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拡張子について質問です。人から聞いた事で不思議に思ったのでここに質問致しました。

■以前のmacのファイル識別方法は拡張子とは全く無関係。
ウインドウズは.exeとか.jpg等がないと何のファイルか識別できないから開けないのに、
以前のmacは拡張子と一切かかわらずどうやってファイル識別をしていたのですか?

■os xのファイル識別方法は拡張子によって識別(以前のmacとは全く違う方法)
何故os xからはワザワザ拡張子が必要になったのか?(拡張子がないほうが初心者にも扱いやすい)
ウインドウズ同然、os xも拡張子がなかったら何のファイルか識別できないのか?
(そうだとしたら、悪い言い方ですが以前のmacよりもばかって事?)

パソコン暦の長い人が読んだら「そんな事も知らないのか!」と言われそうな質問かもしれませんが
よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

> つまりMacの管理方法は先見の明があったわけですか。



拡張子を使ってファイルタイプを管理するのは遅れた技術、拡張子以外でファイル管理するのは進歩した技術というとらえ方は、おそらく妥当な判断基準ではありません。
Mac OS XはUNIX OSをベースにしていますが、UNIXのファイル管理は、Mac OSやWindowsよりも厳格で緻密な技術に基づいています。
たとえば、任意のファイルの「情報の見る」ウィンドウで、そのファイルと関連づけるアプリケーションを個別変更することができます。これと同じことは、旧Mac OSでは、AppleScriptのドロップレットを自身で記述するという手間が必要でした。

Macintoshは、ゼロックスのパロアルト研究所で開発された、Graphic User Interfaceのプロトタイプを基にしており、非常に高い理念に基づいていたのはたしかです。しかし反面、その理念を大企業や軍でなければ購入できないようなコンピュータでなく、個人で買えるパーソナルコンピュータで実現させるために、コンピュータとして必要な項目を、いくつかばっさり切り捨ててしまったことも事実です。1984年にリリースされた初代Macintoshは、スペックから見ると、ディスプレイの表示領域を除けば、現在の携帯電話よりはるかに低スペックでした(価格は車一台分くらいしましたけど)。そのようなスペックでGUIを実現するには、やむを得ない判断だったといえるでしょう。
まず切り捨てられたのは、ネットワークセキュリティです。Macintoshは初代よりネットワークを組むことができるようになっていましたが、それはあくまでもおなじMacintoshの間だけで、Local Talkというフロッピーディスクの読み書きと同程度の転送速度のネットワークでした。現在のようなプラットフォーム(OS)に依存しない、しかも全世界とつながるインターネットのようなネットワークは想像だにしませんでした。
Mac OSからMac OS Xに移行して、「ホームフォルダってなに?」「所有者とアクセス権てなに?」ととまどうユーザが多数いたと思いますが、かれらには「旧Mac OSは、じつは一人前のコンピュータではなかった」という説明をする必要があるでしょう。
ファイルタイプの管理に話を戻します。旧Mac OSは、ファイルタイプ、クリエイタともに4バイトの整数を割り当てて管理します。Mac OS Xは、ファイルタイプを拡張子で管理しますが、MS-DOSの3文字というような制限はなく、いくらでも長い拡張子を付けることができます。iMovie HDのプロジェクトファイルには「.iMovieproject」というけっこう長い拡張子が付きます。クリエイタに該当するものは、Identifierと呼ばれ、「com.apple.iMovie」というような、インターネットのドメインネームを逆にしたような記述をします。
ファイルタイプ、クリエイタとも、ソフトウェアの開発者がかってにつけて、バッティングすることを防ぐために、アップルへ真正登録するシステムになっていましたが、Mac OS Xの規則に則れば、いちいちアップルに申請せずとも、ますバッティングしない拡張子やIdentifierを、ソフトウェアに付けることが可能になりました。
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OS9以前からのMacを使っている人にとって拡張子って尻尾のようであまりスマートには見えませんよね。



しかし逆に言えばこの拡張子でそのファイルが何なのか(画像なのかテキストなのかなど)の判別に役立ちます。
例えば「さくら」と云うファイル名だけでは何なのか解りませんが、「さくら.mp3」ならMP3の音声ファイル、「さくら.jpg」ならJPEGの画像ファイルと言うことが一々開く事なく判別する事が出来ます。
(偽装ファイルの様に額面通りのファイル形式でない事も多々ありますが。)
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この回答へのお礼

