
私は高校生で吹奏楽部に所属していてクラリネットを吹いています
先々月の8月にクランポンのRCを購入し、現在使っています
吹き比べもできるお店で買わせていただきました
一昨日、上管と下管の結合部分のコルクの下の黒い木の部分に
2mmほどのヒビが入ってるのを発見しました
先生によると、本体にヒビが行ってないから、大丈夫
との事でした
それから、
本体じゃないから修理にだしても直しようがないのでは…ともいわれました
でも、私としてはすごく気になってしまいます
もうひとつお聞きしたいのは、
上管の音程が低くなってしまいます
開放のFから下のB♭までの音や、
レジスターキーのFからハイB♭・・とくにGの音程は低すぎて困っています
ですが、チューニングのB♭やCは日に日に高くなっていきます
これは、ヒビが関係しているのでしょうか?
それとも、私の技術面のせいなのでしょうか?
是非ご回答をお願い致します!
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
「この通りにしなきゃ上手くなれない」という訳ではありません。
あくまで私の練習方法の一部で、私が自分の出身校の生徒たちを見るときは(顧問の先生も同じ考えなので)こういう視点で注意しますが、別の学校には別の学校なりのやり方があります。...と断った上で。
>> 音程が合わないと口で合わせて(きつくしたり、ゆるめたりで合わせて!)と言われます。 //
確かに、そういう微調整はあり得ます。というか、プロの人たちも、私自身もそうやって調整はしています。
しかし、「口で調整すること」がメインだと考えるのは良くありません。なぜなら、先の回答でも書きましたが、(1)正しく調整された楽器で、(2)正しい呼吸法で演奏すれば、ほぼ正しい音程が得られるからです。アンブシュアで調整するのは、その後の微調整でしかありません。
逆にいえば、アンブシュアを締めたり緩めたりしなければ音程が合わないのは、(1)楽器の調子がおかしいか、(2)呼吸法が誤っているということです。(1)は楽器をリペア・調整すれば解決できます。(2)は呼吸法のトレーニングで解決すべき問題です。
そして、アンブシュアで微調整すると言っても、「意識的に口を動かす」訳ではありません。たとえて言うなら、自転車に乗るとき、「右に行きたいからハンドルを8.5度曲げよう」とか考えないでしょう? 「行きたい先」が分かっていれば、意識しなくてもハンドルは必要なだけ切れるのです。それと同じで、音程も「これが正しい音程だ」という目標さえ定まっていれば、アンブシュアを意識しなくても必要な状態に持って行けるのです。
その「正しい音程」は、自分の中に持っておく必要があります。「チューナーの針を頼ってはいけない」というのは、そういうことです。「針を見ないと高いか低いか分からない」のは、「自分では行き先が分からない自転車」と同じです。
絶対音感を身につけろ、という意味ではありません。ある音を鳴らしておいて、自分が吹いている音と聞き比べて、合っているかズレているか判断するのです。
>> パートや個人で基礎練習(ロングトーン等)をやるときは、チューニングしたあとに、ロングトーンをするんでしょうか? //
まず、個人練習ですが、ある程度はチューニングも必要です。ハチャメチャな音程で練習していては意味がありません。しかし、厳密にメーターの針を合わせても、あまり意味はありません。「絶対音感を身につける練習」ではないので、針をピッタリ真ん中に付けなくても良いのです。
「これが絶対に正しい練習方法」というのはないので、あくまで1つの考え方ですが、まず、先の回答でも書いた通り、マウスピースとバレルだけで吹けばF#の音になります(Bbクラ、Aクラの場合)。音出しの最初に、この音程が正しいか、音色が良いかを確認します。それは、(a)呼吸法が正しいこと、(b)アンブシュアが正しいこと、(b)リードの選定・リガチャのセッティングが正しいこと、を確認する意味があります。
次に、楽器に付けて、その呼吸法、アンブシュアのまま吹きます。音色、音程が明らかにおかしいときは、(a)、(b)に問題がある可能性の他に、(d)楽器の状態に問題がある可能性があります。
ロングトーン練習では、その呼吸法、アンブシュアを、全ての音域で「変えない」ことに注意します。高音はピッチが下がりやすく、音もか細くなるでしょう。それで構いません。その原因は、(楽器の状態に問題がないなら)たいてい呼吸法の問題です。
絶対に、アンブシュアで変えようとしてはいけません。なぜなら、アンブシュアを変えてしまうと、「呼吸法が乱れているのだ」という問題を認識できなくなるからです。「吹奏」楽器なのですから、息が最も重要です。その息の使い方に問題があったら、いくら練習しても上手くなれません。「自分の呼吸法には問題がある。このままでは何を練習しても上達しない」と自覚することが大事なのです。
スケール練習、エチュードなど、個人練習ですべき内容は、すべて同じように考えます。つまり、音が変わったときにアンブシュアが変わっていないか、呼吸法が乱れていないか、に注意します。
パート練習は、「集まって吹く時間」ではありません。「集まってしかできない練習」をする時間です。上でも書いた通り、1人が、ある程度マトモにチューニングします(プラスマイナス10セントくらいで十分です)。その人が吹き続けて、他の人はその音を「耳で聞いて合わせにいく」のです。「パート練習でのロングトーン」ですね。
また、ハーモニー練習(これも「耳で聞いて合わせる」トレーニングの1つ)も効果的です。パート練習でなくとも、2~3人でデュエット練習などをしても良いでしょう(お互いの息継ぎのタイミングを「読む」練習になります)。
曲練習では、息継ぎのタイミングを揃えるとか、フレーズの捉え方を揃えるとか、音量を揃えるとかをします。
まとめると...
