いちばん失敗した人決定戦

ローコードを右にフレット移動していくと、どういうコードになるのですか?

FはわかるのですがCとかAmとかE7が移動すると、どんなコードネームになるのかわかりません。

どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ナットを0fバレーとみなした上で、そのフォームをずらしていった場合のコードネームの変化についての質問ですよね。


このケースのコードネームの変化については、まずそのコードフォームのどこに「ルート音」があるのかを知ることと、加えてギターの指板上の音程の配置を知る必要があります。

まず、ギターの指板上の音程の配置についてですが、これはこのケースに留まらず、ギターという楽器を演奏する上では基礎として覚えておくことをお勧めします。どのポジションでどの音程が得られるのか、それを把握していないと、楽器を自在に扱いこなす上では非常に大きなハンデを背負うことになります。ギターの指板上の音程の配置図については、紙に書き出して図表を作り、それを読みながら記憶するのが良いでしょう。書き出しながら覚えると、把握も早いと思います。
ギターの指板上の音程の配置図の作成に当たっては、レギュラーチューニングをまず把握するのが良いでしょう。レギュラーチューニングは、6弦からE-A-D-G-B-eとなり、6弦と1弦のEの間は2オクターブの音程差、5弦開放はA=110Hzで音叉A=440Hzの2オクターブ下にあたります。まずは、開放弦の位置にこれらの音程を書き込みます。
ついで、1オクターブに含まれる各音程をきちんと把握するのが良いでしょう。1オクターブ中には、Eを起点とすると、半音ずつ上に辿るとして、以下のような順番で12個の音程が含まれます。
E - F - F#/Gb - G - G#/Ab - A - A#/Bb - B - C - C#/Db - D - D#/Eb - E...
なお、ギターのフレットは、1f差が半音差になるように打ち込まれています。つまり、1f上にいけば、半音上の音が出るということです。これを応用して、レギュラーチューニングの音程を起点として、上に書いた順番で音程を書き出していけば、その弦上の各フレットにおける音程の配置図が出来上がります。例えば、1弦と6弦に関していえば、開放弦の音程がいずれもEですので、それを0フレット位置の音程として書き出せば、あとは1fがF、2fがF#/Gb、3fがG・・・と、上の順番通りに記入していけば、1・6弦の配置図は完成です。同様に、5弦Aの場合はAを起点として上の音程の順番を辿るだけです。具体的に書き出してみれば、
5弦A> 0f:A - A#/Bb - B - C - C#/Db - D - D#/Eb - E - F - F#/Gb - G - G#/Ab - A...
このようになります。他の弦でも同様にレギュラーチューニングの開放弦の音程を調べ、その音程を起点として順に音程を追っていけば、配置図が完成します。まず、その配置図を作成してみると良いでしょう。
なお、1オクターブは半音間隔では12音で構成され、さらに上の音程にいくと同じ音名のオクターブ違いの音がループして登場していきます。ギター上でいえば、同一弦上における開放弦と12f、1fと13f、2fと14f…は、同じ音程の1オクターブ違いの音程になります。12f以上のポジションについては、これを基に作成できます。

その上で、各コードフォームにおける「ルート音」の位置を把握していくのが良いでしょう。コードには、そのコードネームの基準として示される音程があり、その基準となる音名をルート音といいます。Cコードであればルート音は"C"、Amコードであればルート音は"A"、E7コードであればルート音は"E"です。各コードフォームを参照して、その基準となるルート音がどのポジションで得られるのかを調べてみてください。
質問に挙げられたコードに関しては、Fコードにおけるルート音の位置は6弦1f(他に4弦3f、1弦1fも)、Cコードのルート音の位置は5弦3f(他に2弦1fも)、Amコードのルート音の位置は5弦開放(他に3弦2fも)、E7コードのルート音の位置は6弦開放(他に1弦開放も)になります。これは、上で触れたギターの指板上の音程の配置図と照らし合わせてみるとわかりやすいでしょう。
さて、いよいよコードフォームを平行移動したときのコードネームの変化についてですが、これはそのコードフォームを平行移動した上で、そのコードフォームのルート音に相当するポジションの音程に何がきているかで調べることができます。
例えば、Cコードのコードフォームを1f上にずらした場合、もともとこのフォームではルート音が5弦上にありますので、5弦で押さえているポジションの音程を調べます。この時は、5弦上で押さえているポジションは4fに移動しているので、その音程はC#/Dbとなり、コードネームについてはC#もしくはDbコードになります。
同様に、Amを3f上に平行移動したとすれば、Amコードのフォームは5弦にルートがあるので、5弦のポジションは0f:A→3f:Cと移動することになります。結果として、これはCmコードになります。
E7を5f上に平行移動した場合を考えれば、こちらのコードフォームは6弦上にルート音がありますので、そのポジションからルート音を確定します。6弦では0f:E→5f:Aというように移り変わるので、このコードネームはA7コードになります。

