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大阪湾の埋立地について教えてください。

陸地から地続きで埋め立てていけば、コストも安く済むはずなのに、何故あえて臨海部に埋立地を作っていったのでしょうか?

陸地から離れれば、橋もかけなければならず、工事も大変なはずです。
陸地からそのまま地続きで埋め立てれば、工事の手間も軽くなるはずです。

素朴な疑問ですみませんが、ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

臨海部に立地している企業は、そこに立地している意味があります。

燃原料や製品を水運で運んでいるというのが一番大きいでしょうが、大量の冷却水として海水を必要とする場合などもあります。
陸地から続けて埋め立てた場合、臨海企業は水運や海水が利用できなくなるため、新たに移転せざるを得なくなります。工場立地などを考える場合、上記の理由で海岸線長が長い方が有利になるので沖合に新たな土地を作った方が立地させやすいという理由もあります。

また、多くの埋め立て地が当初は最終処分場(要するにゴミ捨て場)として埋め立て開始していますから、臭気や有害昆虫(ハエやゴキブリ)を考えると陸続きでない方が望ましいという理由もあります。
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この回答へのお礼

こんな漠然とした質問に、丁寧なご回答ありがとうございます。

>陸地から続けて埋め立てた場合、臨海企業は水運や海水が利用できなくなるため
この理由はわかりますが、

>上記の理由で海岸線長が長い方が有利になるので沖合に新たな土地を作った方が立地させやすい
この「上記の理由」というのは、「大量の冷却水として海水を必要とする」という事でしょうか?
何故、海岸線長が長い方が有利になるのか、よくわかりません…。(理解能力が低くて申し訳ありません。)

埋立地の多くがゴミ捨て場目的のため、陸続きでない方が望ましいというのは、心情的に納得できました。

あと、陸続きで埋め立てようとした場合、環境面への影響(潮流を妨げる等)もあるのかなぁと考えているのですが…。

お礼日時:2011/07/23 23:00

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