1. 基本的に、常に「アンブシュアが変わらないこと」を意識すべきです。
2. ピッチが高い、音が細いなどは、たいてい「口の締め過ぎ」が原因です(同時に、リードの選定を誤っている場合も少なくありません)。
3. 「口を締めないとピッチが低い」のは、たいてい呼吸法に問題があります(息を使わなすぎ)。
4. 息のスピード、圧力を常に一定に保てるように意識する必要があります(従って、「口を締めずに良い音色、正しい音程で高音を吹けるだけの息」をキープする必要があります)。
5. チューナーの針を見てチューニングするのではなく、音を鳴らして、それに「耳で」合わせることが重要です。
6. 音階練習、エチュードなどのときも、常に呼吸法、アンブシュアが「変わらないこと」に注意します。
7. パート練習でチューニングするときも、「基準になる人の音」に「耳で」合わせます(1人1人がメーターの針とにらめっこ、というのは最悪です)。
8. パート練習は「集まってする個人練習」ではありません。呼吸法を揃える練習、文字通り「息を合わせる」練習をする時間です。
そして、「すぐに得られる結果」を求めてはいけません。口を締めれば(緩めれば)ピッチが変わるかもしれませんが、それは「その場しのぎ」です。だって、16分音符の1音1音、いちいち口を締めたり緩めたりできないでしょう?
呼吸法やアンブシュアを安定させるのは、時間がかかります。しかし、いったん身に付けば一生忘れません。何年も楽器を吹いていなくても、少しの練習で感覚を取り戻せます。
先輩の言うこととまるで違うでしょう? でも、少なくとも、日本でいちばん優れたクラリネット奏者の1人は、このように指導して下さいました。上で書いたのは、そのエッセンスに私なりの経験を交えたものです(誤りがあれば、その先生ではなく私の理解不足のためです)。
もちろん、先輩に対して、正面切って「間違ってる!」とは言えません。言えませんが、こっそり練習して上手くなることはできます。もし興味がわいたなら、個人練習に取り入れてみて下さい。
No.4
- 回答日時:
>> こちらを、実践してみたのですが、上がりませんでした… //
2つ、原因が考えられます。
1つは、ひび割れが2カ所も増えたということなので、楽器の状態が極めて悪い可能性があります。私なら、割れを見つけたらすぐ楽器屋に駆け込みますが、日曜日まで持って行けないのであれば、それまで吹かないほうが良いかも知れません。クラブ備品に余りがあれば、それで練習したほうが良いと思います(どうせ割れの修理には1ヶ月以上かかるでしょうから、修理に出すまでの間をマイ楽器にこだわる意味はありません)。
もう1つは、あなたの奏法の問題です。「もともと奏法が良くなかった」可能性もありますし、「調子の狂った楽器を吹き続けたせいで悪くなった」可能性もあります。調子の良くない楽器を吹き続けると、むりに音色や音程を補正しようとして奏法が乱れます。だからこそ、プロは楽器の状態に非常に気を使うのです。
実物を見ていないので何とも言えませんが、割れが2カ所も3カ所も(それも短期間に)出るというのは、控えめに見てもかなり状態が悪いと考えられます。変なクセを付けないためにも、その状態で吹き続けるのは良くないでしょう。
>> 口でもどうしようもないくらい下がりました… //
先の回答で書いたことの裏返しですが、「口でコントロールする」のは、最も良くない奏法の1つです。音程が正しくないのは、(1)息の使い方が間違っているか、(2)楽器の状態が良くない(故障だけでなく調整不十分も含めて)か、が大半です。
そして、現時点では(2)の影響が少なくないと考えられます(上述の通り、それが(1)の原因を作っている可能性もあります)。「合うはずがないもの」をムリに合わせようとしても、仕方ありません。それは、あなたの奏法の問題ではなく楽器の問題です。
しかし、少なくともマイ楽器に関しては、楽器の状態をきちんと維持することも持ち主の責任です。ムリに合わせる必要はありませんが、「ムリをしなくても合わせられる楽器」にすることは、必要です。
今さらかも知れませんが、スワブは頻繁に通していますか?
