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将棋の「読み」というものについてお尋ねしたい。
いわゆる三手の読みというのがありますが。
「こう指す」「こう来る」「そこでこう指す」・・
”将棋、読み”検索したところ、
「最強将棋塾読みの技法」(編者島朗1999年3月発行)という本が目につきました。
「次の一手問題」というのとは違うのでしょうか?
「読み」というものの考え方、その力のつけ方など、
「読み」というものに関することを教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

> 駒を取り合って、各々の駒台にどんな駒が乗るか?


> その清算を考えることが「読み」なのでしょうか?

駒の取り合いは、読みが必要な一番分かりやすい例として上げました。
それだけが読みではありません。

他にも読みが必要な具体例を上げておきます。
図の局面は有名な局面で、初手から
▲76歩△34歩▲26歩△35歩▲25歩△32飛▲24歩△同歩▲同飛
と指した局面です。
▲24同飛で次に飛車成を狙っています。一見すると先手の飛車成がうけにくく、先手よさそうに見えます。

しかし、ここでちょっと読んでみます。
後手から次に△36歩とする手があります。このまま△37歩成とされてと金を作られると不利になります。それで▲36歩と取るとどうなるかさらに読みを進めます。後手には△88角成と角で角を取る手があります。これに対して先手は▲同銀と取るしかありませんが、そこで△15角と打たれて王手飛車を食らってたちまち必敗になってしまいます。

ここまで読むと7手目の▲24歩が大悪手だった事がわかります。しかし、▲24歩が大悪手だとはその後8手先の△15角まで読まないとわかりません。このように先の局面を読むことにより△15角の王手飛車のような危険を察知することができます。別の局面では逆に自分の方からとても良い手があることも分かるかもしれません。
これが将棋で読みが必要な理由です。
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この回答へのお礼

「読み」の必要な理由、よくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/30 05:04

パッと第一感でひらめいた手が、その人のその時点での実力。

その手がはたして正しいかどうか確かめるのが「読み」

 ちなみに、もっといい手はないか?と探すのは「構想」「着想」
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2010/06/05 06:29

以前に、BS2か教育テレビで羽生名人がこんなことを言っていました。


「20代の頃は、数通りの手を百数十手以上深く読んでいました。ところが30代になって段々年を取ってくると、若い頃の深い読みよりも、100通りくらいの局面を浅く、それこそ3手とか、浅く広く読むように変わってきました。」と。
どうです?参考になるでしょうか?
自分の性格とか、脳力を考えて、狭く深く読むのか?浅く読むのが良いか?実践を重ねながら判断すると良いでしょう。

私自身の経験を言うと、詰め将棋は狭く深く読む練習になります。次の一手は浅く広く読む練習になります。
どちらも、将棋が強くなるためには必要なことなので両立して勉強すると良いでしょう。

詰め将棋を一生懸命やれば、詰む形が自然と直感的にわかるようになります。必死というのもあるのですが、これは次の一手の問題に出ますね。

次の一手は、この形は「何か手があるぞ」と閃きが湧いてきやすくなります。答えを出すときは、一手で有利になると言う問題もありますが、3手とか5手先まで手順を示して正解という問題もあります。次の一手というのは、単なる呼び名で初心者が取っ付きやすいから、そう呼んでいるだけだと思います。
「一手だけなら、初心者の自分にも解けるかも」と思って、将棋の勉強に目を向けさせようとしているんですね。もし、強くなって、将棋をまったく知らない人に教える立場になったらその気持ちがわかるようになると思います。
上級者の次の一手問題集などは、問題によっては9手、11手くらいの手順を答えないと正解でないものもあります。
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この回答へのお礼

「読む」の定義として、
「読む」とは→手順を考える、手順を掘り下げる(深く突っ込んで考える)
でスッキリしたような気分になれました。
”狭く深く”or”広く浅く”どちらにすべきか判断する前に、
各々の精度を上げるべく「詰将棋」「次の一手問題」をしっかり勉強しなくちゃいけませんね。
「次の一手」の呼び名の根拠の話は面白かったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/5/30 5:30

