

No.3ベストアンサー
- 回答日時:
リズムに関しては、メトロノームに合わせた基礎的な練習などが良いと思います。
表拍で合わせるだけでなく、裏拍でクリックが鳴るように意識して練習するなど、いろいろと工夫してみるのが良いでしょう。リズム感を鍛える上では、メトロノームを使うのはとても有意義だと思います。また、普段から音楽を聴くときに拍子を意識して取るようにしてみたり、あるいは歩く時などもテンポよくリズミカルに足を運ぶように意識してみるのも良いかも知れません。
それと、リズム感を強化する上では、リズムのことを知識として具体的に把握するよう努めてみるのも良いと思います。漠然とタイミングを合わせることだけに着目するだけでは、なかなかうまく行かないところがあるでしょう。例えば、ビートやタイム、パルスなどといったリズム用語などについてきちんと把握するのは、それだけでも有益だと思います。リズムの構造などについて解説しているような、ドラマー向けの教本などを参考にして、リズムを具体的な知識として把握することもお勧めします。
なお、音符のタイミングに合わせることだけに手一杯になってしまうようでは、意識に余裕が持てないでしょう。ビートを独立した点として意識して、それに演奏のタイミングを点と点で合わせようとするようでは、ビートのつながりなどがうまく捉えられず、乗りにくいと思います。リズムについては、ビートをバラバラに点として捉えるのではなく、ビート同士を関連付けて波のようなものとして感じることで、全体像を捉えるように意識した方が良いでしょう。そうすることで、先の先に来るビートについても意識して、それ以降のビートをきちんと予測していくようにする必要があると思います。
また、リズムのことを捉える上では、拍子記号と小節は重要な手がかりになります。拍子記号は一つの小節に含まれる音符の数と長さを示すだけではなく、一つの小節に含まれている各ビートの性格を類推させる手がかりでもあります。また、小節はリズムを捉える上での最小のパターンを示すもので、リズムの最小単位でもあります。これらを正確に捉えることは、リズム感を矯正する上では有益でしょう。
小節の単位を把握すれば、それぞれのビートの性格についても選り分けることができます。ビートはすべてが均質なものではなく、大まかには強拍(ダウンビート)と弱拍(アップビート)というように性格を分けることができます。これをきちんと把握することは、リズムをよくする上では必要でしょう。ポピュラー音楽で言えば、ドラムのバスドラムが鳴るタイミングが強拍、スネアドラムが鳴るタイミングが弱拍です。これらのビートの動きや抑揚を意識することも大切だと思います。
各小節に含まれているビートのそれぞれの性格については、拍子記号から類推することができます。4分の4拍子であれば、単純に1小節が4分音符4つ分ということだけではなく、1拍目が最も強い強拍、2拍目が弱拍、3拍目が1拍目に次ぐ強拍、4拍目がまた弱拍というように類推できます。4分の3拍子では1拍目が強拍、2・3拍目が弱拍と推測できますし、4分の2拍子では強拍と弱拍がひとつずつということが読めます。8分の6拍子であれば、1拍目が強拍、4拍目が弱拍で、4分の2拍子において4分音符を3連符に割ったリズムと捉えられます。こうした情報についても、譜面から把握できると有利でしょう。
拍子記号と小節、それぞれのビートの性格などについても、よく整理して意識することをお勧めします。
なお、クラシック系の音楽のリズムの取り方と、ポピュラー系の音楽のリズムの取り方には、それなりに大きな差があります。クラシック系の音楽のリズムでは情感に合わせてタイムが流動的に変化する(一つのビートの時間が変化する)ことが多々ありますが、ポピュラー系の音楽においてはほとんどのケースでタイムが流動的に変化するということはなく、ビートは常に一定の時間で区切られることになります。音楽のジャンルによって、そうしたリズムの扱い方が違ってくることに関しても、それなりの注意が必要でしょう。
参考になれば。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/11/10 17:20
お礼が遅くなりまして、申し訳ございません。
とても参考になるご意見を詳しくありがとうございます。
lead1976さんが言うように、クラッシクとポピュラー系の違いとかあるのは、十分承知しています。
ピアノは、ほとんど、クラシックばかりでしたので・・・。勿論、レッスン以外では、好きな曲の譜面を買って、弾いたりもしていましたので・・・・。
友達にも相談しながら、克服していきたいと思います。
No.4
- 回答日時:
ベースなら、うまいドラマーと組むというのも手でしょう。
うまいドラマーというのは、リズムがしっかりしていて他人にそれを伝えることができます。拍子感も大事です。4分の4拍子で四分音符を弾くにしても、単に4回鳴らすというのではないです。1拍目、2拍目、3拍目、4拍目、1拍目・・・と流れているのが音楽です。この意識の差があとから出てきます。No.2の方が言われているまりつきもボールを拍子と思えば同じです。縄跳びもそうですね。
でも、だいたい心臓はBPMで100くらいのテンポで動いているみたいなので、誰でもリズム感は持っているんですよ。「ノリノリ」っていうのもこれに関係してくると思うし、ダンスやスポーツにもリズム感があり、拍子のことを知らなくてもノレますが、音楽を演奏する人の場合、勉強して知識として捉えてしまうというところがあります。そうでないと人に「音楽やってる」なんてことは言えませんが(爆)、最終的には体で感じます。頭で数えていたら、途中までわかんなくなります。人差し指から小指まで4本の指を、人差し指から数えるとき、すぐに薬指を3だとわかりますよね。指は目に見えるものですが、そういう感覚です。
No.2
- 回答日時:
まりつきが良いです。
ゆっくりとドリブルするような感じですね。あと、ボールを使うような物なら何でもやっみるべきでしょう。ピンポンとかテニスとか。リズムの苦手な人は大抵、球技も苦手、という統計結果が出ています。例えばボールが反射するタイミングがわからない、とか、いつボールが何処に飛んで来るかがわからない、というわけですね。
あと音楽の練習の段階ではリズムに関する特殊な練習法がありますので、専門家にお尋ねするのがよろしいかと思います。ご近所の音楽教師でリズム・トレーニングの得意な方、あるいは、音楽大学でリトミックを専攻された先生とか、ですね。
リズム・トレーニングの本も出ています。それも専門の先生が教えて下さるでしょう。私が薦めるのは Rhythmic Training, 著者は Robert Starer です。アメリカの www.amazon.com で手に入ります。
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