自分用のお土産

なぜ、TV番組とかのエンディングにはスタッフの名前などが流れて、視聴者がそれを知らされなければならないのですか。
(1)それも番組によって出るか出ないかはまちまちであり統一性がない。
(2)そもそも、「原作」「脚本」位は知らされるべき情報とまではわかるが「照明」「タイムキーパー」が誰などは全く視聴者には必要のない(と思われる)情報も流している。そんな情報を流すならば、もっとその時間に有益な情報を流すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。

A 回答 (6件)

これは、もともと映画の世界から来た習慣です。


はじめは、透明なロール紙に出演者の名前を書いて
ゆっくりとスクロールさせていました。
このため、エンディングロールと呼ばれています。

このエンディングロールの意味ですが、
もともとは、この映画は「だれそれ」のスタッフが
作成しました という、関係者名の表示でした。
スタッフにとってはねぎらいになりますし、
見る側からすると、どこをだれがやったのか(演じただけでなく)が
わかるようにするものだったのですが、
現在はもっと複雑で
出演の一部(たとえば、名前を売り出したい場合は省略しないように
事前に交渉する)となっていたり、
バーターの一部(たとえば、協力してもらった自動車会社名を出す)
となっていたりします。

また、このエンディングロールは著作権表示も兼ねています。
著作権者、隣接権者の名前はすべて出すのが通例です。

このエンディングロールが無い場合は、
TV的な作りをされており、さらに、制作著作がシンプルに
集約されているのが普通です。
出演段階でその局に権利を渡している場合ですね。


もうひとつ、台本やコンテ(場面場面を絵であらわしたもの)が
無くても、出演者や演出者、そして、その上下関係がわかるという
関係者にとっての副次的な効果があります。

たとえば、副次利用するときにどこに打診をすればよいかとか
賞に出すときに、だれの名前を列挙すればよいか、
さらには、再放送時にスポンサーのバッティングがあるかどうかを
チェックするのにも役に立ちます。
ただ、これはテープのクレジット(放送では流れません)と同じで
あくまでも副次的なメリットです。
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この回答へのお礼

詳しいコメントありがとうございます。由来までわかってとてもうれしいです。映画の影響かとは思っていましたが、やはりそうなのですね。「出演の一部」「著作権表示」というのは、なるほど、と感じました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/28 20:18

回答ってわけでもないのですが…。


私はドラマ・映画は必ずスタッフロールを見ます。
コレを作ってるのはどんな人なんだろうな?っていう興味もあるし
演出が面白かったら、この人の次の作品見てみようとか思うし。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。確かに、脚本家・演出家は私も見ます。

お礼日時:2001/02/28 20:19

作るほうにしてみれば、やはりエンドロールに自分の名前が出るのってひとつのステータスでしょうね。


これは映画でもゲームでも同じだと思います。ひとつの作品としてこれだけの人が関わって作っていますという主張でもあるでしょう。
イヤなら見なければいいだけのこと。映画ではエンドロール始まるとすぐに立つ客もいます。ゲームだって自分から電源を切ればいい、TVなんかもっと簡単に手元のリモコンでチャンネル返るなり電源切るなり。それは視聴する側が自由に使える権利です。

自分が少しでも製作に関わればぜんぜん気持ちは違うんでしょうけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かにステータスって言うのはあるのでしょうね。前、何かの特別番組でお父さんががんばっているというのを子供に見せるためにひらがなで出している方がいる、っていうのを見たことがあります。

お礼日時:2001/02/28 20:21

制作の者では無いので推測ですが、以下の3点が理由として考えられます。


 ・映画の影響(今でも映画のエンディングに流されている物をテレビ制作でも流用している)
 ・制作に参加している人の努力に報いるため(俺が参加して作ってんだぞ! という自己満足?)
 ・制作者の責任/著作権?を明確にするため

確かに時間的には無駄ですが、エンディング無しにいきなり終わってしまわれても寂しい物で、余韻に浸る時間も有ってもいいかな~と思っています。大したドラマや番組でもないのに長々と続くのは迷惑ですがね。一方、NHKの朝の連続ドラマを見ていると、月~金曜日は本当にその日の話に出演している人だけ(エンディングではなく)タイトルバックに流され、土曜日だけは他の制作関係者も登場しているため長くなっていますね。毎回チェックが大変だと感心していました。

