これ何て呼びますか

現在圧縮には色々な形式があります。
例を上げてみると、rar,7z,zip,lzh,gcaなど数多くの圧縮形式があります。しかしこれらの圧縮形式も色々特徴を持っているみたいで、得意・不得意があるみたいです。
実際にbmpを1GBのファイルを7zで圧縮すると50MBでしたがrarだと500MBでした。圧縮の設定では両方とも最高の圧縮を選択していました。

ここからが質問ですが、実際どの圧縮形式がどのファイルに向いているのか教えてください。
ただし下に拡張子を書いていますが、mp3やjpg,aviなどは圧縮されたものなのであまり圧縮を期待していませんが一応分類として書いております。

1.mp3,wav,wmaなどの音声ファイルの圧縮
2.bmp,jpg,pngなどの画像ファイルの圧縮
3.avi,mpgなどの動画ファイルの圧縮
4.アプリケーションなどのファイルの圧縮

1~4までは思いつく拡張子を書きましたが、他にもたくさんあります。
ですのでもし相性のいい圧縮形式をご存知でしたらなんでも良いので教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

Q/実際どの圧縮形式がどのファイルに向いているのか教えてください。



A/DataArc(データアーカイブ)ファイルで複数のファイルを一つにまとめる書庫を造るなら日本国内ではLHA(エルエイチエー)形式を使うのが普通です。拡張子はLZH(エルズィーエイチ)の形式をLHA-高圧縮書庫管理プログラム-で圧縮した物を示します。この圧縮方式は可逆圧縮で、データの劣化は基本的にはありません。LZHをLHAと呼ぶ人はDOS時代から知っている人などごく僅かなユーザーですが、国内では最も普及した圧縮方式で、複数のデータを一つのファイル(LZH)に集約することができるのが特徴です。

同様に国外の相手にデータを転送する場合は、zip(ジップ/ズィップ)で圧縮するのが無難です。LHAと同じく興亜圧縮書庫を作成するタイプの圧縮形式です。拡張子は、zipでありLHAに対するLZHのように名称は変わりません。分かりやすい圧縮ファイルです。(可逆圧縮です)
これらの圧縮は主に個人データの保存に向きます。例えば、パワーポイントファイルやワードエクセルファイルまたは一太郎ファイルなどのオフィスデータの保存または複数の画像や音声ファイルを1つにまとめる場合などに向きます。(尚、既に圧縮された音声ファイルや映像/画像ファイルは圧縮できません。あくまで複数の画像を一つにまとめて書庫を造るだけです)

Windows以外のユーザーに配布するなら、tarやgz形式での圧縮が無難です。
LHAやzipに比べて他のOSでの利用頻度が高いこれらの圧縮は信頼性も高く多くのOSで標準サポートしています。

RAR形式は、データの信頼性を重視する場合に使います。この圧縮はWinRARなどの市販ソフトを用いるのが妥当で、信頼を最大限に必要とする場合はこれを使うのが妥当でしょう。この形式では符号化(圧縮)の時にベリファイ情報(パリティ)を保持するためzipやLHAに比べてデータ破損が発生する率が低くなります。

尚、既に圧縮済みの音声(MP3やWMA9、RA9、AAC、AC3、ATRACなど)や映像(MPEG2、MPEG4、H.264/AVC、RV、FLV、WMV9など)及び、画像(JPEG、JPG2000、PNG、RAW圧縮版、PICTなど)の場合は、上記の圧縮では圧縮率は決して稼げません。これらの圧縮は、データを完全に元に戻せる可逆方式とは異なり、人の視覚や聴覚に見えにくいまたは聞こえにくいデータの一部を削除してでもデータ量を削減する方式(非可逆)を使っており、圧縮は既に限界域に達しているため、上記のArc圧縮ソフトでは圧縮率は稼げません。逆に、下手に圧縮するとデータが破損し、伸張再生も出来なくなる場合があります。

