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宮本輝著「星々の悲しみ」で、登場人物・有吉は、自分がガンであり、死につつあることがわかっていたのかどうかが、理解できません。

「両親は最期までだれにも真相を明かさなかった」
「自分が、いままさに死にゆかんとしていることを知らないがままに死んでいく人間などいないと、ぼくは思う」などの記述から考えて、
有吉は自身の運命について知らなかったのだと、私は解釈していました。

しかし、一般的には有吉は自身の運命を知っていたという解釈が普通のようですね。(某私立高校の入試問題解説にも書かれていました。)
どのように考えれば、こちらの解釈になるのでしょうか。

A 回答 (1件)

「自分が、いままさに死にゆかんとしていることを知らないがままに死んでいく人間などいないと、ぼくは思う」



上記の解釈で勘違いをなさっているのではないでしょうか。上記を簡単に言い換えると「死ぬことを知らない人間などいない」ということでしょう。これを裏返せば、二重否定になっているのですから、「人間は誰しもすべて死期をさとる」ということになるはずです。

これに有吉もあてはまるわけだから、自分が死ぬことを知っていたということになります。

両親が真相を明かしていないにもかかわらず、有吉には自分が死ぬことが自然とわかったということになると思うのですが、いかかでしょうか。
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