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ミックスダウンの手順について

DTM初心者です。
やっとこさ作った曲をさてミックスしようかと音量を合わせていたのですが、センドバスから空間系エフェクトを通そうと思ったとき

「待て、バスからのエフェクトを通してもその音量によるマスターへの影響があるじゃないか」

と気が付き今まで合わせてきた音量が狂っていくので無駄な作業だったと思いました。

ミックスの手順はひとそれぞれとは聞き及んでいますが、こんなへまを打たないような順のいいミックスの仕方を知っている方がいらっしゃいましたらご教授お願いします。
自分としては、原音とバスを通した音をもう1つ用意したバスに送ってそこで音量の調整をするということを考えましたが、それではフェーダ-の数が増えすぎて収拾が付かなくなると思いました。

加えて、後のマスタリングを考えるとマスターフェーダーはミックスダウン時はクリッピングしていても良いのでしょうか?

以上、二点についてご回答お待ちしております。

A 回答 (2件)

k2stampさんが抱えてらっしゃる問題は、



▼無駄な作業をしたくない
▼すっきり見やすく管理したい

ということだと思いますが、まったく同感です。
いわゆる作業というものに労力を費やすのではなく
音作りにだけ集中したいものです。解決方法としては、

階層管理

という考え方があります。

手がける作品にもよりますが、音に凝れば凝るほど、
ミキサーのフェーダーは無限に増殖し続けます。
この大量のフェーダー群の音をすべて把握して
一元管理しようとしてもなかなか難しいです。

そこで、これらフェーダー群をグループに分類します。
たとえばドラムはドラムだけでグループ化します。
ドラムのフェーダーを1本にまとめるだけでも
全然すっきりするでしょう。

この様に、各楽器ごとにミキサーを用意し
それらサブミキサーのステレオアウトを
マスターミキサーに立ち上げてミックスすることで
チャンネル数を削減でき視覚的に全体を把握しやすくなります。

空間系に限らずエフェクターの類はすべて
サブミキサーの中で処理してあげるようにすれば
最終的なミックスダウン時は音量調節だけに集中できます。

また、マスタリングに対するスタンスも人それぞれです。

最終的な目的は音源を仕上げる、ですから

ミックスダウン

マスタリング

音源完成

というプロセスが必ずしも正解というわけではなく、
場合によってはマスタリングは不要です。

自分は何故マスタリングが必要だと考えているのか
まずその本質的な部分をよく考えてみてください。
もしかすると、それこそ無駄な作業かもしれませんよ。

以上をふまえて、マスタリングが必要だと判断した場合、
マスタリングを効果的に決めるための伸びしろを残して
ミックスダウンしておかなければ意味がありません。
何かの効果を狙ってあえて歪ませてミックスする、
など特別な事情でもない限りは、-6.0dBとかでも十分でしょう。
このあたりの設定は状況に合わせてお好みで決めてください。
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素人宅録屋ですが…



正直に本音を言うと、
>「待て、バスからのエフェクトを通してもその音量によるマスターへの影響があるじゃないか」
>と気が付き今まで合わせてきた音量が狂っていくので無駄な作業だったと思いました。

と、なんでそういう結論になるのかが、私にはよくわからないですね。
何か文章に書かれてない要因が有ったのかもしれないけど、単純に手順だけ言えば、トラックからセンドで元音をバス送りして、バスに空間系を掛けて(というか、空間系エフェクト音の音量音質調整トラックとしてバスを使って)、バスをマスターに戻すというのは、至極当たり前の手順です。まぁ他にもやり方はあるけど、そのやり方は「標準型」と言い切っても言い過ぎじゃない、オーソドックスこの上ない方法なので。

なので、下手打つという話にはならないとは思います。

一つ注意点としては、普通はトラック→センド→バスに空間系…と組む時は、特殊効果を狙う時は別として、バスのエフェクトは「ドライ=0、ウェット=MAX」で使う事。
(つまり、エフェクト設定をエフェクト音だけで元音は出ない設定で使うと言う事…は、わかりますよね?)
バスに掛けたエフェクトにドライ成分(元音成分)が残っていたら、そりゃバスのフェーダー上げたら元音の音量もマスターに足し算されるので、元トラックの元音より音量が上がって当たり前です。そんな使い方はしない。

エフェクト用のバスに元音が乗らないようにしておきさえすれば、バスフェーダーでエフェクト音だけをマスターに送る「戻り量」設定は自在にできるので、質問者の方の考えているような問題は発生しないはずです。

また、この方法を使えば、何も
>原音とバスを通した音をもう1つ用意したバスに送ってそこで音量の調整をするということを考えましたが、
なんていうまだるっこしい事しなくても、バスフェーダだけでエフェクト音量調整できますし、さらに言えば、エフェクトバスに元音が乗ってたら、いくつバスを増やしても結果は同じです。

お使いのDAWが何かが言及されていませんが、まともなDAWとそれに付属のまともな空間系なら、エフェクト設定で「ドライ:ウェット比の調整」の設定項目が無い事はまず考えられないので(例外は後述)、ウェット100%にすれば済むと思います。

例外は、一部の「ギター専用(=コンパクトエフェクタ仕様)」の空間系では、ドライがゼロにできない物がある事はありますが、その場合は、そういうタイプのエフェクトはそもそもバス送りにする使い方が間違い(設計想定外の使い方)で、そのタイプのエフェクトはチャンネルインサート専用です。

>加えて、後のマスタリングを考えるとマスターフェーダーはミックスダウン時はクリッピングしていても良いのでしょうか?

全く逆です。マスタリング前にクリップを起こしていたら、マスタリング操作をする余地自体がありません。もう既に音が割れていることになるから。
後でマスタリングで音圧上げるつもりなら、ミックスダウン時はむしろ
「クリップまでにある程度の余裕を持たせること」
「ミックス自体の音圧バランスを上手く整えておくこと」
の方が遙かに大事です。
絶対に、マスタリング前のミックスダウン時にクリップさせてはいけません。
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