リペアラーに言わせると、内部に水滴がつき始めたらすぐに通したほうが良いそうです。ベルから水が落ちるのは論外とのこと。夏場でも20分くらい、冬場なら10分くらいでしょう。私は15分くらいを目安に、練習の区切りごとに通しています。
また、当然ながらタンポの水分をとること(目に見えて濡れていなくても湿気を含んでいるので、クリーニングペーパーを当てたほうが良い)、結合部も水分をとって(グリスを含んでいるのでスワブとは別の布を使うほうが良い)、コルクグリスも拭い取ること(カラカラにする必要はないが、ベトベトは良くない)、なども、きちんとできているかチェックしましょう。
練習中に楽器を置くときは、冷たい床などを避けたほうが良く、タオルなどで包むと温度・湿度の急激な変化を防止できます(楽器を拭いているクロスを掛けるだけでも違います)。楽器を片付けたあとも、ケースの周りをタオルなどで包むと良いでしょう。
この回答への補足
ありがとうございます
わかりました。
もうひとつRCの前に使っていた楽器があるのでそっちを持っていきます!
私のいるクラパートの先輩は
音程が合わないと
口で合わせて(きつくしたり、ゆるめたりで合わせて!)
と言われます。
今更なんですがパートや個人で基礎練習(ロングトーン等)を
やるときは、
チューニングしたあとに、ロングトーンをするんでしょうか?
それとも、ロングトーンをすると楽器が温まって音程が変わったりしますよね、
なので、ロングトーンの後にチューニングなのか…
どちらが良いのでしょうか…?
スワブは頻繁にやるように心がけています。
『ケースの周りをタオルなどで包むと良いでしょう。』
さっそくやってみます!!
No.3
- 回答日時:
>> チューニングの時にB♭以外に合わせる音というのはありますか? //
本来なら、全ての音(最低音~最高音)の音程を合わせるべきです。チューニングのときというより、個人練習の間にしておくべきことです。
しかし、大事なことは、「チューナーの針を真ん中に合わせること」ではありません。音楽は、「チューナーの針を真ん中に合わせるゲーム」ではないからです。音程がメチャクチャなのは困りますが、多少(10セントくらい)狂っていても音色が良ければ全く問題ありません。
もう少し詳しく言えば、「太くて良く響く音」というのは、多少音程がズレていても「合っているように聞こえる」のです。「細い音」で音程を合わせるのは、いわば針の先端同士を突き合わせるようなものです。「太い音」なら、手のひら同士を合わせるようなもので、多少ズレても問題ない訳です。
従って、何をおいても、まずは「良い音色で鳴らすこと」が最も重要です。ロングトーン、音階練習、チュードなどは、全てそれを目的にしていると言っても良いくらいです。
良い音色、正しい音程を作る上で欠かせないのが、正しいブレスコントロールとアンブシュアです。アンブシュアは、「口を締めるな」と言われると思いますが、プロに言わせると、「赤ん坊がおっぱいを吸う感じ」だそうです。そのくらいふわっと、しかし全周から均等に、マウスピースを支えます(もちろん、基本としてアゴを張り、ほっぺたが膨らまないようにする必要があります)。
この状態で吹くと、おそらくヘロヘロの「開いた音」になるでしょう。そのまま、息のスピードと圧力だけで良い音色になるように訓練しなければなりません。
まずは、マウスピースとバレルだけでやると良いでしょう。F#の音程ですが、締まりのない音ではなく豊かな音色になるように、息のスピードと圧力を安定させます。それができたら、楽器に付けて、解放のFから最低音までの間をロングトーン練習します。チューニングBb(の下のA)より上の音は、それがしっかりできてからです。
1にも2にも、口を締めないこと、息のスピードと圧力だけで楽器をコントロールすること、この2つが基本です(素人の私が勝手に言っていることではなくて、元N響主席の先生のメソッドです)。これができれば、たいてい音程は「それらしい範囲」に収まりますし、音色が豊かになっているので無理にメーターの針を気にする必要も減ってきます。
ちなみに、音程を確認するときは、「メーターの針を見る」のではなく、「基準音を鳴らして耳で合わせる」ほうが良いでしょう。そうしないと、音色ではなく音程ばかりに注意が向いて、知らず知らずのうちにアンブシュアが崩れてきます(口先だけでコントロールしてしまう)。
合奏でのチューニングは、たぶんBbに合わせることになっていると思います。チューニングBbが合ったら、ローBb、ハイBbも合わせてみると良いでしょう。無理に合わせなくても、「チューニングBbよりローBbのほうが高めなんだな」といった感覚を持つだけで、注意できるようになるでしょう。余裕があれば、D、Eb、Fなども吹いてみて、(基準音として鳴っている)Bbときれいなハーモニーができるか、試すと良いでしょう。
この回答への補足
こんばんは!
