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映画のカテゴリに質問するか迷ったのですが、雀士の心理が解る方が多いかと思いこちらに質問します。
映画「麻雀放浪記」で、哲との組み麻雀で2回連続で天和をあがった出目徳に対し、ドサ健が「ふざけるなー!」と因縁をつけますが、出目徳の「インチキだってのかい?上野に健さんという勇ましい博打打ちがいると聞いてやって来たんだが…、そいつが抜かしたんだな?インチキだから払えねえってな?」という言葉にドサ健が納得して引き下がる場面があります。どうしてドサ健は引き下がったのですか?麻雀やらないので、解りませんでした。ご存知の方、教えて下さい。

A 回答 (3件)

プロである以上、イカサマは技となります。


その技を見抜けなくてはプロと言えませんから、健さんはプロではない・・・と言う理論になってしまうのです。
プロならば、その技を見抜き、その技を逆手に取るだけの技術を身に付けなければなりません。
それが、プロのばくち打ちと言うことになるからです。
ちなみに、このときの天和は2の2天和と言って、親が出目徳で、哲が南家で、親が2のさいの目を出し、南家が2の目を出して、南家の5つめから取り出して、天和にするというコンビ技です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
イカサマするのも技術、見抜くのも技術、バレなければなんでもアリ。滅茶苦茶な話ですが筋は通っている。。。2の2の天和ですか。確かにあれっていくら積み込んでもサイコロの目を狙った通りに出せないと話になりませんよね。1回ならまだしも、2回連続でやるとは…。あのシーンはシビれました。

お礼日時:2006/01/02 21:09

いい映画でしたね。


正解というよりは私の解釈ですが・・・。
ドサ健と出目徳の世界ではイカサマは当然のように「あり」なのです。技のひとつとしてお互いが
認め合っているのです(ここらへん、原作読むと雰囲気分かります)。イカサマも含めて、男同士の
技のぶつかりあいだったんだと思います。

出目徳の台詞は
「俺たちはそんなこと承知でやってんだろ?負けたからって女々しいこと言うなよ」
という意味だったのではないでしょうか。

ラストでドサ健は死んだ出目徳から金目のものを剥ぎ取ったうえで河原に放り出します。
でも見ててイヤな感じがしません。逆の立場なら当然自分もこうされていただろうという潔さが
そうさせているのだと思います。
戦後の混乱期に最低限残された男の意地のかっこよさだったんだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
正しい者が勝つのではなく、勝った者が正しい。彼らにとっては戦争と一緒なんですね。原作も読んでみようと思います。

お礼日時:2006/01/03 20:24

インチキは現場を抑えないとダメだからです。


おまえがあのドサ健なら現場を押さえてみな、という挑発ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
なるほど、出目徳に挑発されたドサ健はイカサマを見抜けなかった自分を恥じて引き下がったということですね。そのあたり、心理戦がおもしろいですね。

お礼日時:2006/01/02 21:08

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