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児童書コーナーで多く見るのが魔法と剣のファンタジー物です。
アニメでは魔法と剣のみならずガンダムやコードギアスなど巨大ロボット物も多いです。
なぜ児童書で巨大ロボット物は見ないのですか?

A 回答 (5件)

単純に歴史が浅いからではないでしょうか?


RAFの夜間爆撃は立派に児童書に化けてます。
英国との文化の違いと言えば、それまでですが。

いわゆる有人型の巨大ロボットはマジンガーZを祖先としてますが、それから未だ30年ちょっとです。
自律行動するアトム系のロボットが主役の作品はぼちぼち出てますので、巨大ロボが出てくる作品もそのうち出てくるのではないでしょうか?

一応の問題点として、操縦する巨大ロボットは嫌になるくらい強大な力の象徴ですので、相当にうまく料理しないと児童書では無理ですね。

追記:原作物で無い限り、ライトノベルでも巨大ロボット物は難しいですよ。どうしてもロボットの説明が必要になりますし、説明が本文の流れをぶった切りますから。
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ほとんどの児童書には、ひとつの方針というか、哲学があります。


それはつまり「子供のためになる本をつくること」です。
楽しいなかにも、子供たちの成長の糧となるようなものをつくりたい。
そういうふうに考える人たちが、児童文学の作家になり、出版社に就職する傾向が強いです。

もちろん、必ずしも、教条的に優れたものである必要はありませんが、
残酷、殺伐、あるいは暴力的なものは、
廃される傾向が強いのは言うまでもありません。
もちろん、例外もないわけではないですが……

さて、ここで問題になってくるのは、
巨大ロボットを使ってどんなストーリーをくみ上げるかです。
つまり巨大ロボット物は、「強いロボに乗って、敵を倒して終わり」という短絡的な物語になりやすい傾向があります。
努力や団結の力ではなく「性能のいいロボットに乗った方がほぼ勝ち」ということも、児童文学にはなじまないことかも知れません。

その点、剣や魔法の物語では、確かに敵として悪の魔法使いなどが出てくるものの、
ドラゴンや騎士、お姫様やドワーフ等々、オカズ要素が多く、
主人公の成長や仲間との団結などを描き易いことは確かです。
また、先人たちの努力もあって、用語に対して子供の理解も得やすいことも有利に働きます。

児童書で巨大ロボットものを書く場合、
例えば「ラピュタ」に出てきたような大きくて優しくて強いロボットを、書く必要必要がありますが、
方法論が限られていて、作家の想像力を刺激しないのではないでしょうか?
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児童書でなければ1冊知っていますが、質問者さんの意図してるものとは若干違うかもしれません。


坂本 康宏さんの歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー)という小説があります。
子供が読んでも楽しめるものですが、著者の狙いは大人が呼んで、あーこんなこと考えてた考えてたって楽しんでもらうことじゃないかな。

合体でちょっと思い出したのですが、むさしのあつしさんの「ガシンガッターガイ」っていう絵本がありますね。
ロボじゃ無いですが子供と大人が楽しむ(教育のための)合体物の児童書ですよ。
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巨大ロボット物というのがそもそもアニメのカテゴリーだからでしょうね。



>児童書コーナーで多く見るのが魔法と剣のファンタジー物です。

そうですね。ハリポタから、そうした軽くてアニメのノベル物の様な、とても程度の低い物が蔓延していますからね。

westberlinさんが児童文学をどの様にお考えかは分かりませんが、そもそも「児童」と付いていても、中身が幼稚な訳では無いんですよ。
素晴らしいものは「児童」とか関係無く、ちゃんとした「文学」としての評価が高いものばかりです。

「指輪物語」はもともとトールキンが史学博士という事もあり、実際の歴史に基づいたものになっており、単に「空想物語」というレベルではありません。
映画のP・ジャクソン監督はそれまでとてもカルトで素晴らしい物を作ってきた方なので批判はしません。

ジブリが作った「ゲド戦記」は己の力量を考えないで作品をおとしめた罪深い物ですね。
これは日本人として恥ずべき事で、とても許せないものでした。
原作者のル・グウィンのコメントの落胆を見れば分かります。

馬鹿なジブリファンが血迷ってル・グィン本人を批判するなんていう馬鹿をした事もあったみたいですが。。。
駿夫さんが直接謝るべきでしょうね。
息子がやった馬鹿でもね。

つまり今のどうしようもない「魔法と剣のファンタジー物」のエセ児童書
ならば出ていても不思議では無いとは思います。

それが無いというのはそうしたエセ児童書作家が自分の物をただのライトノベルとは認めなくて、伝統ある「児童文学」だと思い込んでいるからじゃないですか?

私としてはそうしたライト児童ノベル作家ならロボットでもなんでも書けば良いと思いますけどね。。。
そうした「軽い物」では無いと思っているから無いんじゃないですか?
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どちらも「子供」を対象に作られているものですが、



結論から言うと

アニメは「視覚に訴えるもの」

児童書は「想像力を高めイメージを膨らませるもの」

という事ではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私が質問しているのは
なぜ巨大ロボット物の小説はないのかということです。
魔法と剣の小説はたくさんあるのに。

お礼日時:2008/05/14 23:13

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