拡張子があれば何のファイルなのかわかりやすいという利点も
確かにありますね・・・

お礼日時:2006/05/07 01:25

Macについてはファイル毎に『データ』と『リソース』を持ちます。


この機能に依って開くソフトを特定出来る為、拡張子は不要です。
じゃあファイルの位置は?
OS9以前は『DB』、『DF』ファイルで管理してます。

Windowsは『ファイル名』を使用して開くソフトを特定します。
それは旧世代互換と言うかんがえも有ります。
ファイル名で特定する場合同じ拡張子の他のソフトを開く可能性
も有ります。
良く言われるのがイラストレータの『EPS』をフォトショップで開いたりする事。
尚:OSXも拡張子が無くても問題無く開きます。
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この回答へのお礼

旧世代互換・・・やはりMacのほうが進んだ方法なんですね。
os xも拡張子無しで開く。これも良い事だと思います。

お礼日時:2006/05/07 01:23

 旧MacOSの仕組みは「複合フォーク形式」という仕組みでした。

複合フォークのファイルは、テキストや画像といったデータそのものである「データフォーク」と、アイコンやウィンドウなどの情報を保存する「リソースフォーク」という二つの領域を持ちます。リソースフォークはMac特有のデータ領域です。WindowsやUNIXでは、データフォークのみで構成する「シングルフォーク形式」を採用しています。WindowsユーザがMacを使って作成したファイルを受け取った場合、強制的にデータ/リソースの二つに分離されてしまいます。これにより、ファイル交換の障害となる場合があります。
 リソースフォークには、「タイプ(データ形式)」と「クリエーター(作成したフォフトの情報)」が記録されています。その機能により、「情報を見る」の「このアプリケーションで開く」のコンテクストメニューにファイルを開くソフトがずらずらと出て来てしまう羽目になります。
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この回答へのお礼

つまりMacの管理方法は先見の明があったわけですか。
ウインドウズもこの方法を採用したら今頃はこっちのほうが一般的に
なっていたかもしれませんね。

お礼日時:2006/05/07 01:20

■以前のmacのファイル識別方法は拡張子とは全く無関係。


ウインドウズは.exeとか.jpg等がないと何のファイルか識別できないから開けないのに、
以前のmacは拡張子と一切かかわらずどうやってファイル識別をしていたのですか?

Macintoshのファイル構造がまずほかのOSのファイル構造と異なっています。データフォーク、リソースフォークとかお聞きになったことがあります。これらはMacintoshの構造を示す言葉です。Macintoshのファイルの先頭部分にはヘッダという、ファイル情報を格納している部分があります。ファイルタイプもヘッダに記述されているので、拡張子が不要なのです。さらに、ヘッダには「クリエイタ」という情報も記述されており、より詳細なファイルタイプの管理ができるようになっています。たとえば、おなじJPEGファイルでも、PhotoShopで作ったファイルは、ダブルクリックするとPhotoShopが起動し、GraphicConverterで作成したものはGraphicConvererが起動します。このようなマネはWinodowsはできません。

なお、旧Mac OSでも、アプリケーションレベルでは、拡張子でファイルを識別するものもあります。Netscape Navigatorなどのウェブブラウザは、拡張子が必要です。

■os xのファイル識別方法は拡張子によって識別(以前のmacとは全く違う方法)
何故os xからはワザワザ拡張子が必要になったのか?(拡張子がないほうが初心者にも扱いやすい)
ウインドウズ同然、os xも拡張子がなかったら何のファイルか識別できないのか?
(そうだとしたら、悪い言い方ですが以前のmacよりもばかって事?)

インターネットの世界にMacintoshが参加するようになったからです。
Mac OS Xのファイルシステムは、ローカルディスク(内蔵ハードディスク)にあるデータか、ネットワーク上にあるデータか区別せずに、取り扱うような設計になっています。そして、ネットワーク上のコンピュータが、かならずしもMacintoshでなくてもかまいません。となると、ファイルヘッダのないファイルも取り扱うようになるわけで、結果、世界標準のファイルタイプの管理方法に従うのが良かろうということになったのです。

Mac OS Xは、旧Mac OSとの互換を確保するために、ファイルヘッダのファイルタイプとクリエイタを読み書きできるようになっています。かならずしも拡張子がなくても、適切にファイルタイプを管理できます。もちろんファイルヘッダもなく、拡張子もないファイルは管理のしようはありません。
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この回答へのお礼

非常にわかり易いご説明ありがとうございます!
以前のMacでは拡張子とは別にデータを記録していたわけですね。

しかも互換確保のためにos xでは両方OKとは知りませんでした。
地味ですが、Macの会社の行き届いた配慮には毎回感心させられます。

お礼日時:2006/05/07 01:16

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