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アニメを見ているとテロップや著作権表示のところに「NAS」という会社か団体かの表示を頻繁に見かけますけれど、
この「NAS」というのは一体何なのでしょうか?

私は長年アニメファンやって来てずっと気になっていました。
何方かご回答宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

NASの作品には古いものでは「さすがの猿飛」「ハイスクール奇面組」など。


比較的新しいところで「姫ちゃんのリボン」「赤頭巾チャチャ」「りりかSOS」「こどものおもちゃ」のシリーズや「メダロット」。
現在は「フォルツァ!ひでまる」や「ダイガンダー」などがあります。

NASは「元請業務」を専門に行うアニメーション製作プロダクションですね。
実際のフィルムの製作は「アニメーション製作」と番組クレジットされている「スタジオぎゃろっぷ」や「同友動画」が行ってるんですが、元請は事務方の作業を行うプロデューサーを擁し、原作マンガの出版社やTV局との折衝、版権管理業務を行います。

たとえば「ライディーン」や「コン・バトラーV」は製作(元請)=東映、アニメーション製作=日本サンライズで製作されています。
映画会社の東映が事務方の作業を行っているわけです。

元請はキャラクターグッズ製作の際の折衝窓口(ライセンシー)になることも多いです。
元請がない場合は広告代理店ライセンシーになります。「ガンダム」なら代理店の「創映新社」ですね。

NASの番組が最近増えたとすれば、テレビ東京かWOWWOWだと思いますが、これはフジやテレ朝のアニメはTV局が発起人になって製作スタートすることが多いのに対し、テレビ東京やWOWWOWは企画会社の持ち込んだ番組企画を局が「買う」形で製作を開始するからです。

そのため、外注主体で製作してたくさんの番組ラインを立ち上げる事のできるNASやXEBEC等の扱いが増えるのでしょう。

サンライズや東映動画・タツノコは基本的に自社ラインで品質管理できる範囲内でしか製作しませんので。
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この回答へのお礼

詳細なご説明ありがとうございます。
アニメ業界にも「元請け」と「下請け」の関係があるのですね。

>「ガンダム」なら代理店の「創映新社」ですね。
「創通エージェンシー」ですよね。
「創映新社」というと「くりぃむレモン」のところですから(笑)

お礼日時:2002/06/19 00:23

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