dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

子供のころから、ずっと不思議に思っていることが、未だにわからずにいます。
映画(特に昔のもの)や、ドラマの吹き替え作業を行う際、台詞以外の音を消さずに言語だけが変わっている仕組みがわかりません。
いい大人が恥ずかしいのですが、分かりやすく教えていただければ幸いです。

A 回答 (5件)

 「ドラマ」というのが何を指しているのかがイマイチよく分からないのですが、テレビドラマの吹き替えということでしょうか? 


  テレビドラマであっても同じことです。基本的に、映画であれテレビであれ作製の方法はおなじことです。

 因みに2の方に質問されている、「効果音の別撮り」について。
 効果音とは、「現場で発生しなかった音」だと考えていただいていいと思います。例えば、乾杯のシーンなどでコップの触れ合う音は現場で録音した音がそのまま使われます(つまり役者さんのせりふなどと一緒にSOUNDのテープに入っています)。ただ、コップの音が物足りないといった場合に、別でつくった効果音をかぶせるということはあります。
 「電車の音を消す方法」。基本的に、会話する2人のバックを電車が通り過ぎるといったシチュエーションでは、現場では同時録音は行われません。画だけをまず撮影し、その後で(静かな時に)役者さんに同じような間合いで台詞を話してもらいます。そして、電車の音は電車の音で別どりするわけです。この時、会話と電車の音はそれぞれ別のテープにとられていると考えてください。そして、編集の際に無音の画に合わせて、会話(が収録されたテープ)と電車の音(が収録されたテープ)を再生してやります。
 後から会話だけ消したい場合には、電車の音テープだけ再生してやればいいわけです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答、どうもありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2002/05/29 11:48

 NO,3の方が答えてらっしゃるので、蛇足になりますが・・・・。



 通常、映画の「音」は次の3つに分けて生成されています。

 SOUND:現場音。役者さんの台詞など。(=S)
 EFFCT:効果音。床のきしみや、自動車の排気音など、現場で収録できなかったり
、意図的に後から付け加える音。(=E)
 MUSIC:音楽。いわゆるサウンドトラックなどに収録される映画音楽。(=M)

 この3つの音が、編集された画に合わせてそれぞれ別個に作製されます。
 つまり、1本の映画に対して、台詞だけ入った音テープ、効果音だけ入った音テープ、音楽だけ入った音テープが存在するわけです。この3つの音素材を同時に再生してやれば、通常の上映の形態の音テープができます。
 吹き替えの場合は、海外から届いたE・Mのテープに日本側で作製した(吹き替えされた)Sの音を加えてあげれば完成するわけです。

 注)因みに、確かに映写フィルムの端には、光学変換された「音」が焼き付けられています(通常の上映では勿論見ることはできませんが、確かにオシログラフのような感じです)が、しかし、それは上記の作業が終了した後、つまり既に吹き替えの音が入れ替わった後の状態のものであり、いったんフィルムに焼きついたものに手を加えることは基本的に出来ません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

映画のこと、よくわかりました。
ありがとうございました。
これは、ドラマの制作でも言えることなのですか?
よろしければ教えてください。

お礼日時:2002/05/28 19:47

まぁ、見るときには効果音、音楽、セリフを同時に聴かされますが、映画等を作る側では、それぞれ別々に採っています。


べつに、カメラの前で演技をしている後ろでオーケストラが演奏しているわけではないんです。
身近なところで例えれば、3台同時に再生するCDの1枚だけを入れ替えた格好です(たとえになっていない・・・)

で、セリフが録音されている部分を差し替えればよいわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧なご説明ありがとうございました。
そう言えば、映画で、波の音を作るのに、箱に砂利のようのものを入れて動かして音を作っているのをテレビで目にしたことがあります。
だだ、時間をあまりかけないで作っているテレビドラマのようなものも、効果音を別撮りしているようには思えなかったのでずっと疑問でした。
例えば、食卓を囲んで話しながら乾杯する音。役者の会話中に後ろを通り過ぎる電車の音など…。
ノンフィクション以外のものは、すべて効果音が別撮りなのですか?
逆に、そういう場合は、どうやって電車の音を消しているのですか?

お礼日時:2002/05/28 19:42

最近のフィルムはどうなっているのか分かりませんが、昔のフィルムについては、学校の先生が余談で教えてくれた記憶があります。


曰、映画のフィルムの横には音を記録する部分があって、音ごとに何本かの線が走っている(たぶん脳波や心電図の様な感じだと思います)。その中の声を記録している線を消して、新たに声を入れれば吹き替えが出来る。といった内容だったと思います。
大ざっぱで正確な説明ではありませんが、私はずっとそうしているんだと思っていました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました!
そういうお話、すごくわかりやすくて参考になります。
あんまり専門的な方に教えていただくと(すごく嬉しいのですが)、時に理解できないことがあるのですが(パソコンを教わる時がまさにそうなんです…)よくわかりました。
ありがとうございます。
お礼が遅くなってごめんなさい。

お礼日時:2002/05/26 15:04

ああいう物には、音声を録音する【チャンネル】というものがあります。


例えば、1つのカセットテープにA面、B面があるようにです。
そこで、音声の入った所だけ変えてしまえばOKです。
わかったでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですよね。
最近の映画は「多分そういう仕組みなのかなぁ~」と漠然と思ってはいたのですが、古い映画やテレビドラマもそういうことなのですね。
ありがとうございました。
お礼が遅くなってごめんなさい。

お礼日時:2002/05/26 14:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!