この人頭いいなと思ったエピソード

この度二度目の海外旅行に行けることになり喜んでいたのですが、10年前(最初の海外旅行)飛行機着陸の時
思ってもない事が起きました。
着陸の為高度が下がってきたとき耳がツーンとしてきたので唾を飲み込んだりあくびをしたりしてたのですが、
それではおっつかず頭が痛くなってきて最後には割れるかなと思うほどでした。
どうも耳抜きができないみたいなのです。
またあの痛みに数分間耐え抜かなければいけないのかと
思うと・・・
こんなことって自分だけなんだろうか?
もし同じ経験がある人で何か対策方法を知っている方がいましたら教えていただけますか?

A 回答 (8件)

長くなりますが我慢してください。



中耳腔(鼓膜の奥)から「耳管」(欧氏管、EUSTACHIUS管、Eustachian tube)と呼ぶ長さ3.5cmくらいの細い管が鼻の奥の鼻咽腔に通じています。これは中耳腔と外耳道を隔てている鼓膜の両側の空気の圧力を同じにして、音が最もよく聞こえる状態にするためです。
鼻咽腔側は軟部組織でトンネルの入り口のような形ですが、いつもは閉じられた状態を保っていて、物を飲み込んだり(嚥下)とかあくびをした時だけ瞬間的に開いて空気を通すようにできています。
飛行機が上昇するときには機内の気圧は低下していきますが、このような構造になっているので中耳腔から体外へは意識しないでも自然に抜けていきます。時々パリッとかバリッとか音がしたときに抜けているのです。
しかし、飛行機が降下するときには機内の気圧は上昇しますので、中耳腔の圧力よりも外の圧力のほうが高くなり鼓膜は内側へ押されます。内耳の耳管を通して空気を送り込めれば直りますが、鼻咽腔側の入り口は軟部組織なので管に押し込まれるような形になり管を塞ぎます。何らかの方法で管の口を開いてやらなければなりません。

開く方法はいくつかありますが、鼻の穴を両方塞いで、息を吹き出す方法(バルサルバ法と呼んでいる)が一番わかりやすい方法です。他にあなたのいわれているように「唾を飲み込んだり(嚥下)あくびをしたり」する方法があります。私の場合は、あくびをするような気持ちで耳の後ろの筋肉を動かして耳管を簡単に開くことができます。

しかし、嚥下やあくびの方法で開くのは、内外の圧力の差が小さいときにのみ有効です。ある程度の差圧がかかるとバルサルバ法に頼らなくては開きません。それでもダメなときは対策はありません。ただひたすら我慢して直るのを待つか、耳鼻科にお世話になるしか方法はありません。こうなったのを「航空中耳炎」といっています。私も何千回もの内、1度だけこれになった経験があります。

重要な点は、
1. 差圧が小さいときに頻繁に耳抜きを実施する。
飛行機が降下を開始するとエンジンの音が少し小さくなり、注意していると程なく耳に感じるはずです。人によって多少違いはありますが、注意力の差のほうが大きいと思います。降下を開始したと思ったら耳ににくるぞと構えていて、少しでも感じたらすぐ耳抜きを実施する。これが肝要です。

2. 抜けが悪いと思ったらすかさずバルサルバ法を実施する。時間が経てば経つほど悪い方に向かいます。降下中は決して寝ないことです。気が付いたらどうにもならなくなってることがありますよ。

3.予防として、風邪を引かないようにすること。風邪を引いた場合は、事態がより深刻になります。風邪で耳管の開口部付近が炎症を起こして、開きにくくなるためです。また、強引にバルサルバ法で空気を通したら、菌が耳管を通して中耳に入り中耳炎を引き起こす要因となります。くれぐれもご注意を。

もう1つ。気圧の差の感じ方を敏感にする方法として、高速エレベータの利用があります。可能なら何回か乗って訓練したほうが良いと思います。私の場合普通のエレベータでも感じます。
現在の世界最高速エレベータは分速1,010mです。この速さでは、ほぼ連続して耳抜きを実施する必要があります。
高速エレベータの場合は、全く耳抜きをしなくても差圧は高度にして2~300m程度ですが、飛行機の場合は最悪2~3000m(0.3気圧)となり深刻です。
そこで、飛行機の場合は、速くても分速200mは超えないように調節しています。なるべく分速100m~150mで処理できるような降下計画を実施しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
Yoshaさんはかなり詳しい方ですね。
そうですね最初の時痛くなるとは思ってなくてかなり苦しみましたが、帰りの時は身構えていたのもありほんの少しだけましだったような気がします。
丁寧に書き込んでいただきましてありがとうございました。

お礼日時:2006/03/15 00:15

ものすごく分かります。

私も同じ体験を何度かしたことがあります。

私は小さい頃から中耳炎を繰替えし、何度も鼓膜切開を行った為耳抜きが出来にくい体質になってしまいました。離着陸時のあの恐怖は体験した者でないと分かりませんよね。鼓膜が今にも破れそうで、頭の中のほうから割れるような感覚。私も初めてなった時はこのままどうにかなってしまうんではないかととても恐ろしかったです。飛行機を降りてもしばらく頭痛と耳鳴りがひどかったです。

