プロが教えるわが家の防犯対策術!

みなさん、いつもご丁寧な回答をありがとうございます。

 妙なご質問ですが、真面目にお聞きしています。

 テレビ番組のスタジオセットやオブジェを良く見ると、男性・女性問わず、‘性器’を模したようなものが見つかることがあります。

 私の過剰な思い違いかも知れませんが、例えば古い番組なら『ニュースの森』には男性の巨大な性器のようなオブジェが置いてありましたし、現在なら『あさパラ!』(関西ローカル)の、スタジオ中央パネルの周囲を囲むピンク色の枠は、まんま女性器だと思います。ちなみに、当番組はスタジオがリニューアルされる前も、女性器の膣口、もしくは肛門のようなオブジェが置かれていました。

 みなさんの中で、このようなことに気付かれた方はいますか?また、このようなセットを配置する目的はどこにあるのでしょうか。

A 回答 (3件)

ウィルソン・ブライアン・キイの「メディア・セックス」という本があります。


今回のご質問に関連した部分として、人間は性的シンボルを無意識に認識する傾向があるという天穂解き明かし、商業デザインにおいては、こういった傾向を取り入れて消費者に無意識に選ばれやすい商品を作っているというのが大雑把な内容です(大雑把すぎるが)。
私は、どちらの番組も視聴していないのでわかりませんが、もしかしたら、こういったことを認識してデザインされている可能性も0ではありません。まあ、圧倒的に偶然の可能性が高いと思いますが。それに、曲線の組み合わせは割と容易に性器のメタファーになってしまうと言うのも注意する必要があるでしょう。

この認識は行きすぎると簡単にトンデモの領域に入ってしまいます。典型として武田了円「日銀券は悪魔の隠し絵」という本があります。著者は紙幣の様々な模様に性的シンボルを読み取りそれを陰謀と断じています。金ばかりを求める拝金主義も世の中が乱れるのもこのせいだとか。こうなると陰謀論の入り口をくぐってしまいます(紙幣に関してはよくある話です)。
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この回答へのお礼

ultraCS さん、おはようございます。詳しいご回答を本当にありがとうございます。

 「人間は性的シンボルを無意識に認識する傾向があるという天穂解き明かし」ということなのですね。私の場合は、無意識を通り越えて意識的に感じてしまうようになり、これらの番組ではとても気になるようになってしまいました。しかも、他の番組などでも同様のことがないか探すようにさえなっています。こうなれば、制作者側の意図を越えてしまった、と言えるのでしょう。

 また、これは我々成人だけではなく、子どもにも言えることなのでしょうか。通常、ある程度年齢を加えるまで、同性以外の性器を意識することは余りありませんし、確認も困難です。(インターネット時代の現代は別のようですが)

 その場合、子ども達にとって無意識下に性器シンボルを感じ取るのは、あくまで同性のもの、となるのでしょうか。

 真面目に考えると実に面白いテーマですね。

 しかし、ultraCS さんが仰るように、範囲を拡大したり、拡大解釈し過ぎる危険性もあります。

 蛇足ですが、楳図かずお氏の漫画や、SFホラー映画等にも、性器を模したキャラクターが多数登場します。恐怖の対象(特に女性器)にも用いられているのは、大変興味深いものですね。

 他の方のご意見もぜひお聞きしたいです。

お礼日時:2008/10/07 09:08

 脳というものは見たものを一旦基本的な色や図形に分解し、その組み合わせによって対象がなんであるかを認識するという仕組みになっているらしく、唇などの表情を構成する基本的な部品や手に似た形とかに特異的に反応する脳細胞があったりするんです。


 で、有名な実験では青ピーマンの写真を赤くして横にすると、唇に特異的な反応を示す細胞が反応した、って具合に脳はいくつかの条件が揃っただけでもそれっぽく感じてしまうクセがあるようなのです。こうしたものの典型的な例がいわゆる心霊写真で、脳が顔と認識する条件が揃ったときそこに顔が現われるように、番組セットのような複雑な画像を認識する過程で脳がたまたま(…駄洒落じゃありませんよ)性器を読みとってしまうということがあるのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

Vwiyoonn さん、お答えありがとうございます。

 ピーマンの実験、面白いですね。唇に特異的な反応を示す細胞、ということにも大変興味がありますが、ここでは置いておいて・・。

 とにかく、きっとみんな性器が大好きなんです。それは、神様に聞くしかわからない、人類最大、いや、生命最大の不思議ではないでしょうか。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/08 20:45

数日前にテレビを見ていて同じことを感じました。


意識してみていたわけではないので、なんと言う番組かは認識していません。日中のワイドショーというかニュースショーというような感じの番組で、出演者たちが座っている後ろのセットが「これって・・・」な感じでした。
でも、「これって…ね」という意思をもって作られたものではないと思います。
セットって、平らな書き割りみたいなものではなく、奥行き感を出すために、凹凸のあるものにしていると思います。窓というか、門というか、くぼみのあるものは「・・・」に見えてしまうような気がしますし、逆に出っ張っているものは「・・・」に見えてしまう。
私はノートパソコンのトラックボールが「女性」に見えてしまいます。しからば、ポインティングスティックは「男性」か。
なんてことを考え始めると「お医者にいったほうがいいかも」状態になりそうなので、ノートパソコンでもマウスを使います。
あ、でもマウスって女性の…、いえ、いいんです。忘れてください。
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この回答へのお礼

 ohbacomeon さん、はじめまして。こんばんは。こんなご質問に、真面目に答えていただいてうれしいです。また、私と同じ気持ちの方がいらして安心しました。

 この世の中、平らなもの以外は出っ張ったり、へこんだり。かつて私の祖母が「人間は木の股から生まれるのではない、云々」と言っていたことを思い出します。祖母は別に、木の股が女性器に見える、ということを伝えたかったのではないのですが。

 要するに、意図的にそのようなスタジオセットを作ったのか、それとも、無意識下のうちにそのようになったのか。はたまた、受け取り側の問題か。

 とにかく、余りにも意図的なものは別として、世の中2つの性によってなりたっている、ということでしょうね。性器は人を惹きつけるんです。きっと。

 できれば他の方のご意見も拝聴して、締め切らせていただこうと思います。

お礼日時:2008/10/07 18:58

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