お礼日時:2010/05/30 05:31

ANo.4 ANo.5 です。

ANo.5 で図面の添付に失敗したのでここに貼っておきます。
「将棋の「読み」というものについてお尋ねし」の回答画像6
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この回答へのお礼

図で見るととてもよくわかりますね。
ところで、
No.5 の回答から1時間半がたっていますね。
それは moritan2 さんのどういう思いからなんでしょうか?
ずっと気にかけていらしている・・ということなんでしょうか?
直接関係のないことを言いました。
申し訳ありません。

お礼日時:2010/05/30 05:10

「読み」は実戦で自分の手を決定する、あるいは「次の一手問題」の答えを見つける、などの目的で必要な手段です。


将棋の形勢判断は
・駒の損得
・駒の働き
・双方の玉の安全さ
などから行います。

定跡をはずれた後は、だれでも現在の局面でどう指せば上記の評価が最も高くなるかを考えで次の手を決めると思います。ですから「一手の読み」なら誰でも行っています。

しかし、駒の取り合いの最中だったりするとそれらが落ちつくまでは、上記の様な静的な評価はうまくいきません。駒の取り合いの結果がどうなるのかがわからないと正しい形勢判断ができません。そこで、駒の取り合いの結果がどうなるのかを読みによって判断し、駒の取り合いが終わった局面で形勢判断を行います。
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この回答へのお礼

駒を取り合って、各々の駒台にどんな駒が乗るか?
その清算を考えることが「読み」なのでしょうか?
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/29 17:02

加藤一二三さんは、よく「直感精読」と書きます。

「読み」とは直感と精読の2段階から成ります。
直感とは、「読む価値がある手」か「そうでない手」かを、理屈ぬきで見分ける作業です。
そして「読む価値がある」と判断した手だけを掘り下げていきます。
初手に「8二香」と突く人はいないでしょう。この手が読む価値のない手であることを証明するのは難しく、多くの人は直感で判断します。
「精読力」は訓練で鍛えることができますが「直感力」は、かなり先天的なものです。
プロ棋士が「うっかりした」と言うのは、我々がよくやる「読みそこない」という意味ではなく、この価値判断の誤りを指します。
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この回答へのお礼

8二には後手の飛車がいますね。
△9二香の間違いかと思いましたが、
「初手」はほぼ100%先手の指し手ですね。
「うっかりされました」か
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/29 16:59

私も本当のところを知りたいですね。



プロでも全ての局面で3手の読みはなかなか出来ないと聞きます。

また、逆説的ですが、読みとは読まないこととも聞きます。
これは全ての組合せを考えると時間が幾らあっても足らなく
なるので、不要な部分は読まない、ということらしいです。

局面によって読む局面、感性で指す局面、とかあるようです。
極端な話、初手は絶対に読みにはならないですよね。
ということは、読み以前に、今はどういう局面かを判断する
大局観が重要ですよね。

その意味では、詰将棋は「読み」の結晶と言えるのではない
でしょうか。
次の一手は、読みの局面かどうかの判断がまず必要と思います。

これは本に書いてあったことをつらつら書いたのですが、長年、
局面の判断や大局観も取り敢えず部分的な「読み」からスタート
するんじゃないかと、私は疑惑を抱いています。

部分的な読みとは「相手が一手パスしたらこんな手があるとか」
「自分が一手パスしたらこんな手があるとか」「相手が何をし
たらこんな手があるとか」それらの部分です。それらを組合せる
ことにより、今がどんな状況にあるのかが判断出来るのだと思います。
それを三手先まで出来たら凄いことなんでしょうね。
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この回答へのお礼

読むべき局面、読む必要のない局面・・
それが正確に判断できるといいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/29 16:55

相手の出方に対応する方法をあらゆる可能性について考慮し、それが何手先までできるかということ。

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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2010/05/29 16:52

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