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とある企画で、『ファッション産業でのブランド・トレンド(流行)・カラーは、マーケティング戦略上、どのような意味を持っているのか?』と言う内容のものが出ました。いろいろ調べてはいるのですが、中々的を得ている結果が出てきてくれません。


答えを教えてくれとは言いませんが、何か参考になる本や、特にURLなどをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非力を貸してください!
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

一派にトレンドというものは、それが流行る2年くらい前には出来上がっています。


日常、雑誌や店頭で触れている流行には、発信地(=トレンドスタジオ、スタイリングオフィス)があります。
それは世界にいくつかあり、有名なところでは
ネリーロディ、トレンド・ユニオン、ペクレール、プロモスティル、カ
ルラン等がそれにあたります。
市場リサーチによってカラー、素材、スタイリング、プリント、と多岐に渡るジャンルについて「今後世界の人が求めるもの」の要素が具体的な形や素材・イメージ画に落とし込まれていきます。
これが、各社が出す「トレンドブック」と呼ばれるものです。

ジャンル別に一冊数十万円ほどし、全部揃えるとワンシーズン数百万円もします。これがファッション業界のみならず、自動車産業、スポーツ業界などありとあらゆる業界へ売り込まれます。

ファッションの潮流は、心理学的な要素を含み、偶然性ではなく、根
拠があって変化して行きます。
今を知り、今がこうなら多分次はこうなるだろうと予測を立てるという事です。
近年のロハスというライフスタイルの流行も世界の動向や人々の心理傾向から生まれ、食品業界では通常の野菜よりも割高な有機野菜を購入するためのサイトが盛況し、自動車・電機メーカーは環境に影響の少ないエンジンの開発や使用電力を抑えたの商品開発など、エコへの取り組みを盛んにアピールしています。
ファッション業界ではオーガニック素材で出来た服の製造・エコバック流行などに現れました。これらがとてもわかりやすい例ではないでしょうか。


トレンドブックによく目を通したからといって売れる商品が作るといいうものではなく、そこからどの様に具体的な商品に落と
し込んで行くかは各企業のデザイナーや企画担当者の力量に掛かってきますが、
感性の高い人間がしっかりと今を把握していれば、必ず次が見えて来ます。それが流行る2年近くも前に流行は予測され作られているわけですが、検証を行っても、まず間違いなくその方向へ流行は流れていきます。
「これを流行らせよう!」と誰かが戦略的に企てているというよりは、おおもとのおおもとは「今の時代を踏まえ、未来に人々がもとめるもの」を予測し作られています。

ちなみにファッション団体では、インターカラー(国際流行色委員会)という団体が、国際間で流行色を選定する世界で唯一の機関として存在しています。
こうしたところに取材をしてみれば、もっと具体的な話が聞けるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみませんでしたが、回答ありがとうございました。インターカラーという団体の存在など、詳しく回答していただけてうれしいです。かなり助かりました。

お礼日時:2008/06/01 22:28

一般に生地の国際的な展示会、プルミエールヴィジョンが秋冬、春夏の年2回パリで開催されています。


イタリアには、モーダ・インと言う展示会もありプルミエールより、注目度は上がっています。

昨今、ファッションのみならず、食品や車、インテリア、雑貨にも流行の一貫性が見られています。
地球温暖化(エコの定義)や、フリーダムの気概からピースマークやボヘミアンなど衣服だけに留まらず、必ずそれが流行になる理由があります。
ファッション業界では、80年代や90年代をクローズアップした、コレクションを発表したメゾンも見られます。

ファッションにおいて流行はカラーだけではありません。
シルエット、素材、パーツなどあらゆる意味でトレンドが、あります。
その中でもカルランは、少し理解しづらいかも知れません。
インテリアや工業デザインの参考には、なるかもしれませんが。。。

曖昧さが、ファッションにはつきもので、今、日本の「可愛い」と言う
カテゴリーが注目され、キティーちゃんが海外でもてはやされたりしていたり、日本のギャルのファッションもヨーロッパには、無い物で注目されていて、これらはトレンドのくくりから言うと、異質なる物でしょう。

素材も近未来的な2次加工品を、ジルサンダーが日本のものを数多く使用しています。
必ず、全てがトレンドブックの意のままに、という事では無いです。
予測のつかない動きによるトレンドのほうが、興味深く先端を行くのでしょう。
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この回答へのお礼

他の回答者様も仰っていますが、トレンドブックに頼りすぎることはやめた方がいいということはとてもよく伝わってきました。なかなか難しいものです・・・・
お礼が遅くなってすみませんでしたが、回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/01 22:31

繊研新聞やWWDという雑誌などいかがでしょうか?

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。早速立ち読みして見たいと思います[笑]

お礼日時:2008/06/01 22:24

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