昨日、今日と、
『バレルと上管の間を詰めて、下管とベルの間を延ばすとバランスが取れることがあります』
こちらを、実践してみたのですが、上がりませんでした…
チューナーを見ながらやったのですが、
開放のFから下のB♭と、A(チューニングB♭の一つ下の)が
「-20」辺りまで下がっていて、
口でもどうしようもないくらい下がりました…
GやチューニングB♭はピッタリでした
クラパートのみんなに、音程が合わなすぎて
迷惑をかけてる状態です…。
更にヒビが2つ増えていました。
日曜日に楽器屋さんに持っていこうと思っています!
No.2
- 回答日時:
高校生でRCとは、羨ましい。
良い楽器なので、大切に使って下さい。私も高校生のときに親に買ってもらいましたが、師匠がRCよりR-13派の人だったので、R-13になりました。>> 上管と下管の結合部分のコルクの下の黒い木の部分に2mmほどのヒビが入ってるのを発見しました //
素人目で見てヒビだと分かるのであれば、リペアラーに点検してもらう必要があります。
基本的に、いったん割れ始めると、途中で止めることができません。すぐに接着しても、また割れ続ける場合があります。修理に出した場合、水にドボッと浸けて割れるところまで割ってから隙間に接着剤を流し込んで止める、という形の作業になるが一般的です。
しかし、だからといってそのまま放置するのは良くありません。重要な本番の直前で修理を待てない(割れ修理だと1ヶ月以上かかる場合もあります)、といった事情がない限り修理に出した方が良いです。少なくとも、「修理すべきかどうか」は修理のプロであるリペアラーに判断してもらう必要があります。
(学校備品ならともかく、マイ楽器なのですから、先生が何と言おうと、あなたが心配なら点検に出せば良いのです。もちろん費用も自分持ちですが、先生に気を使う必要はありません。)
>> 上管の音程が低くなってしまいます ~ これは、ヒビが関係しているのでしょうか? //
トーンホールまで割れていれば、その可能性もあります。タンポが浮いたり、ヒビの隙間から空気が漏れて音程が下がるからです。
そうでなければ技術的な問題の可能性が高いですが、楽器自体が新しいので、いまは状態が不安定な時期とも考えられます。新品の楽器はタンポが膨らんできたり、キーバランスが狂ってきたりしやすく、季節の変わり目でもあるので、調子は変わりやすいでしょう。
「楽器自体には問題がない」かどうかは、リペアラーに見てもらえば分かります。その意味でも、まずは楽器屋に持って行くほうが良いでしょう。
その上で、の話ですが...
上管のピッチが低いときは、バレルと上管の間を詰めて、下管とベルの間を延ばすとバランスが取れることがあります(私は、そうしています)。また、上管と下管の間も、少しなら抜いて構いません。管が密着しない分、若干音色のエッジが弱くなります。気になるようなら、チューニングリング(楽器屋で言えば通じるはず)を挿すと良いでしょう(これはこれで、ステンレスの音色が乗りますが...)。
開放のF周辺(スロート音域、ブリッジ音域)は、もともと音程が良くありません。無理に音程を合わせると音色が(もともと良くありませんがさらに)悪くなるので、調整にも限界があります。下管のトーンホールやキーを適当に押して(閉じて)みると、音が「当たる」ところがあります。ロングトーンのときはそれで音色、音程の意識を作るようにし、徐々にそういう「補助の指」なしで良い音を出せるようにしていくと良いでしょう。
ともあれ、「楽器に問題がある・ない」をハッキリさせるのが出発点です。プロに見てもらいましょう。
この回答への補足
回答ありがとうございます!!
明日の部活で、教えていただいた事をやってみます!
チューニングの時にB♭以外に合わせる音
というのはありますか?
あったら是非教えてください
お願いします!
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