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子供の頃にピアノを習っていました。
最近以前独学で練習したことのあるショパンの「華麗なる大円舞曲」をまた練習し始めているのですが、ふと疑問に思ったことがあります。
ドに♭が付いています。
ドの♭なら最初からシでいいように思いますが、なぜわざわざドに♭なのでしょうか?
シの♭が後に続くから見栄えよくする為でしょうか?
なんだか気になります。
よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

第10小節目ですね。



理論的にはドでも問題無いのですがショパンがこの音を半音下げたかったのですね。

もしドを使っていたら、ここは変ホ長調の「IV」の和音、つまり下から 「ラ♭、ド、ミ♭」の和音の転回形となります。楽譜にある低音のシ♭は属音の継続なので和音には含めません。

で、ショパンはこのこの長和音の所を短和音の「IV」にしたかったと考えられます。アメリカ式表記なら「iv」ですが。で、それなら「ラ♭、ド♭、ミ♭」の和音となります。

三和音の理論を復習されたらわかりますが、三和音の基本形は3度の間隔になります。音符に書いた場合は、「線、線、線」または、「間、間、間」となります。

さて上の「ラ♭、ド♭、ミ♭」の和音を五線譜に書いたら、お団子のようにきれいになりますね?これが三和音の基本形です。

もし、ド♭をシと書いたらお団子のようになりませんね。

それが理由だと私は考えます。

音楽理論に興味を持たれることは非常に大切なことだと思います。私にとっては、この音が「シ、ナチュラル」だなんてあり得ない話です。音楽理論を教えて下さる先生もいらっしゃいますから、ぜひレッスンを受けられたら楽しいかと思います。
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この回答へのお礼

ショパンが半音下げたかったのですか。
ピアノの場合ドは半音下がりませが他の楽器はどうなのでしょうか?音楽は好きでしたが、専門的なことは習った経験がありません。ピアノもただ譜面を見て弾いていただけでした。
とても奥深いものですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/20 14:14

3連続失礼します



音楽理論上ではシはhという音で、ド♭はcesという音でまったく別の音です。ピアノなどの楽器では、平均律という調律を採用していて、ややこしいので、それらの音を一緒の鍵盤にしているだけです。

弦楽器や管楽器、また声楽では純正律という、厳密な音階を採用しているため、この2つの音は区別されます。

質問者様は、他の楽器に触れてみるのもいいんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

弦楽器や管楽器は音を出すだけでも難しいですね。
他の楽器なら、バイオリンの音色が好きですが、なかなか習うことは難しいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 08:53

ドを半音下げたらド♭、上げたらド♯


レを半音下げたらレ♭、上げたらレ♯
ミを半音下げたらミ♭、上げたらミ♯
…以下同様

また、ド♯を半音上げたらドのダブルシャープ、半音下げたらド
レ♯を半音上げたら…以下同様です


全然難しくはないです。そのままの意味ですよ。あなたはどうやら黒鍵が半音ということだという風にこだわってらっしゃると思うのですが、黒鍵か白鍵は全然関係ないですよー

そのままそのままそのままです。

ショパンはドを半音下げたかったから下げたのです。シを半音下げたかったら下げるでしょ?それと一緒ですよ
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この回答へのお礼

黒鍵か白鍵で区別してはいけなかったのですね。
頭の中がすっきりしてきました。
ありがとございました。

お礼日時:2006/09/26 08:48

>ピアノの場合ドは半音下がりませが



ドは半音下がりますよ。だ・か・ら!ドを半音下げたらド♭になるんですよ~
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この回答へのお礼

そうでした。
習った記憶が少しよみがえりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 08:46

>ざっと見ました。


>難しいですね。ありがとうございました。
そうですね。
ですが、なぜ?と思って追求するのはすごくいいことだと思います。
ピアノ頑張って下さいね!
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この回答へのお礼

なぜ?と思っても教えてくれる人が誰もいませんでした。
でも、ここで質問ができるので、これからは疑問があったらまた質問するかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/26 08:44

b音の係留音でしょ?和声的にはb,ec,gの和音(Iの第一展開形)に対してces→bって解決する音の動きですね。

譜面上にシ♭とシナチュラルが同居してたら、説明つかないでしょ?平均律では、それらは同じ音になるので、感覚的に分かりにくいかもしれませんが、本当は違う音です。
変ト長調の音階を考えてください。ges,as,b,ces,des,es,f,gesですね。このcesがhになったら音階として意味を成さなくなる。
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この回答へのお礼

すみません。せっかくのご回答なのですが、意味が分かりませんでした。私の勉強不足です。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/20 14:16

異名同音についてですね。


厳密に言えば違う音。
この辺を見れば、なんとなくわかるのではないでしょうか。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/micin/ese/ese29.htm
http://www5.famille.ne.jp/~dr-m/TALKING/temper/t …
http://www.gabacho-net.jp/whims/whim0010.html
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この回答へのお礼

ざっと見ました。
難しいですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/20 14:09

他の理由もあるのですが、この場合は見やすくするために省略するためにドに♭をつけています。



変ロ長調で・・・・シ♭ シ(ナチュアル) シ♭ をするとき・・・
シ ド♭ シ
のほうのが、見やすくなります。

同じ楽譜内で、それを統一するために、全部にこれを徹底するために、他の部分で部分的に不自然ながらも表現することもあります。

これと同じようなことで・・・・

変イ長調で ラ♭ ラ(ナチュアル) ラ♭を わざわざ
ラ シ♭♭(ダブルフラット) ラ

とすることもあります。
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この回答へのお礼

ドの♭って「なぜ?」って思ってしまい、弾く度に
「こんなのあるんだ」と一々気になってしまいます。
自分で実際に譜面を書く人の立場に立ってみたら、少し理解できそうだと思いました。
見やすさだけではなく、統一するというのもあるんですね。
♭が2つ付いているの、そういえば以前見た記憶あります。
その時も、「なんで?見にくいなぁ」と思っていました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/19 09:18

黒鍵は#でもあり♭でもあります(わかりますよね?)


例えばハ長調で、ソから上がっていく場合は、
ソ ソ# ラシド となりますが、逆にドから下がってくる場合は、
ドシラ ラ♭ ソ となります。

#や♭が最初から付いている場合で、はずした直後にまた付けるという時も、(質問のような時)同じです。

ド シ(ナチュラル)シ♭ と書いてあるより、順に下がってくることがわかるように ド ド# シ の方が見やすいですよね。
ト長調で ミ ファ(ナチュラル)ファ# よりも、順に上がっていく事がわかるように ミ ミ# ファ の方が見やすいです。
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この回答へのお礼

私のように、子供の頃ご近所の先生に習って
別に専門的な知識も無く趣味程度だと、譜面にはなるべく♯、♭、減らして欲しいって思うものなので、以前から不思議に思っていました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/19 09:13

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