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この頃借りてきた銀河英雄伝にかなりハマッております。
そこですこし分からないと事があるのですが
(1)ラグナロックの時にカイザー(このときはまだカイザーではないですが)ヤン艦隊が攻めてくる事を予見していたはずなのに頼みのロイエンタールや疾風ウォルフはあんなに遠くに行っていたのでしょうか?(戻るまでに3日ぐらいかかる距離)確かにカイザーをおとりにしてヤンを誘い込む事は分かるのですが、誘い込んだら攻めないとカイザーが危機に陥ります(実際に危機になりましたが)
(2)ヤンがハイネセンより脱出する時には帝国軍の艦隊は何をしていたのでしょうか?人質を宇宙で交換したのであれば分かるのですがハイネセンで交換していたので(しかも人質は死亡していたし)

よく出来た作品でとても楽しいのですがすこし引っかかる事があります。(アゲアシを取りたいのではなく納得したいだけです)
もし個人的な意見でも結構なので回答宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

(1)について・・・


第50話でラインハルトが部下の提督達にこの作戦について語っています。
「彼(ヤン)の兵力は私の防衛陣の全てを突破する事はかなわぬ。そして彼の進撃が止まった時、卿らは反転した艦隊をもって彼を包囲し、その兵力を殲滅し・・・」と・・・
ラインハルトの作戦は自らを囮にヤンをおびき出し包囲殲滅する作戦であり、他の提督達の艦隊が反転しヤン艦隊を叩く作戦でした。この場合、ある程度、遠方に派遣しなければヤンをおびき出す事ができません。
そしてラインハルトのセリフにあるように、ラインハルトにはヤンの攻撃に耐え切る自信がありました。
敵とは殆ど同数の兵力で戦い、味方が反転してくるまで持ち堪えればいいのです。
危機に陥るとは考えていなかったでしょう。ラインハルトの指揮する艦隊がどのような作戦でヤン艦隊を迎え撃つか、提督達に説明した時には、その作戦に提督達は納得しているくらいです。
ラインハルトが危機に陥ったのは計算外の事態です。これはヤン艦隊の方が一枚上手でした。
それでも各方面に派遣された提督達の中でミュラー艦隊の反転攻勢が間に合い、ラインハルトの危機を一度は救っています。
ただミッターマイヤーとロイエンタールは作戦通りには動かず反転攻勢をしませんでした。
これはバーミリオンの戦場を観戦し、このままではラインハルトが敗北すると判断したヒルダが独断でミッターマイヤーらを説得し、距離的に近いハイネセンの同盟政府を降伏させる作戦を行ったからです。

(2)について・・・
同盟領内にはガンダルヴァ星系に駐留するシュタインメッツ艦隊がいたわけですが、この艦隊について言えば、ハイネセンの混乱を知らなかったと考えられます。
第62話でまだ捕虜になる前のレンネンカンプが部下と次のような会話をしています。
「ガンダルヴァに駐留するシュタインメッツ艦隊に動きはないだろうな」
「そちらは大丈夫です。しかしよろしいのですか?」
「構わん。今回の事件はハイネセンに駐留する地上部隊だけで処理しなくては意味はないのだ」
レンネンカンプはシュタインメッツ艦隊に秘密で動いていました。
この部分は原作の小説を読むとより一層わかりやすいのですが、原作ではハイネセンに駐留する帝国軍は味方(本国政府とシュタインメッツ艦隊)に情報をもらさないように苦労していたとあります。
レンネンカンプは、本国政府やシュタインメッツ艦隊の知らぬ間に、ヤン一党を鎮圧し、同盟政府を隷従させ、功績をあげようとしていました。
もしシュタインメッツ艦隊に知られ艦隊に介入され事態を鎮圧されれば、功績はシュタインメッツのものとなり、レンネンカンプ自身は事態を処理しえなかった無能さを糾弾されると考えていたようです。
また、レンネンカンプが拉致された事を、レンネンカンプの部下達はすぐには本国政府やシュタインメッツ艦隊に報告していません。
そのためラインハルトやシュタインメッツに事件が伝わったのはかなり遅くなってからです。
レンネンカンプが拉致され、そして自殺したのは7月23日です。ただしヤン一党により自殺は秘匿され、レンネンカンプはまだ生きているようみせかけられています。
ヤン提督がハイネセンを脱出したのは7月25日です。
本国政府にハイネセンの帝国軍から事件の報告が入ったのは7月30日です。レンネンカンプが捕虜となって一週間、ヤンが脱出して五日もたってようやく事件が報告されています。
そしてラインハルト、がシュタインメッツに高等弁務官の代行とレンネンカンプの身柄交換の交渉をヤンと行うように命じ、また同盟政府が不穏な動きをする場合は対抗措置をとらせるよう命じています。
アニメでは第65話にて、シュタインメッツがハイネセンの状況を知りますが、この時は既にヤンがレンネンカンプを連れて脱出した後でした。
ですから同盟領内の帝国軍艦隊について言えば、ヤンのハイネセン脱出もかなり後になってから知ったのであり、当時はそれに対応する動きはしていなかったと思います。
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この回答へのお礼

ここまでの詳しい説明誠に恐縮です。

銀河英雄伝は攻め方も守り方も非常に道理がきちんとしていてとても好きな作品です。
(敵に囲まれてピンチになったら特殊能力発動で終わらしてしまう作品が多いので)
2つの説明納得いたしました。
有難うございました。

お礼日時:2010/02/18 13:48


あれはラインハルトの作戦で、自分の周りに味方がいてはヤンをおびき出せないから立案したものです。
当然、タイマンならヤンに勝てることを前提にした作戦です。


あれはいわばテロみたいなもので、犯人(ヤンたち)が要人を人質にして宇宙船でハイネセンを出た訳です。
しかも同盟政府は帝国に負けたので人質になっている帝国の要人レンネンカンプを危機にさらすことは絶対できないんです。
小説を読めば分かりますが、レンネンカンプが自殺していたことは帝国・同盟にばれてなかったから問題なかったんですよ。
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この回答へのお礼

返答有難うございます。
(1)そうですね、ラインハルトはヤンに強烈なコンプレックスを感じていたのでタイマンで倒したいと思っていたのが妥当だと思います。

(2)小説はまだ読んでいないので機会があれば読みたいと思います^^

お礼日時:2010/02/18 13:40

1)あの作戦では、ロイエンタールやミッターマイヤー艦隊がある程度離れる必要があります。

そうでなければ、ヤン艦隊をおびき出せないからです。ラインハルト艦隊が孤立させる必要があったので。
そしてラインハルトは、ロイエンタールたちが戻ってくるまで、持ち応える自身があったのです。
しかし、ヤンの作戦にしてやられたことで作戦が狂ったのです。
攻めなかったのではなく、攻める予定が間に合わなかっただけです。

2)人質はハイネセンで交換してません。レンネンカンプは死んだまま宇宙に連れて行かれてますよ。
で、交換したんではなく宇宙のある地点に置いていき、その後帝国郡にそれを知らせて回収させたんです。
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この回答へのお礼

なるほど、そういわれてみればそのように見えます。
すこし気になったのが3日分の距離(ヒルダが説得する前)はなれていたとすると反転する気が無かったのではないか?と思ってしましました。
(2)に関しては私の勘違いです。ストーリーの最後のほうで人質が返還されたと思ったらまだヤンは返還してなかったみたいでした。
有難うございました^^

お礼日時:2010/02/18 13:37

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