以上。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。みなさんのコメントを見ると、panchoさんが挙げられている3点が理由のようですね。NHKの朝の連続ドラマについては知りませんでした。面白いですね。ただ、そこまでするNHKはなんで紅白歌合戦は出さないのでしょう?あれを出したら何千人もの名前が流れることになるのだと思うのですが。(出たら出たで延々と続いて年が明けてしまうかもしれませんが・・・。)それとも私の気づかないところで出ているのでしょうか?不思議です。

お礼日時:2001/02/28 20:26

>視聴者がそれを知らされなければならないのですか。


知りたく無ければ席を立てば(スイッチを切れば)いいだけの話ではないでしょうか。
一つの作品(番組)をつくりあげるのには、画面の前で見ているだけの人には想像もつかない程の人手と時間が費やされています。表に見えるCAST、台本を生かすも殺すも、実は画面に見えないSTAFFのさじ加減によるものなのです。しっかりした製作会社程、ほんの些細なスタッフまでもテロップにのせていきます。逆にいい加減な(奢った)ところ程少ないと言ってもいいかも知れません。ほんの少しでも出してもらえれば裏方さんだって嬉しいし、次回もいい仕事しよう。という気持ちも生まれます。
これだけの人に携わったいただきました。という謝礼の意味も含めて流しているのでしょう(契約時に含まれているものもあります)。
最近は番組ラストに画面の端に流す例も多く見られます(しかも読めない程速かったりする)。これは視聴者に対してのケアではないかと思われますけど、いかがでしょうか?
裏方のぼやきでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに、見たくなければ見なくても良いのですが、エンディングの曲の時に流れるパターンが多いですし、その後、次回の予告が流れるので、やはり見ることになります。おっしゃる通り、たくさんのスタッフが携わっているというのはそのエンドロールの長さで分かりますし、名前が出ればうれしいし責任を感じる、というのはそのとおりだと思います。
>表に見えるCAST、台本を生かすも殺すも、実は画面に見えないSTAFFのさじ加減によるものなのです。
というのは、なるほど、と思いました。

お礼日時:2001/02/28 20:33

回答ではないので「でしゃばる」べきか一瞬考えましたが、従兄弟が製作会社にいるので(理由になってないけど)。

人によっては映画やテレビ番組を見ようとする時に、どこに重きを置くかサマザマです。
例えば、俳優のファンの方はその方が出演しているだけで、選ぶ人もいるでしょうけど僕なんかは例えば「クエンティン・タランティーノ」のファンですから、彼の「演出」や「脚本」なんかだと見たくなります。撮影監督(カメラ)のファンの人もいるでしょうし、製品の売込みを考えてる人はドコの広告代理店が絡んでいるか、配給会社はどこか、など多岐にわたる情報が必要な人も(あえて)大勢います。番組の進行はそれこそタイムキーパーの手腕に左右(大げさ?)されるでしょう。番組、映画などニュース番組であっても、番組自体を「作品」と見れば、それらに携わる担当者の責任の所在も大切な事でしょう。
見てる方が一般視聴者だけではなく、ビジネスライクに映像を見ている人も「大勢」いるのです。
極端な言い方になりますが、「照明」の技術や、スポンサーが一番気になる人も「かなり」いるのです。だって、「女優さん」の「しわ」を隠す技術は「照明」によるところが大きいし、もし、その撮影技術に「疑問」を感じたらアナタが例えば「資生堂」の広報担当だったら「照明技術」の低い人は起用しないでしょ?。少し、大雑把な表現を使ってしまいましたが・・・。(逆の立場になれば「あの作品の照明はワタシがやりました」というレベルでビジネスに繋がっている人たちもいるんでしょうし、もし、テロップに名前が出なければウソを付いて仕事を取ろうとする人が沢山?でるかもしれません)
番組を見る場合、ストーリーとか以外のところに注目している人が大勢いるのです。
番組制作にかかわる問題としては、ディレクターやプロデューサーだけをエンディング・ロールで流しても逆にニーズを埋められませんよね。
ん~、上手く説明できませんでしたが、要は「必要が」あるのです。無論、視聴者に関係なく、裏方さん(スタッフ)をねぎらう意味もあって、名前を列記している意味も多少はあるでしょうけど。つたない文で失礼しました。
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この回答へのお礼

早々とコメントありがとうございました。
>見てる方が一般視聴者だけではなく、ビジネスライクに映像を見ている人も「大勢」いるのです。
というのは、そのとおりだと思いました。

お礼日時:2001/02/28 20:36

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