時： 2005/07/30 19:34

短いですが単に自然界に生きるもののけ姫のやさしさに対しての涙ではないでしょうか

この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。「短い」とおっしゃっていますが、とても説得力があるご意見だと思いました。

お礼日時：2005/07/31 06:45

No.3 回答者： memoko 回答日時： 2005/07/30 18:50

#２番です。

つづきます。下のは、最後まで書けていませんでした。

そして、自分は呪いを受け、こんなに傷ついてでもまだ、与えられた食物を受けいれ、生きようとしている……そんなことに涙が出たのだと思います。

この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。NO.2の御回答とあわせて読ませていただきこのような深い考え方もあるのかと感心させていただきました。たしかにアシタカは私の解釈のようなことは思わない性格ですよね。

お礼日時：2005/07/31 06:42

No.1 回答者： daiju1961 回答日時： 2005/07/30 07:28

　私は、少し違った見方をしています。

　死を覚悟して旅を続けてきたアシタカは、「生きる」ことの意味を見いだせないでいたと思うのです。
　そして、重傷を負い生死をさまよったあげくに、助けられサンの手厚い看護を受けたこのときに、人間としての「生」への執着に目覚めたのではないでしょうか。「生きている」ことに感動し、「生きていたい」と思った瞬間、涙がでたのではないでしょうか。
　

この回答へのお礼

なるほど。そういうポジティブな考え方もあるのですね。参考になります。

お礼日時：2005/07/30 13:17