私は自分が実際にあの恐怖を体験したことがあるので、私がしている方法というより、やはりpohamuさんが一度耳鼻科にご相談されることをお勧めしたいと思います。人によって体質の差があるので、これなら大丈夫という方法はないと思います。大事なお体のことですので安心を得る為にも。私は海外から帰国してすぐに耳鼻科に通いました。耳抜きがしやすくなる治療というのを先生がして下さいました。それでも100%ではないですが。あと飛行機に乗る場合は、点鼻薬も持っていきます。鼻が通ると耳抜きもしやすいので。そのへんのお薬も、耳鼻科の先生と相談しました。私はあの痛みと恐怖を二度と味わいたくないので、飛行機に乗る予定の1ケ月前位から、耳鼻科通いをしています。

pohamuさんもどうか楽しい旅行になりますように。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
あの痛みはなったものではないと分からないと思います。
ひょっとするとbeechamerさんは、私より痛みがひどいかも知れませんね。
色々とアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 23:58

私も同じ経験があります。



耳抜きができないのって、喉が腫れてたり風邪ぎみだったりして、耳の中が少し腫れて空気の通りが悪くなってる場合があるそうです。

私は飛行機に乗るとき結構喉が腫れてたり、飛行機の中の乾燥で咳が出る事があります。
なので、離陸時、着陸時には飴を舐めたり、水を飲んだりして唾を多く出すようにし、耳栓もして、そして尚且つユーカリの匂い袋?を嗅ぎながら気圧の変化をしのんでます。
それからは痛みは無いのですが、ついこの前飛行機に乗ったとき、着陸時隣の席の人と話し込んでて、ついその作業ができず痛い思いをしました。

どこの航空会社も気圧に対応できない人の薬が有ると思いますので、搭乗する時にでも聞いてみたらどうですか?
もし薬とか無い場合でも、フライトアテンダントは対処方法を知ってるので、飛行機に搭乗するときに一言いえば対応するものを離陸まえに必ず貰えるはずです。
と、思います。私の経験上。

もし無い場合はやはり離陸する前から飴を舐めて唾を多く出すようにして、そして耳栓をすれば大丈夫かと思います。
飴や耳栓は搭乗の時言えば、離陸前には必ず貰えますよ。

今回は痛い思いをしないといいですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
同じ体験をしてる人がけっこういる事に驚いてます。
薬があるんですね。
他の方の書き込みにも耳栓の事が書いてありました。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/03/14 23:47

アレルギー性鼻炎だったり、前回のときに風邪気味だったりしませんか?


こういうときには、特に航空性中耳炎になりやすいんですよね。

もし、アレルギー性鼻炎などでしたら、旅行前に飛行機の降下のときに耳が痛くなりやすいことを伝えたうえで、鼻の薬をもらっておくといいですよ。

私も、毎回耳が痛くなるので、イヤープレーンを使っています。
さらに、ベルトサインがでたら、ひたすらミントのガムを噛みまくっています。
離陸の時に痛くなる人は、耳をあたためて、着陸の時に痛くなる人は、冷やすなんてのも聞いたことがありますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
体調はよかったと思います。
イヤープレーンは他の方も書いていましたので一度見てみようと思ってます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 23:15

イヤープレーン・・・って使ったことありますか?



私自身と子供(2歳~ずっと)が使っています。
私は平気ですが、子供が心配で・・・。

我が家では色々試して、これが一番効果有りです!

何度か飛行機には乗っていますが、一度だけ耳栓を
するのを私だけが忘れて・・・
とても痛い目にあいました。

でも旦那と子供はイヤープレーンをしていたので、
私が「ううう・・・」と苦しむ横でケロリとしてい
ましたよ。

ネットで検索すると売ってます。
少々高くても、価値はあると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
前回自分が苦しんでるのに横は涼しい顔をしていて、なぜ自分だけ?と思ったのをおぼえています。
イヤープレーンは知らなかったので見てみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 19:20

耳が抜けないのって痛いですよねぇ。


私も時たま有ります。
鼻を摘む方法でダメなときは掌で耳を左右同時にポンピングします。数回やって再び鼻摘み方をやるとうまくいく時が有ります。毎回では有りませんが大体上手くいきます。
それとコチラのサイトをご参考あれ。

参考URL:http://www.izu.co.jp/~pro-tecs/miminuki-1.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
すごい専門的なサイトですね。
ものすごく詳しく書いてありました。(絵は恐いけど・・・)
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 19:10

正式?な耳抜きの方法か判りませんが、鼻を摘まんで思い切り鼻から息を吐いてみて下さい。

鼓膜に圧力を感じたら成功です。難しければ鼻をかんだりアクビをしてみる(自分の意思でするのは難しいですが)、水を飲むといいかと思います。
どうぞ海外旅行を楽しんできて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
いろいろやってみたんですけど前の時はだめでした。
でも水は持って行ってなかったので今回持って行こうと思ってます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/14 19:06

同じです。


ただ、すべての路線ではなく、降下の度合いによっておきるときと起こらないときがあるようです。わたしは目の上のまゆ毛の内部の骨の周囲が強烈に痛くなります。

以前航空業界の整備の人に聞いたら、飛行機は上昇すると気圧がさがるので、それを感知した機械が内部から加圧を始めるそうです。
しかし加圧は得意なのだそうですが、今度降下(着陸)のときに内部の気圧が高まってくると抜くのはあまりうまくできていないといっていました。

そこから想像するに、気圧の高まりで痛くなるのだとおもいますが、耳鼻と関係ないところも痛くなるので、空気抜きでは対応できない部分にも影響していりるようです。

自分なりの方法をみつけるしかないかもしれませんが、わたしは着陸時は両耳を押さえ鼻で息をせず、口で生きをすることで、ダイレクトに痛みを感じにくくなりました。
またエアバスではあまりおきず、ボーイング機でおきることも機がつきました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
自分だけかなと思っていたので同じ人がいるというだけでなぜか安心しました。
私も同じ所が強烈に痛みました。
アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2006/03/14 10:23

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