笑える恋愛小説

泣ける恋愛小説ではなく。
笑えたり、明るい内容だったりする恋愛小説があったら紹介してください。

性質上、波瀾があるのが当たり前なので、なかなかすべてが全編にわたって明るくとはいかないとは思いますが、、。

よろしくお願いします。

No.2 ベストアンサー 回答者： MAY1814 回答日時： 2008/08/08 09:47

　こんにちは。

　有川浩さんの「阪急電車」はいかがでしょうか？電車内の乗客の様々な思いを綴った連作短篇集です。恋愛小説なのは図書館で出会った本好きの２人と、偶然同じ学校だった地方からやって来た学生さん、社会人と付き合っている女子高生、デートＤＶで悩むカップルです。デートＤＶの彼女も重いまま終わらないので大丈夫です。女子高生の会話とかメチャクチャ面白かったですよ。全篇にわたって関西でしか出せない優しさとほのぼの感に包まれています。お勧めです！他にも最近「ラブコメ今昔」という本を出されているのでそちらも併せてお勧めします。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32011427
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/32094406
　金城一紀さんの「ＧＯ」も恋愛が全てではないですが、恋愛を含んだ小説です。あまりしっかりと覚えていないですが、お父さんと対決するところがちょっと面白かったと思います。映画化もされていますので映画も良かったらご覧下さい。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31889822
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id234 …
　中場利一さんの「リョーコ」はメチャクチャ面白かったですよ。「岸和田少年愚連隊」を書かれた人なんですが、それを女性側から見たという恋愛小説です。「岸和田～」も声に出して笑えるぐらい面白かったんですが、こちらも中場さんの独特のユーモアあふれる文章がすごく面白かったです。もちろん「岸和田～」を読んでいなくても楽しめます。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31683893
　山田詠美さんの「ぼくは勉強ができない」は、恋愛に生きるかっこよい高校生の男の子が主人公です。堂々と「勉強なんかできないよ」と言い切ってしまうように文章全体は明るいです。特にがり勉君がいい味出していると思います。ですが文章はうまく甘い文体がとても胸にしみこみます。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19698812
　群ようこさんの「キラキラ星」は貧乏な同棲カップルの話です。中村うさぎさん的な綱渡り生活なんですが、何故かあまり本人達はキリキリせずにその綱渡り的生活を楽しんでいます（特に男性の方）。雑草的な逞しさと全体を包むユーモア感でサクサクと読めました。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30496863
　奥田英朗さんの「マドンナ」は全部ではありませんが、恋愛も入っている短編小説です。「空中ブランコ」もそうだったんですが、すっごく面白い文章です。恋愛小説以外でもオヤジの頑張りっぷりが面白いのですよ。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31624658
　角田光代さんの「１２星座の恋物語」は星座別の恋愛小説集です。ちなみにこのような形式で森瑤子さんも書かれていますので、読み比べてみると面白いかもしれません。どちらも全体的には明るいですよ。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31788396
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/04255374←絶版のようですので図書館か古書店で見て下さい。
　他にも角田さんの「All small things」は印象的なデートというテーマでどんどん繋がっていく連作短篇集です。ほのぼのして明るく、短編なのでサクサクと読めます。挿絵も素敵ですよ。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31332253

　ご参考までにm(__)m。

この回答へのお礼

僕は勉強ができない以外は未読の本ばかりでした。

今から丸善に行くので、紹介し手いただいた本も探してみます。

また何か思いついたら紹介して頂けると嬉しいです。
沢山の本の紹介ありがとうございました。

お礼日時：2008/08/08 18:28

No.1 回答者： shirokogu 回答日時： 2008/08/08 01:05

吉本ばななさんの「哀しい予感」がおすすめです。

タイトルに「哀しい」とついているので、一見矛盾しているようですが、小説全体を通して悲壮感などはなく、心地よくからっとしていて、読後感さっぱりと読めます。ところどころにユーモアが散らしてあって、思わずくすっと笑えるところも。
個人的にですが、何度も読み返したくなるとても好きな恋愛小説です。

この回答へのお礼

哀しい予感は自分もずいぶん昔に読みました。
でも内容は忘れてしまったので、本棚ひっくり返して再読してみます。

紹介ありがとうございました。

お礼日時：2008/08/08 18:14