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ジョジョの奇妙な冒険第5部・黄金の風において、ジョルノとポルナレフは邂逅してますが、お互いに素性はわかっていたと思いますか?

ジョルノからしたらポルナレフは、父・DIOに仕えながらも裏切って暗殺しようとした男ですし、ポルナレフからしたらジョルノはアヴドゥル達を殺した憎い敵の息子のはず。

(正確にはDIO自身が手を下したのは花京院だけですが…)

A 回答 (1件)

おそらく


ポルナレフにとってはジョルノがDIOの息子であることはわかっていたかもしれません。
いえ、わかっていたと思います。「彼らの略歴……」などのセリフもありましたし、
PCの逆探知以降に、調べていたと思います。

たとえ分からなくてもジョルノのG・E・レクイエムの「無駄無駄」を見て、何も感じないハズがないと思います。

ポルナレフにとってジョルノは確かに、友人たちの仇の息子ですが、
皮肉な運命を感じてはいても、憎しみを持ってはいないと思います。

康一くんのようにジョルノがジョースターの黄金の精神を受け継いでいることを感じたのかもしれません。
(DIOの息子 = ジョナサンの息子 = ジョースターさん・承太郎の親戚ですから)

ジョルノを「ジョースターの血統」ではなく「DIOの息子」として考えても
もともとポルナレフは憎しみの対象をその血縁者にまで広げることはない性格です。
妹の仇・Jガイルの母親であるエンヤ婆にも、Jガイルの母と知った後、エンヤを殺したダンに対し、
強い怒りの表現がありました。「Jガイルの母親なら殺されてもいいんじゃねーか」とは思わないわけです。

そして年をとり、おちつきを感じさせるようになったポルナレフはすべてを理解した上で、
ジョルノ達とともにボスを倒そうとしたのだと思います。

それに、見方を少し変えれば、理由があったとはいえ
ポルナレフたちは赤ん坊だったジョルノの父親を殺そうとしていた(殺してしまった)わけですから、
ポルナレフはジョルノに対し、運命を感じることはあっても、
すくなくとも憎しみのような感情は持っていないと考えてよいと思います。

逆にジョルノにとってのポルナレフは、
旅の途中、夢の実現の途中で出会った「先輩スタンド使い」「協力者」あるいは「新・組織の居候幽霊」程度でしかないと思います。
夢の実現に関して、恩義を感じてはいるとは思いますが、負の感情は持っていないと思います。

先のポルナレフの推察から、大人になったポルナレフがジョルノに対し、
第3部の出来事を積極的に話すとは思えません。

ジョルノはDIOの写真を持っていましたが、DIOがどんな人物だったのか知らないと思います。
単に赤ん坊の内に死んでしまった謎多き父親(吸血鬼ですから)らしい人物の遺品なので、
「いちおう持っておくか」程度に感じているのではないでしょうか?
ですから、ジョルノは父親とポルナレフ達の関係をしらないと思います。

仮に父親のことを知っていたとしても「父親は父親、僕は僕だ」と前向きに考えると思います。
DIOも「吐き気をもよおす邪悪」といわれる様なことをたくさんしていますから、
もし仮にポルナレフに真実を聞かされても、「当然の報いですね」とでも答えるだけではないでしょうか?
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この回答へのお礼

なるほど、お互いの素性はわかっててもそこに憎しみはない、という結論ですね。作中の2人の行動を根拠に、性格をよく理解した上の解説で、つっこむ所がない回答です。

確かに、ジョルノはDIOよりもジョースター家の性格の方が強い感じがしますね。3部ではコミカルだったポルナレフは5部では年相応の大人になってましたし、広い視野を持ってる2人にとっては、憎しみの関係性であることはまったく気にもならないかも知れませんね。

回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/08/31 22:04

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