そのため、既に圧縮済みの場合hは、不必要に高圧縮はかけないのが無難で、書庫を造るだけならzipやLZHを用いて圧縮はかけないのが無難です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変分かりやすく説明していただきまして感謝しております。
特に最後の非可逆圧縮されたファイルがなぜあまり圧縮できないのかよく分かりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 01:18

良い回答者に恵まれたようですね、読んでいて私も納得させられました。



ちなみに私から言わせてもらうと、
現在は"大容量"というのが基本になってきています。
HDD300G 1万円弱、DVD-R一枚50円足らず。
ですからどのくらい縮むのか、という事はあまり重要ではないです。
重要視すべき点はファイルを安全に保持できるかどうかです。
とりあえず今回はWindows系に限った事でお話しします。

rarはリカバリーレコードをファイルサイズの10%のサイズまで添加する事が可能です。
ある程度のファイルの損失、破損ならば修復してしまいます。圧縮率も良好。
1.2.3.4.共にデータ保存目的であるならrarで不都合ないでしょう。
保持、圧縮率、双方に優れていると言えます。
(ただ日本ではあまり一般的ではない?為、配布には向かないかも)


もしくはzipです、海外ではzipが主流ですんで、
zip形式で圧縮されたものをそのまま読み取れるツールも多数存在します。
汎用性の高いzipを使用するという手もありますね。
ただ、圧縮が掛かってると読み込みが遅いので無圧縮のzipが望ましい。


後は、主に画像、音楽なら、専用の形式の可逆圧縮形式を使う方法もある。
例えば画像ならpng形式、音楽ならapeやttaなどがあります。
これらは普通のファイルを圧縮する形式よりサイズが物凄く縮みます。
可逆なんで、モチロン元のファイルに戻ります。

とりあえず、

1. mp3 wav wma
mp3などは再生用ならzip、wavはttaを推奨。
(apeはエンコードも読み込みも遅いですからね)

2.bmp jpg png
bmpなら用途別にzip rar png などで良いのでは。
jpgは既に圧縮された形式ですから、おそらくどの形式を使用してもそれ以上縮みません。
画像まとめたい場合無圧縮zipで。
pngは可逆圧縮です、これ以上圧縮の必要なし、まあしたいのならzipかrarで。。
書籍などならzipで1個のファイルで管理するという手もありますね、そして一気に読み込む。

3.avi mpg
これも既に圧縮された形式です、上記と同様の事が言えます。
不可逆形式で圧縮された形式ならこれ以上サイズダウンの見込みなしですが、
圧縮したいのであれば無圧縮で任意の形式、で良いと思います。

4.アプリ
任意の形式で良いんじゃないか、と思いますけどね。
ただ、破損の心配もありますんで私ならrarで圧縮しときますが。


圧縮形式を組み合わせる事も良いかもしれません。
複数の画像をカテゴリ別にzipで圧縮、それをまとめてrarで圧縮など。
結局、用途によって使いやすいように圧縮すれば良いんじゃないでしょうか。

随分長くなってしまいました、こんなに長々書く予定じゃなかったんですが。
それでは失礼します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
bmpについてはpngを使ってもよさそうですね!
確かに圧縮率と安全の両方が必要ですね。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 20:36

1.mp3は圧縮しても容量はたいして変わりません。

場合によっては増えます。
mp3ならば、無圧縮zipで圧縮すれば解凍しなくてもソフトによっては再生できるので便利です。

waveだと、rar形式でリカバリを付けておくと万が一ファイルの一部が壊れた場合修復できます。

aviやmpgはあまり圧縮しませんがネットからダウンロードして配布する場合zip形式の場合が多いですね。

よって、
1.mp3 → 無圧縮zip or zip or rar
 wave → rar
2. → zip 7z rar
3. → zip 高圧縮ならGCA
4. → 容量が小さい場合 zip それ以外 rar
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど勉強になります。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 01:15

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