一回も披露したことのない豆知識

なぜ、多くの名曲は、ハ長調じゃないんでしょうか? ショパンにしても誰にしても、ハ長調に簡単にアレンジされた曲を弾けることで、満足していますが、原曲を聞くと、その美しさに愕然としてしまいます。そして挑戦しようにも転調しているだけで、わけがわからなくなってしまいます。長調、短調をスパッと切り変えるには、どう頭で理解したらよいのでしょう?

それと、コードがよくわかりません。楽譜を読みほどく上で、コードの理解があるのとないのとでは、なにがどう違うのですか?

A 回答 (2件)

調性は曲の血液型とお考えください。


調性には本来それぞれ性格を持っておりまして、作曲家はそれを汲んで作曲しています。
たとえば、G-durは男性的、d-mollは女性的といったように。また、B-durはどこか楽天的なイメージがあります。あくまで主観ですが。

また、和声のコードを捕らえることは大変重要です。
和声はたくさんの種類があり、複雑にできておりますが、最低限、属七→主和音に解決だけは捕らえてください。
属七の第3音は主音に行きたがる性質がありますので、これを理解してそこをためて弾く、又は強調して弾くなどすれば、ぐっと音楽が深みを持つと思います。
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ピアノははぼ「聴く」だけです。



キーについて。
歌の場合「歌い手」に合わせて「移調」します。「歌い手」の出せる音域に合わせて。
ピアノの場合も「曲のイメージ」と「心地よく感じる音域」に合わせるための「移調」では?
あるいは「作曲時」人間が作る以上「作り手」が気持ち良い音(メロディ)が「ハ長調(イ短調)」とは限らないですよね。

コード(和音)について。
1曲がドラマだとすると「ハッピーエンド」につながる「試練(不幸)」が有ります。メジャーコード(明るいイメージ)だけの曲なんて面白くも何とも無い。
良く聴く「フォーク」なんて8割マイナーコード(暗いイメージ)、、言い過ぎ?
自転車がバランスを崩さないと「曲がれない」ように「予備動作」に当たるコードが有ります。
前出の属七(ドミナント・セブンスコード)から主音(ルートコード)以外にも例えば「Em」の場所で「E」とか違和感を与えたい場所を「サラッと流す」か「ためて強調」するか?とか、分散和音(アルペジオ)で「Em」「Em7」とつなぐ時に少しテンポを落として(違いを強調して)次のコードにつなぐとか。
1曲の中で「転調」(長調>短調)や「移調」(キーを上げて緊迫感を出す)場合にも「予備動作」に当たるコードや「ここから」が分かっていると 弾き方(リズム/ストローク)を変えたりします。
アコギの話なのでピアノとは違うでしょうけど、和音の勉強と表現と云う意味では通じる部分も有ると想います。
通じなかったら、、、忘れて下さい。
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