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血液型で性格をおおまかに分けられるという科学的な根拠はないというのが一般の見解ですが、分けられると言っている科学者は一人もいないのでしょうか?もしいたら、その人はどんな学説を唱えているのですか?

A 回答 (6件)

ABO式の血液型の他にも、有名なRh型など、多くの血液型因子(血球表面についている“自分と進入した異物を識別するカギ”分子)があります。


その中で、なぜABO式が重要かというと、2つの理由によります;

1.通常、同じ遺伝子グループでずっと交配していると、1つの遺伝子に収束する(輸血しても異物と判断しない)けど、ABO血液型は、世界的に見て分布に偏りがあり、うかつに輸血すると血液が凝固して致命にいたる「異種性」を、顕著な形で残しているからです(Rh型などは、ほぼ統一されかけているので輸血用血液が足りなくなる)。
血液型の分布を見ると、明らかな偏りのある地域があります。
A型の比率の高い地域は、日本から中国?江南地方~雲南~ブータンへと続く「稲作農耕文化圏(ジャポニカ米)+常緑照葉樹林帯+温帯モンスーン地域」で、B型の比率の高いのは、韓国北部から中国北部~モンゴル?チベット?インド北部~中東という「遊牧文化圏」です。
要するに、中世になって国際交流が盛んになる以前は、幾つかの文化圏による生殖隔離が行われ、人類の「種分化」が起きかけていたのです(=異物として攻撃する)。
(「A型が協調性」「B型がゴーイングマイウェイ」「O型が大ざっぱ」といった性格診断が、稲作農耕文化・遊牧文化・狩猟採集文化に対応するのは偶然ではありません。<ただし上記文化圏の接点である日本や韓国でのみ有効)

2.そもそも俗に「A型因子もB型因子もないのがO型」と言われますが、やや正確さに欠ける点があります。
実は「O型因子」というものは存在します。
そのO型因子に部品を加えて変形させたものが、A型因子とB型因子なのです。
このABO血液型因子のベースになるO型因子そのもののない血液型も、100万人に1人ほどは存在します。
それさえ除けば、ABO因子は補完的(同じベースで変化したものだから)=指標として完全であり、1.の要因とともに、輸血の安全性の指標として重要な地位を占めているのです。

血液型の分布を見ると、明らかな偏りのある地域があります。
血液型を決定するのは血球表面の異物識別タンパク質=遺伝子ですから、それに偏りがあるということは、その集団の間で生殖隔離が行なわれているということです。

A型の比率の高い地域は、日本から中国?江南地方~雲南~ブータンへと続く「稲作農耕文化圏(ジャポニカ米)+常緑照葉樹林帯+温帯モンスーン地域」で、B型の比率の高いのは、韓国北部から中国北部~モンゴル?チベット?インド北部~中東という「遊牧文化圏」です。
一般にA型に言われる「協調性」や「几帳面」は、土地に定着し、年間を通じたスケジュールと地域での共同作業といった、稲作農耕文化の性格を代表し、B型について言われる「ゴーイング?マイウェイ」や「飽きっぽい」は、雨を追って移動する遊牧文化の性格を代表していると言えます。
(ちなみにO型は、アフリカから南アジア~南太平洋の狩猟採集文化圏=人類の原型であり、「情緒的」や「親分肌」といった生理的に核の部分が強く出ていると言えます)

既に、そうした性格に影響するいくつかの遺伝子が、染色体上でABO血液型遺伝子の近傍にあることが明らかとなっており、血液型と大さっぱな性格づけが、高い確率で相関する可能性は指摘されています。
こういう比較文化学や遺伝子解析など、広範な科学的知識がないと、血液型の問題を正しく把握できないのがこの問題の難しいところで、医者のように“専門家”だといっても、真に科学的ではあり得ない問題です。
ちなみに、トップクラスのスポーツ選手や接客業、芸能人(それもソロとグループで違う)、経営者(これも大企業とベンチャーで違う)、犯罪者(これも詐欺師と泥棒で違う)などのように、社会集団における血液型の偏りは明らかとなっており、こうした統計的な差異を否定すること自体が、科学的ではありません。

もっとも、いくら「同じ染色体の近傍にある」といっても、交差という遺伝子交換メカニズムにより、長い時間交配し続けると、血液型と性格の相関性は失われていきます。
先の2つの文化圏の接する(かつあまり大きな民族移動のない)地域においてのみ、2つの母集団から持続的に、血液型と性格の遺伝子をセットで供給され、血液型占いは成立するのです。
血液型が日本と韓国でだけ騒がれ、欧米で成り立たない(あそこらは民族移動の連続だから)のも、当然です。
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昭和初期に血液型と気質に関係があるといったのは教育学者古川竹二氏で論文も出してますが、その後の検証で否定されました。


血液型と性格の関係でいろんな本を出した能見正比古氏は、ただの放送作家で本の内容は科学的とはとても言えないものでした。
藤田紘一郎氏(寄生虫の権威)、竹内久美子氏(動物学者)などが肯定する内容の本を出版してますが、論文は出してません。他にもいましたが、肯定するのは専門以外の人ばかりだったと思います。


http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/ke …

ちなみに否定的な内容の論文はいくつも出ています。

http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/ac …
http://www.remus.dti.ne.jp/~nakanisi/ketsueki/ke …

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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血液型は不思議な話題です。

血液型と性格は関係ないと科学者は云われますし、関係あるという書籍は膨大な数に上ります。

これだけ話題になるなら、どうして、「関係ない」という論文はないのでしょう。きちっとした、統計学/推計学を使った証明を私は見たいと思います。

私は自分の想像はなく、科学的証明で、ものを云いたいのです。その意味で、ここに出された質問の答えを期待しています。
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学者で最初に唱えたのは、東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)の教授だった古川竹二だったはずです。

で、有名なところでは、法医学の権威、古畑種基が一時期、支持しています。
また、以前は、否定派の代表格だった大村政男日大名誉教授(心理学)が、最近、Rh因子に関して、肯定的な発表を行っています。

最近は、ラベリング(血液型本に影響されちゃう奴の事だな)の研究は行われていたはずですが、こちらからも、否定的結果しか出てこないようです(違う型の情報を与えると有意に変化する)。
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血液型で性格等を捉えているのは日本人くらいだよ。


輸血時に必要な赤血球の種類だけで、A/B/O/AB4つに分類されているのだから。(とりあえずRHは除いて…)

アメリカ人なんて、82パーセントの人が自分の血液型すら知らないのだから。

企業等が採用のとき、血液型で判断する?A型のみ積極採用中!B型はご了承ください。なんてないでしょ?
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この回答へのお礼

作業分担を血液型でした企業がありますよ^^あと、別に私が血液型判断を信じているわけではありませんよ。諭す意味がわかりません;

お礼日時:2010/01/20 22:27

そんなアホな科学者は一人もいません。


ちなみに、
血液型の分布が極端な国
グァテマラO型95%A型3%B型2%AB型0%
アイルランドO型54%A型33%B型10%AB型3%
ギニアO型64%A型17%B型17%AB型2%
となっています。
もし血液型で性格がわかるのなら、こんな国では、みんな同じ性格になってしまいますね。
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この回答へのお礼

ですから、そんな馬鹿な学説を唱えているという学者を知っている人を探しているのです。私を諭して欲しいわけではありません^^;

お礼日時:2010/01/20 22:29

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