カンパ〜イ!←最初の1杯目、なに頼む?

今さらですがマトリックスについて質問です。
私は映画大好きで、PCやコンピューターは苦手(嫌いではない)というタイプです。

1作目は一部ちょっと理解できないところもありましたが、それなりに楽しめました。
そして2作目に挑戦しましたが、さっぱりついていけず、途中で見るのを止めてしまいました。もちろん3作目は見ていません。
つまらなくて止めたのではなく、理解できなくて止めたので、ちょっと心残りです。

こういった作品は、私のようなタイプは再チャレンジ
しても無理でしょうか?(もう一度見たい)
コンピューターやネット社会に精通していないと理解できない映画でしょうか?

ネタバレになってもかまいませんので、誰か上手な見方など解説上手な方、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

コンピューターやネット社会に精通など関係ないと思いますヨ!!



マトリックスの内容は要するに現実と非現実の堺の或る意味<妄想>をCGでコンピューターのネット社会を舞台に<妄想???現実>として描いた映画と言うだけです。

多分、貴方も夢と言う形で舞台は違っても毎日体験していると思いますよ。普通我々は起きている時、現実と非現実の区別がついていますが寝ている時の夢を見ている時はどうでしょう。多分夢の中では現実と非現実の区別はつかないでしょう。これを具体的に映像と言う形で未来型のネット社会を舞台として描いたにすぎません。

この様な内容の物は比較的、欧米人社会の哲学的志向には縁遠く、所謂 東洋的な禅と無の哲学に近く、欧米の知的水準の高い教養人に好まれる事が多いのですが、それをそのまま文章にしたり映画にしても全く面白くも無く、話題にもならない失敗作となりますがマトリックスではこの課題をうまくクリヤーした面白い映画になりました。この手の哲学的脳内思考映画は結構有りますヨ!! ( 唯、難しすぎてあまり話題にはなりません。例....ベトナム戦争を舞台に現実と非現実の倒錯を描いた米映画ジェイコブス.ラダーなど)

2~3回見れば大抵は理解出来ます。私の推測する処では、この作品の原作者も映画作家も多分、薬物の体験者ですね。体験した事が無いので解りませんが、私が聞いた話によれば薬物により所謂、イッタ状態では現実と非現実の区別がつかないそうです。念力で紙などに火を付ければ現実に紙に火が付いた状態で見えるそうです。普通の人が体験できるこのオーバーラップ状態と言えば、睡眠中の覚醒状態、つまり金縛り状態で現実と非現実が区別できなくなる状態があると思いますが!!これを上手に面白い小説に出来れば、マトリックスの様な作品になると考えますが!!!!!!

余談になりますが、マトリックスは日本の何方かのアニメ(漫画)が下敷きになっているそうです。ご存知の方に教えて頂きたいと思っていますが!!
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この回答へのお礼

お見事!!
あなたは解説上手です。
「夢」とか「哲学」で表してくれると凄くわかりやすいです。

真剣に映画見ている人のようですね。うれしいです。
もう一度見てみますね。

お礼日時:2006/06/24 17:13

とりあえず大雑把に第一部だけの説明を



人間の手によってあまりに発達しすぎたプログラムやコンピューター達が反発。
  ↓
逆に人間がコンピューター達に造られる側になった。
  ↓
「ザイオン」と呼ばれる人類最後の都市まで滅ぼそうと、コンピューターは人間を追い込む。
  ↓
ネオ達はコンピューターの根本を潰すために仮想世界(マトリックス)へと入る。
  ↓
立ちはだかるエージェントは仮想世界の管理者のような存在
  ↓
ネオはこの管理者を倒す(ここで第一部 完)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
文章にするとわかりやすいですね。

>逆に人間がコンピューター達に造られる側になった。

「コンピュータは人間が作ったんじゃないの!?」ってなっちゃうんです。

お礼日時:2006/06/24 17:04

ヴァーチャル・リアリティについて少し…



まず、人間の現実感とは、脳が感じた事柄が全てです。
例えば実際には真夏の気温の中に居ても、脳に「真冬である」という間違った情報が入力されれば当人にとっては「真冬である」としか感じられません。つまり、人間が普段経験している事柄は、脳に与える情報が全てなのです。と言うことは、現実には(作中のように)カプセルで肉体が眠り続けていたとしても、脳に社会生活をしていると言う情報を与え続けていれば当人はそのように感じてしまいます。
…ここまでは一作目が見れたならば問題ないでしょう。
そして、コンピュータシステムには、そのシステムがおかしくなったり誤動作をする原因が有ったりした場合に、システムを検査してプログラムを修正したり、間違った動作を要求する「バグ」等を駆逐したりするシステムが存在します。分かりやすく言えば人間の体内に入り込んだ異物を免疫物質が駆逐するのに似ています。それがあの映画では「スミス」達黒服として現れています。

「マトリックス」と言う擬似世界をプログラミングして運用しているソフトにとって、予定外の動作をしている「ネオ」達の様な存在を駆り出して修正するのが彼らの目的です。
一作目のお話は、ネオたち、真実に目覚めた人類が、この中でプログラムに打ち勝ち。、戦うすべを見につけたのです。
二作目の設定としては、そのプログラムのひとつである「スミス」が、長いこと人間を研究して自らを進化させた結果、人間に非常に興味を持った為、また、絶対的な自信を持って管理していた筈の「ネオ」に敗退した事などが新しい予定外の経験と言う「異物」の為にスミス自体がマトリックスのシステムから逸脱して「ネオを倒す」と言う目的だけに以上に執着するようになりました。これはトータルとしてはマトリックスの運用プログラムの指示とは違った形で現れたので、(言ってみれば害のあるプログラムを消滅させる為に、普通ならばそれ以外の動作に支障が来たさないバランスを考えて作動しなければならないソフトが、システム自体の不調を省みないで働きだした結果、そのプログラム自体がシステムにとって望ましくない存在となってしまうような感じ)スミス事態もプログラムにとって異物となり、独自にネオ達を狙います。また、二作目ではプログラムの最高統治システムにまで直接行き、戦いを挑みますがこれはうまく行かずに敗退、逃亡しました。
三作目では、今度はマトリックスの攻撃が現実の人類の都市、「ザイオン」に総攻撃を行うと言うもので、ネオたちは今までのヴァーチャルな世界での戦いだけではなく、現実の戦いもしなければならなくなった…といったところです。

大まかな流れを書きましたが、勿論これだけではありませんので、ヴァーチャルコンピュータ物の小説等を幾つか読んでから再びご覧になることをお勧めします。

「13F」等良いかも知れません。
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この回答へのお礼

詳しく説明していただきありがとうございます。
脳の事は考えていませんでした。

もう一回チャレンジしてみます!

お礼日時:2006/06/24 17:00

何がどうわからないのでしょうかね?


自分が暮らしていた世界が、実はコンピュータが作り出した仮想現実世
界(マトリックス)と知って、コンピュータの支配から人類を解放する
ための闘いを続けるモーフィアスらのゲリラ集団に加わり、やがて救世
主として覚醒するネオの話。ですけど。
つまり貴方も現実とマトリックスの区別がつかなくなっていると?
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます。
あなたがうらやましいです。すんなり理解できる方なんですね。

私はもう『仮想現実』ってのがわかんないです。『仮想現実』って『仮想』なの?『現実』なの?
なんか『冷たい炎』、『上昇する落下物』みたいで「どっちなの!?」って感じです。

区別ついてるつもりですよ(笑)
たぶん今は現実でしょ?(笑)

お礼日時:2006/06/24 16:55

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