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こんにちは。
プロ棋士に対する呼称について質問です。

1.タイトルを持たない棋士→段位をつける 
  例)○○九段

2.タイトルを一つ保持する棋士→タイトル名を付ける
  例)○○名人 ○○竜王

3.タイトルを2つ保持する棋士→タイトル名を二つ付ける
  例)○○王将・王位

4.タイトルを3つ以上保持する棋士→タイトル数に応じて冠をつける
  例)○○三冠

5.永世称号を保持する場合→引退後永世称号を付ける 現役時はタイトルがなければ段位、タイトルを保持していれば2~4の通り
  
6.名人は他のタイトルがあっても名人と呼ぶ?

最近将棋に興味を持ち、動画などを楽しんでみています。上に書いた1~5は正しいでしょうか。また、6について、たとえば、現在羽生善治名人は棋聖・王座でもあると思いますが、三冠ではなくて名人と呼ばれることがありますが、それはなぜでしょうか。

また、7つある主なタイトルのうち、名人になれば、棋士No.1とみなされる最も権威のあるタイトル、その次が竜王という感じでしょうか。もしよろしければ7つあるタイトルの一般的な評価についても教えていただければと思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

5 のところですが, 現役であっても永世称号を名乗ることがあります. これには 2つの場合があります.



1つは「名誉王座」です. この称号だけは (囲碁にあわせて) 「永世」ではなく「名誉」であり, また引退しているかどうかに関係なく満 60歳になれば名乗ることができます.

もう 1つは「ず~っとなにかのタイトルを持っていた棋士が全てのタイトルを失った」ときに, ただの「九段」と呼ぶのがはばかられるような場合です. 当然ですが「抜群な成績」が条件で, 例としては大山十五世名人や中原永世十段 (後には十六世名人を含む全ての永世称号), 米長永世棋聖などが挙げられます.

中原永世十段のケースでは既に「十段」のタイトルが (竜王に変わって) 消滅していたことと大山十五世名人が死去していたことから, 「生存している唯一の (そして最後の) 永世十段」資格保持者でした. また, 「タイトルとしての十段」ではなく「段位としての十段」を作るべきではないかという話もありました.
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この回答へのお礼

なるほど。一歩進んだ詳しいご説明ありがとうございます。

お礼日時:2011/06/04 10:04

 こんにちは! 私も将棋に魅力を感じてる一人です。


 確かに呼び方に疑問を感じます。 ひとつ違うのは2冠でも
3冠でもそこに名人が含まれていなければ、久保2冠と云うような
言い方はされます。
 また、王将戦を戦っているのに 久保棋王と云うような云い方は
当たり前ですがされません。
 
 ではなぜ 名人が含まれていると3冠というような表現がされないか・・・
それは、名人が江戸時代から続く絶対的権威だからです。他の6つのタイトルを仮に独占していても
名人だけ別の人が持っていれば○○6冠と称されます。
 個人的には、羽生3冠と呼んでいますが(笑)
 
 一方 竜王は、権威ではないのかという事になりますが これは読売新聞社が、賞金を多く出すから
名人の上にタイトルを作ってくれと連盟に申し出て 強引に十段戦を解消させ創設したものです。
 なので 賞金額からいけば、竜王 名人 王位 王座 棋王 王将 棋聖とランク付けされます。

 棋士それぞれの考えですが、名人になる事が最大の目標なので 名人は絶対とも云えるでしょう~ 
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この回答へのお礼

さっそくのお返事ありがとうございます。

>ではなぜ 名人が含まれていると3冠というような表現がされないか・・・
>それは、名人が江戸時代から続く絶対的権威だからです。他の6つのタイトルを仮に独占していても
>名人だけ別の人が持っていれば○○6冠と称されます。
>個人的には、羽生3冠と呼んでいますが(笑)

なるほど、名人はそれほど重いタイトルなのですね。
90年代後半、羽生善治がたくさんタイトルを持っていたとき、名人かどうかに関係なく羽生何冠と呼ばれていたのは、それだけみんなが保持しているタイトル数に注目していたからですかね。

分かりやすい説明、ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/07 14:10

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