コードフォームを平行移動した場合の移動後のコードネームについては、上記のように各コードフォームにおけるルート音の位置を把握し、そのルート音にくる音程が何に変化したかを知ることで、割り出すことができます。
なお、コードフォームの相対関係を崩さずに平行移動した場合、コードネームの変化はルート音の移動だけです。メジャー・マイナーの違いや、加わるテンションノートなどの表現については、平行移動しても変化しません。形を崩さずに平行移動をする限りでは、あくまでもルート音のみが変動するものと捉えるのが良いでしょう。言い換えれば、コードネームの先頭に来るアルファベットのみが変化するものと捉えるのが良いでしょう。

なお蛇足ながら、不協和音が多い複音でも、コードネームがないと決め付けることはできません。コードネームには一定の名付け方が決まりとしてあり、その音程構成の解釈の仕方によってかなりの範囲の複音にコードネームを振ることができます。(例えば、Cコードの2・4・5弦のポジションのみを1f上にずらしたコードについては、各弦の音程は5弦からC#・F・G・C#・Eとなり、これを整理するとC#:ルート音・F:M3rd・G:dim5th・E:aug9thという関係とみなすことができます。これは、「C#(-5)(+9)」などのようなコードネームを振ることが一応は可能です)
このあたりについては、コードの構成についての構造的な把握が必要になりますので、詳細はここでは割愛しますが、余裕があれば音楽理論に触れた資料などに当たって、コードネームのつけ方などの決まりごとを調べてみるのも良いでしょう。

文章のみでわかりにくいかも知れませんが、いろいろな図表などと照らし合わせて見ていただければ把握もしやすくなると思います。
参考になれば。長々と失礼しました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ルート音の変化ということなのですね。
例えばDコードを1フレット移動していくとD#(E♭)→E→Fとなるのですね。

お礼日時:2007/10/10 01:00

C


1弦|----|----|----|
2弦|-●-|----|----|
3弦|----|----|----|
4弦|----|-●-|----|
5弦|----|----|-●-|
6弦|----|----|-●-|

C# (D♭)。これがD→E♭→E→F→…
1弦|-●-|----|----|----|
2弦|-●-|-●-|----|----|
3弦|-●-|----|----|----|
4弦|-●-|----|-●-|----|
5弦|-●-|----|----|-●-|
6弦|-●-|----|----|----|

Am→B♭m
1弦|-●-|----|----|
2弦|-●-|-●-|----|
3弦|-●-|----|-●-|
4弦|-●-|----|-●-|
5弦|-●-|----|----|
6弦|-●-|----|----|

E7→F7
1弦|-●-|----|----|
2弦|-●-|----|----|
3弦|-●-|-●-|----|
4弦|-●-|----|----|
5弦|-●-|----|-●-|
6弦|-●-|----|----|

因みに、A♭
1弦|-●-|----|----|-●-|
2弦|-●-|----|----|----|
3弦|-●-|----|----|----|
4弦|-●-|----|----|----|
5弦|-●-|----|-●-|----|
6弦|-●-|----|----|-●-|
これはちょっと無理か。
5フレットくらいでならできる?
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…ん?これは…ネタ?でしょうか?



お分かりかと思いますが、Fは全弦をセーハしてるので、
ずらしても全ての音がずれるため単純にシャープしていくことになります。
まあ、Cとか1コ右にずらしたら…そら大変な音になりますよね笑。
どのCの押さえ方を指してるのか正確には分かりませんが、おそらく、
2,3,5弦を押さえる場合のことでしょうね。
正直、1コ右にずらした時のコード名は…ないはずです。
不協和音のカタマリですので笑。
ですが、無いから音楽として無いかと言うと、そうでもないかも知れません。
そもそも、「こうでなきゃアカン」なんて誰かが立法したわけでも
ございませんので、ぶっちゃけ、好き勝手にやりゃあいいのです。
それが、結果的に正確には不協和音だろうが、自分が良いと思えれば、
どんな押さえ方をしてもアリだと思うのです。

ただし個人的には、Cの1コ右は、、、、ナシです。。。
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