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いつもツールドフランスは最終ステージの1つ前のステージで優勝が確定して、最終ステージでは順位の変動がありませんが、もし最終ステージで2位の選手が大逃げしてタイム差つけてゴールしたとき優勝選手が変わるということはルール上ありえるのでしょうか?

それともルール上はありえるが、紳士協定で集団ゴールしなければいけないということがあるのでしょうか?

紳士協定があるんだったら真剣勝負感がないですよねですよね。欧米選手しか入り込めないのがなんとなく分かる様な気がします。

A 回答 (5件)

既出ですが、紳士協定です。


集団ゴール以外でも、稀に逃げが決まることもありますが、これも総合狙いではなく
ステージ狙いの選手の動きです。

ちょっと話が違うかもしれませんが、大相撲で横綱はただ勝てばよいだけではなく、
堂々とした美しい勝ち方が求められるのと似たようなことだと思います。
まあ、私もよくわからないうちは、質問者さんと同じようなことを思ってましたけどね。
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ちなみに最終ステージで雨の場合、たいしたことない雨であっても、落車などによるレース順位の変動を避けるために、レースが短縮されることすらありますよ。

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エバンスの例があったので、それで説明します。


エバンスがコンタドールに対して最終ステージでタイムを取り戻そうと思ったら、
相当大変な作業となります。

1.まず、サイレンス・ロットがディスカバリー・チャンネルよりも
 相当に強いチームである必要があります。絶対条件です。
 ディスカバリー・チャンネルどころか、他の全チーム連合軍に勝る
 速さを求められることになります。

2.他チームが、コンタドールよりもエバンスを応援してくれることも
 必要条件となります。

3.パリのゴールは、世界最大のレースの最終日、それも露出度も一番高い
 ステージです。
 このため、主に次の2つの理由で、23秒もの時間を逃げ集団に与える
 わけがありません。
 -1.翌年のスポンサー獲得を狙うチームはもちろんここで目立とうとし、
   少しでも他チームに勝る広告媒体かをPRしに走ります。
 -2.このステージでの勝利は、他のステージとは重みが違うので、
   どの選手・チームでも勝ちたいと思っています。

結局のところ、TT力に秀でていないサイレンス・ロットがチーム全力で
アタックしたところで、疲れ果てた挙句、シャンゼリゼで1チームだけ
集団から置いていかれて終わるというチームとして絶対にあってはならない
結果になる可能性の方がひじょうに高いのです。
そもそもサイレンス・ロットとしては、エバンスが2位でも御の字なのです。
だから、チームとしてマイナスになることはしないでしょう。
もしかすると、コンタドールはドーピングに引っかかるかもしれないという
グレーな状況でしたから、後日マイヨ獲得でも良しとしたのかもしれません。

思い返せばこの年のコンタドールは、ピレネーでラスムセンが引かなければ、
優勝できないはずでした。
TTでは、この時点ではまだエバンスの方が強かったわけですから。
また、マイヨ・ジョーヌを獲るはずだったラスムセンが、最終日直前に
チームから解雇されて去り、混沌のままにエバンスは2位にいつのまにか
なってしまっていた形でした。
そう考えると、エバンスは戦う前に失意していたのかもしれません。


ちなみに、最終ステージでの逆転優勝は89年にレモンがフィニョンを
個人TTで逆転することで実現されたことがあります。
当時は現地のニュースがあまり入らない時代だったのですが、
どうもこの逆転劇が不評だったらしく、翌年からは最終シテージは
“祭り”であるパレード走行+パリでのクリテリウム・レースという
形になったようです(従来も、基本、同じ“祭り”だったらしい)。









  
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全ステージで総合一位の選手に落車等のトラブルがあった際には、それをチャンスにして逃げてはいけないとか。

最近は引かないで優勝を取りに行く選手がいるようにも思いますが、逃げで引かなかった選手がステージ優勝を取りに行ってはいけないとか。様々な紳士協定がありますが、私も昔は不思議に思っていたことです。

グランツールが放映されるようになりまして、その中で解説者さんに、ご質問者さんと同じ内容の質問がたびたび寄せられます。どなたの回答か忘れましたが(今中さんだったかも知れません。)下記のような内容でした。

「ルール上は可能だが誰も行いません。なぜなら自転車は空気抵抗との戦いでもあるため、引いたり引かれたりして協力し合って競技するものです。ですから協力するための暗黙の紳士協定が必要です。もしそれを破ることがあれば以降の競技ではその選手を誰も引きません。誰にも引いてもらわずに戦うことは不可能ですから、この世界から去りなさいと言うことです。」

単なる紳士協定ではなく、その意味するところはとてつもなく重いものだと思います。
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ルール上はあり得ますが、紳士協定というか暗黙の了解でパリに着くまで(パリの周回コースを1周するまで?)はアタックをしないという雰囲気になっています。



総合争いの真剣勝負は1つ前のステージまでで着いているという考え方ですね。
逃げというのは多分に運の要素も含んでいます。
真の実力勝負は山岳やTTで直接対決によってほぼ決まっているので、素直に実力での負けを認めようという考え方だと思います。
私もそう思います。
最終ステージは凱旋ステージとして、パレードとしての要素も含んでいて、
マスコミも観客も選手もそういうパレード要素を楽しんでいるからだと思います。
もし実力で逆転したい選手がいれば、パリに着いてから周回コースでアタックすれば紳士協定にも違反しないですし、不可能ではありませんよ。

過去には最終ステージがパリでのTTで、1位が入れ替わったという年もあったと思います。
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この回答へのお礼

mahazeさんありがとうございます。
なるほど。ルール上ありえるんだけどしないということですね。
でもやっぱり初心者にはわかりづらい・・・。

ということは、最終ステージで1位の選手が落車しない限り1位が安泰ということですね。(落車しても、2位がアタックしたら、大ブーイングされそうですが・・・)

2007年なんかはエバンスとコンタドールが最終ステージで23秒しか差がなかったので、なんでエバンスは捨て身でアタックしないのかなと疑問だったので。

お礼日時:2009/09/20 12:07

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